「もらって困った手土産」は? 1752人へのアンケートで分かった、ありがたくも途方に暮れたものとは

「もらって困った手土産」は?1752人にアンケート調査!(写真/PIXTA)
ご挨拶やお土産、お礼などでいただくことのある「手土産」。相手の気持ちに感謝しつつも、「正直これどうしよう…」と、困った経験はありませんか?
そこで今回、「女性セブン倶楽部」の男女1752人を対象に「もらって困った手土産」についてアンケート調査を実施。今後、手土産を用意する際には参考にしたいような声が集まりました。
足が早くて日持ちしないもの
「知人からとあるお礼にとカステラをいただきましたが、賞味期限が翌日で困りました」(女性61歳)
「生クリームを使った、極端に消費期限の短いもの」(男性58歳)
「痩せようと必死にダイエットしているとき、ミスドや不二家の手土産をもらった、ということが何回かあります。日持ちするお菓子なら誰かにあげたりもできるけど、当日中に食べるようなものだと、太るのを覚悟で食べるしかありません」(女性51歳)
「生ホタテ貝。消費期限が短いのと、生ゴミが沢山出ること」(女性64歳)
「翌日から旅行なのに、果物のイチゴをたくさんもらってしまった時。愚息の奥さんのお母様からの手土産でした」(女性63歳)
手土産の定番とも言える食べ物ですが、賞味期限が短いものをいただくと、早めに食べなくては…と焦ってしまいますよね。家族が揃っていなかったり、出かける予定があったりして、すぐには食べられない場合も。賞味期限が短いものは、相手の都合を考えて選ぶのが良さそうです。
量が多すぎる食べ物は、食べ切れません!

野菜やお菓子はありがたいけれど、消費しきれないほど大量だとちょっと…(写真/PIXTA)
「季節の野菜や果物を近所の方や知り合いからいただくのですが、季節のものって豊作なのが同じなので、同じ食材がよく被ってしまう。しかも大量に…」(女性52歳)
「知り合いのお婆さんからいただいた、白菜のお漬物です。大量すぎて、最初はそのままのお漬物で食べ、次は卵と一緒に炒めて漬物ステーキにして食べたのですが、量が多すぎて酸味・発酵が進んでしまい、最後はもったいないけれど破棄させていただきました」(女性64歳)
「一人暮らしなのにスイカを丸々一個いただいた時は、食べきれないことが分かっていたし、割ったら人にあげられないしで困りました」(女性58歳)
「梅干しを作っているのに、よく梅干しをいただき消費しきれていません」(女性58歳)
「箱買いの和菓子や洋菓子。夫が食べないので、一人では持て余す」(女性73歳)
家族で消費し切れないくらい大量の野菜やお菓子、というのも困りもの。家族内で消費できるのが自分だけだったりすると、途端にノルマのように感じてつらくなります。とはいえ、野菜や果物は季節ものなので、どうしてもいただくものがかぶってしまうこともあるようです。
なお、今回のアンケートでは「消費期限が短いのに大量のもの」というダブルパンチ状態を挙げる人も多くいました。
「お供えに親戚からまんじゅうを20個ほどもらいましたが、賞味期限が2、3日後で、我が家には3人しかいないので、消費するのが大変でした」(女性31歳)
趣味・嗜好に合わないもの

好みや嗜好に合わないものは、その後の扱いにも困る…(写真/PIXTA)
「海外土産で、義兄からトートバッグやキャップ等をいただいたが、先ず好みでないデザインだったのと、義兄、義姉、義父、義母らとお揃いで、そういう価値観も合わず使わずにいました。会うたびに“何故使わない?”と聞かれ困りました」(女性59歳)
「最近、アルコール入りのワンカップ甘酒をもらいましたが、誰も酒を飲まないし、一度開けると蓋ができないので使い方に困っています」(女性55歳)
「ピアス穴を開けてもいないのに、知り合いがオパールのピアスをお土産に買ってきた。オパールは嫌いだったけど、“私が好きだから”って。完全に自分本位」(女性67歳)
「近所で家を建てることになった建築会社が挨拶に来て食器用洗剤をいただきましたが、うちでは使っていないメーカーのものでしたので困りました」(女性56歳)
「関西出身のせいか、味付けの濃いものが苦手で、近隣の方から頂戴した旅行土産の醤油辛い佃煮等はフードバンクに寄付させていただくことにしています」(女性63歳)
「外国からのお菓子のお土産で、香料が強く食べる気がおきないお菓子を続けていただいたとき。しかも大量に」(女性37歳)
アンケートでもっとも多かったのが、「好みでないものをもらった時」という回答でした。それは、雑貨やアクセサリー、日用品、食べ物とさまざま。いただきものだけれど、気が進まず手をつけていない食べ物がある筆者は、“フードバンクへの寄付”というコメントを見てなるほど、と思いました。食品ロスの削減と、生活支援の両方に役立つ取り組みに寄付したら、少しは罪悪感が薄まりそうです。
使い道や置き場に困るもの

置き物は飾るスペースやテイストが合うかの問題が…(写真/PIXTA)
「昔の北海道土産の定番の“シャケをくわえた熊の木彫り“。仲人をした夫婦からの新婚旅行の土産だったので玄関に飾らざるを得ず、好みではないのに捨てるわけにもいかず困った」(女性92歳)
「こけしや地方の名産の置き物。一つや二つなら飾るところもありますが、いくつもだと困ります。処分するのも気が引けてどうしたものかと」(女性70歳)
「同居家族が懇意にしている知人から絵を貰いました。貰ったからには飾っておかないとその方がまた来られた時に気まずいし、飾るために額を買わなければならないしと、余計な出費がかさむ迷惑な手土産でした」(男性61歳)
「友人からのキーホルダーやタペストリーなど。キーホルダーはすでにいっぱいあるので使い道がない。タペストリーは飾る場所もない」(女性44歳)
「アジアに行った友人からもらった謎の置物。何かの神様なのか知りませんが困ってます」(女性28歳)
「お守り。気持ちはうれしいけど着ける場所や置いておく場所に困る」(女性42歳)
置き物や雑貨は、飾る場所がなかったり、そもそも好みに合わなかったりと、ややハードルが高い手土産と言えそうです。とくに、お守りや海外の神様の像などは無下に扱うこともできず、たしかに困惑してしまいそう。
調理の仕方が分からない・調理が面倒なもの

丸魚は捌けない、タケノコは下処理が大変といった声が。共感できる人も多いのでは(写真/PIXTA)
「近所の人に大きな魚をまるごと1匹もらいましたが、捌けないし、どう調理したらよいかわからず困りました」(女性51歳)
「主人が会社関係の方からタグ付きのカニをいただきました。大きすぎて鍋に入らずに困りました。キッチンペーパーを落とし蓋のように使い、なんとか茹であげることができました」(女性54歳)
「本枯節の鰹節かたまりと削り器のセットを引き出物でいただきました。美味しかったけど面倒だったので、その削り器はその後は使っていません」(女性46歳)
「産後、栗の美味しい季節だからと義母が持ってきてくれましたが、皮を剥くのが面倒すぎて困りました。仕方なく一晩水につけ、夜中に皮を剥きましたが完成品にしてほしかったです」(女性46歳)
「ご近所の方からタケノコを貰ったのですが、茹でたことが無かったので、四苦八苦した」(女性57歳)
「親戚からもらった生きている伊勢海老。捌き方が分からないやら動くやらで、悪戦苦闘しました…」(女性24歳)
「ママ友から、かまぼこの素をもらった。こねてから茹でるのが大変だった」(女性41歳)
「ジビエ(鹿肉、猪肉)をご近所からいただきました。しかし、処理の仕方が分からないのと馴染みのない食品は食べたくないなという気持ちが強く、ずっと冷凍庫に眠っています」(女性63歳)
捌くスキルが必要な丸魚や、アク取りしなければならないタケノコなど、扱い方や調理に手間がかかるものをいただくと困る方が多数。新鮮できっと美味しい!と分かってはいるものの、調理のハードルが高いと負担になっているのがよく分かります。
保存場所に困るもの

要冷凍・冷蔵ものは、スペースを逼迫させる可能性も(写真/PIXTA)
「仲良くしている漁師さんに新巻鮭を10本もらいましたが、冷凍庫に入りきらず欲しい人を探して郵送しまくりました」(女性55歳)
「カニを大量にもらったが冷凍庫に入らず、近所のスーパーに発泡スチロールの箱をもらいに行ったりして保存に困った」(女性59歳)
「ホールケーキを貰った時。家の冷蔵庫がパンパンに入っていてすぐに食べるしかなかった」(男性22歳)
「遊びに来た友人からアイスをいただきましたが、うちはいつも冷凍庫がパンパンなので困りました」(女性40歳)
筆者も、要冷凍の贈り物をもらった時は、慌てて冷凍庫にスペースを作った経験があります。ホールケーキや箱入りアイスといったかさばりそうなものの場合は、事前に教えてもらった方がありがたいかも?
手作りの品など、衛生面に一抹の不安があるもの

どうしても、手作りに抵抗があるという人も(写真/PIXTA)
「隣人から手作りのお惣菜をいただきましたが、夫婦ともに潔癖なので手をつけることができず申し訳なかったです」(女性27歳)
「体調不良の友人から手作りハンバーグを貰ったが、食べられなかった」(女性56歳)
「義母がくれた手作りのゼリー。正直、実家へ行った時に衛生面での汚さにドン引き。いつのか分からない手作りは怖く食べられず。捨てるにも旦那は怒るし、息子にはだけは食べさせませんでした」(女性45歳)
「海外のお菓子を貰ったのですが、封が開いていて食べるのに躊躇しました」(女性56歳)
「自宅で冷凍して時間が経っているお魚をいただいたとき。冷凍庫の臭いがついていたのと、冷凍焼けしていたので調理するのに抵抗があった」(女性56歳)
「お隣さんから半分に切ったスイカをもらったのですが、ネコが行き交う玄関先でカットしてもらったので衛生面が心配で捨ててしまいました」(女性55歳)
「手作りのキムチ。タッパーがきちんと閉まってなくて、ビニールを通過して汁がバッグ全体にこぼれましたーーー!ブランドバッグがダメになりました」(女性54歳)
手作りのものは気持ちがこもっている一方で、衛生面が気になるという声が聞かれました。衛生観念は人によって異なるので、どうしても食べられなかった…というのも仕方がないかもしれません。
また、パッキングが甘くて、汁漏れという惨事に見舞われた方もいました。手作りの場合は、お店のようなしっかりした梱包でないことも多いので、持ち運びにも注意が必要かもしれません。
香りものは敬遠されがちかも…

“香り系”は好みがはっきり分かれてしまうよう(写真/PIXTA)
「外国の匂いのきつい石鹸をいただいた時は困りました…」(女性38歳)
「友人から手作りのアロマキャンドルをいただきましたが、香りが強く独特で、狭いマンションで使うのを躊躇してしまいました。かといって捨てられず、一人暮らしの限られた収納スペースを圧迫するので正直困りました」(女性53歳)
「アロマオイル(香水として使えるもの)。好みの香りではなかったが、その後その方に会うときに付けた方が良いのか悩んだ。でも好みでなかったため付けず、その話題にも触れないようにした。もらったときはありがとう~と喜んで見せたが、その後も何回かいただいて困った」(女性52歳)
「会社の同僚から甘い香りの入浴剤をもらったが、自分も家族も甘い香りが好きではないので困った。香りものをプレゼントする時は、好みを熟知した間柄じゃないと難しいなと思います」(女性34歳)
「同じフロアに85歳のお婆ちゃんが居て、何かと面倒を見ていたら、誰かから貰った羊羹とか(期限切れ)、お友達から貰った温泉卵とか持ってきてくれるのですが…その方、凄くヘビースモーカーで、全てにタバコの臭いがついていました。とてもじゃないけど…食べられないです。ゴメンなさいして捨てています。でも私はお返しをしなくてはならなくて…損している感じがします」(女性45歳)
石鹸や香水、アロマといった香りのあるアイテムは、好みが大きく分かれるジャンル。香りに敏感な人もいるので、相手の好みを把握した上でセレクトするのが無難かもしれませんね。また、いただきものがタバコの臭いや部屋の臭いに染まっていた…というケースも聞かれました。
もらったものが傷んでいた・賞味期限が切れていた

せっかくいただいても、傷んでいるとちょっと残念…(写真/PIXTA)
「近所の方から、食べきれないからと賞味期限が切れた生ものをいただいて、困ったことがありました」(女性41歳)
「ベトナムの方が、実家の手作り干しバナナを里帰り後に持ってきてくれたのですが、飛行機に乗ってたし傷んでる感じで、こっそり捨てました。罪悪感がすごかった」(女性53歳)
「古古古古古米をいただきましたが、虫もいたので申し訳ないのですが雀にあげました。近所のおばあちゃんにいただいたのですが臭いし困りました」(女性62歳)
「同僚からカボチャをもらったら、中にいっぱい虫が入ってて食べられなかった」(女性50歳)
「いただいた果物がほとんど傷んでいた」(女性34歳)
善意であっても、すでに傷んだ食品や賞味期限切れのものを受け取ると、残念な気持ちになってしまいますよね。相手に感想を求められたりすると、正直に言っていいものかも迷いそうです。
アレルギーなどで食べられない、使えない…

時には命にかかわることもあるアレルギー。心配な場合は、相手にアレルギーの有無をうかがうといいかも(写真/PIXTA)
「長野のりんごをいただきました。ありがたかったけど、アレルギーで食べられなかったです」(女性41歳)
「マンゴーを親戚からいただきましたが、アレルギーがあり困りました」(女性53歳)
「甲殻類アレルギーなので、原材料にエビが入っているとどんな間柄でもテンション下がります」(女性44歳)
「職場の方から靴下をもらいましたが、敏感肌の私には合わず…。でも捨てるのももったいないのでずっと保管してます」(女性35歳)
食べ物の手土産では、アレルギーの有無も重要なポイント。とはいえ、明確に把握しているケースばかりではありませんよね。心配な場合は、野暮だとか考えずに、事前にうかがうのがベストかもしれません。
花や観葉植物は、その後のお世話が大変なんです…

水かえや傷んだ花の処理など、その後のお世話が必要な花(写真/PIXTA)
「寿退社や、出産祝いでお花を貰った時。花瓶は持ってないし、トイレや窓際、玄関に置き場もないので、大きいコップに入れて食卓テーブルに置いたけれどすごく狭くなった…。アパート暮らしの方へはお花のプレゼントは控えようと思うようになりました」(女性37歳)
「仕事関係の人から、規格外で売り物にならないというビニール鉢の胡蝶蘭を2株いただきました。高さもあり、このままでは自立できません。さあ~大変!家にある鉢に詰め物をして何とか倒れないように整えましたが、我が家には過ぎるプレゼントでした… 」(女性65歳)
「花です。身内からでしたが、花瓶をほとんど処分しました。生花は水替えなど管理の必要があるほか、しおれた花を除いたりしなければならなかったので」(女性55歳)
「近所のおばあちゃんが、庭に植えなさいと野菜の苗をよくもってきます。ある日なんか花の苗を勝手にうちの玄関の土に植えてました」(女性52歳)
「友達から桃の花というか桃の花の枝をもらいましたが、のこぎりでないと切れないため、活けることもできず困りました」(女性62歳)
華やかな手土産の定番である花。しかし、飾るスペースやその後のお世話がネックとなり、もらっても困ると感じる人が少なくありませんでした。そもそも、花器を持っていなくて飾ることができない、という人も。
職場に個包装されていない食べ物は要注意!?

職場ではぜひ個包装のものを…(写真/PIXTA)
「職場でホールケーキをいただいた際に、切り分けて配るための包丁と紙皿、使い捨てのプラスチックフォークを買いに行かなければならず、手間になるだけだった」(女性46歳)
「小分けになっていない大きな羊羹を会社の上司からもらいました。うまく切れないし、大きすぎて食べるのが難しかったです」(女性31歳)
「職場で個包装されていないおまんじゅうをいただき、その場で食べないといけなかった」(女性42歳)
職場への手土産シーンでは、“配りやすさ”を意識したいところ。個包装でないお菓子や大きなスイーツは、切り分けや取り分けの手間が発生し、かえって負担に…。職場では“個包装”のものでスマートなやり取りが喜ばれるようです。
出先では地味にツライ重いもの・生もの

持ち運び時間が長い場合は、重い・生ものだと相手に負担をかけることに…(写真/PIXTA)
「出先でお土産にワインをいただきましたが、帰路の混雑した電車やバス内で重いし割れないように気を付けないといけないしで疲れてしまいました」(女性67歳)
「泥だらけの採れたて野菜を農業用の袋一杯…嬉しいけれど…2時間かけて地下鉄で都心まで帰るんですが…」(女性57歳)
「ガラス瓶に入ったフルーツジュレ。細長くて食べづらかったし、瓶だから重いしで、反面教師として自分は選ばないようにしようと思いました」(女性47歳)
「相手のお宅で要冷凍の物をもらうと、他に用事をして帰るつもりが家に一度帰った方がよいなとなり少し不便です」(女性43歳)
外出先や旅行先で受け取る手土産は、持ち帰りやすいとありがたいところ。重いものや割れやすいもの、要冷蔵の食品などは、移動中に気を使うため、ありがたいはずなのにツライ…と印象も変わってしまいそうです。
その他、こんな困ったものも…
「以前、会社の上旬から、コップの下に置くと水がキレイになるカードだと言って、どこからか買ってこられた物を渡されて、大変困りました」(女性44歳)
「フィリピン出身のママ友からフィリピン土産だとTバックの下着をいただいた」(女性64歳)
「我が家はIHクッキングヒーターなのだが、友達の結婚式の引き出物がIHに非対応の無水調理鍋で、そのまま十年近く眠っている。捨てるに捨てられない」(女性41歳)
「盆、正月、5月の連休に帰省してくる甥は、いつも同じメイプル味のお菓子を必ずお土産で持ってきてくれます。ただ、同じ物ばかりで飽きてしまい、家族も食べなくなりました。違う物にしてとは言えず、友人等に配っています」(女性70歳)
「職場の人から海外の調味料をお土産にもらったのですが、説明が外国語で読めず、使い方が分からなかった」(女性43歳)
「子どもへともらったおもちゃですが、子どもの年齢より幼いもので親子で戸惑いました」(女性38歳)
このほかにも、「使い方が分からないもの」や「生活スタイルに合わないもの」など、さまざまなエピソードが寄せられました。また、いつも同じものをいただいて飽きてしまった…といった声もちらほら聞かれました。
渡した手土産が気に入ってもらえないと残念ですよね。いざ贈る側となる際は、今回のアンケートを参考にしてみてはいかがでしょうか?