「聖子派」「明菜派」が40年越しに“推し変”?「映像を見返して」明菜派へ転向した声も【読者アンケート】

1980年代、日本を分断していた……と言っても過言ではないのが「聖子派」と「明菜派」だ。AERA編集部では、あなたは「聖子派」「明菜派」というアンケートを実施した。それぞれデビューから40年以上経ったいま、推しに変化はあるのだろうか。
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ともに80年代にデビューした松田聖子と中森明菜。今年46周年を迎える聖子は、2月に自身初となる韓国公演を行ったばかりだ。一方、明菜はデビュー44周年となる5月1日に、8年ぶりのアルバム「AKINA NOTE」を発売すると発表した。
そんな日本を代表するレジェンドアイドルに関して、デビュー当初“あなたは「聖子派」?「明菜派」?”についての読者アンケートを実施すると、「聖子派」53.4%に対して「明菜派」は46.6%だった。

また、40年以上の時を経て、いま現在「聖子派」なのか「明菜派」なのかを聞いてみると、「聖子派」43.8%、「明菜派」35%、「聖子・明菜両方派」9.5%、「どちらかというと聖子派」2.5%、「どちらかというと明菜派」4.6%、「どちらでもない」4.6%となった。

双方の魅力に引き込まれ「聖子・明菜両方派」になった経緯から、「聖子派」「明菜派」を貫く理由まで、さまざまな声を紹介していく。
(この記事は、3月1~8日の期間、AERAのSNSやメールマガジンなどを通じて募集したアンケートへの回答で構成。回答289件の内訳は、男性が44.9%、女性が54.4%、無回答が0.7%でした。今回紹介するコメントは一部を割愛したり、明らかな誤字脱字を修正したり、読みやすいように句読点を付け加えたりして編集しています)
■いつの間にか両推しに
いまから46年前の1980年4月1日、「裸足の季節」でデビューした松田聖子。そして2年後の82年5月1日に明菜は「スローモーション」でデビューした。聖子、明菜というトップアイドルがいた時代から時が経ち、いつしか「聖子・明菜両方派」の“両推し”に変わったという人は多かった。

「曲の良さがどちらにもある」(聖子派→聖子・明菜両方派/50代、女性)
「どっちも好きだから選べないです」(聖子派→聖子・明菜両方派/50代、女性)
「どっちも好き! 聖子単体、明菜単体でもとってもよいけれど、聖子を聴いてから明菜の曲を聴くと、また違った魅力があり、逆もまたしかり……」(聖子派→聖子・明菜両方派/50代、女性)
「デビュー当時の明菜ちゃんの映像を見返していたら好きになっちゃいました」(聖子派→聖子・明菜両方派/50代、男性)
「聖子ちゃんが“太陽”なら、明菜ちゃんは”月“。年齢を重ねていくうちに、明菜ちゃんの“波乱万丈”の人生航路にもひかれるようになったから」(聖子派→聖子・明菜両方派/60代、男性)
「今はどちらも大好きです! 聖子さんは、趣味のバンドで歌う機会があり、色々と楽曲を知っていくうちに、可愛く魅せるのを徹底して貫いてた本物のアイドルだったんだなと気付かされました! 大人になると聖子さんも色々と苦労していたけど、それを見せずにいつも明るく振る舞っていたのかもしれない、と感じるようになりました」(明菜派→聖子・明菜両方派/40代、女性)
「長年活躍していて本当に歌が好きなのが伝わってきたから」(明菜派→聖子・明菜両方派/60代、女性)
■46年間「聖子派」一択!
「聖子派から変化なし」(聖子派/60代、女性)、「明菜派から変わっていません!」(明菜派/50代、男性)というように、ずっと「聖子派」「明菜派」という声はもちろん多かった。
「デビュー時から、もう聖子一択でした」(聖子派/50代、男性)
「松田聖子は唯一無二ですよ。聖子の声は他にはいませんよ。“聖子派、明菜派”なんて比べたらダメですよ」(聖子派/50代、男性)
■「聖子派」もカラオケでは明菜を
明菜がデビューした82年はアイドル豊作の年で「花の82年組」と言われた。生粋の「聖子派」のなかには、明菜を聞いたうえで、聖子派にとどまったというコメントも。
「明菜の曲もアルバム曲まで聞いていました。聖子は松本隆さん、明菜は来生(たかお)さん、セールスポイントも結構違いますからね。聖子の2年後に明菜デビューでしたけど、“推し変”なしで聖子ちゃんが好きでした」(聖子派/50代、男性)
「80年代、私は聖子派ですが、明菜ちゃんの曲も好きでよくカラオケで歌ってました! でも、ずっと変わらず聖子ちゃんファンで、いまも聖子派です!!」(聖子派/60代、女性)

■「死ぬまで明菜さん」という明菜派も
一方で、一途な明菜ファンも多数いる。明菜の魅力は、その個性だ。
「雰囲気!! 当時は大人っぽく魅せるのがまかり通る時代でした。媚びないところや嫌みのない素直な笑顔やたまに魅せる何気ない色気。いつの間にか好きになっていました」(明菜派/50代、女性)
「歌番組を見るようになり、『北ウイング』の頃から気づいたら明菜ちゃんが好きになっていた。歌によって違う世界観を表現している所が魅力」(明菜派/50代、女性)
明菜がデビューしてから、ファンは「聖子派」と「明菜派」に分断されていったが、明菜に魅了され、“推し変”したという声も。「聖子派」だったのに、40年以上たったら「どちらかというと明菜派」になった人も。逆に明菜派から聖子派になった人はいなかった。
「明菜の歌が刺さる」(聖子派→どちらかというと明菜派/60代、男性)「カラオケで歌える様になったから」(聖子派→どちらかというと明菜派/60代、女性)
■「聖子あっての明菜、明菜あっての聖子」
そして、「聖子派」だけど、聖子、明菜のふたりがいてくれてよかったというコメントもあった。
「僕自身は聖子ファンですが、明菜ちゃんの曲も好きで、聖子あっての明菜、明菜あっての聖子、同時代にこの2人がいてくれて良かった、というようにとらえています」(聖子派/60代、男性)
この「聖子派」「明菜派」のアンケートが盛り上がったのも、聖子も明菜もそれぞれが唯一無二の歌姫で、そんな2人がいる時代を間近で体感できたからだろう。
(AERA編集部)
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