永瀬廉、ジュニア時代の苦行語る「当時の自分にとっては苦行であった」

一途な愛を描く和風ファンタジー, 永瀬廉が思い出の地・八尾に凱旋, 永瀬廉と伊藤健太郎の6年ぶりの共演, 関西弁での名セリフ披露に歓声, 映画「鬼の花嫁」あらすじ

映画「鬼の花嫁」大阪舞台挨拶より

King&Princeの永瀬廉と伊藤健太郎が3月30日、大阪のMOVIX八尾で行われた映画「鬼の花嫁」の公開記念舞台挨拶に登壇した。3月27日に公開を迎えた本作は、永瀬と吉川愛がW主演を務める。本イベントにて、主演を務める永瀬は、地元・八尾の会場への想いや、約6年ぶりの共演となる伊藤と共に互いの印象などを語った。また、イベントでは劇中の名セリフを関西弁で披露する一幕もあり、会場は歓声に包まれた。

一途な愛を描く和風ファンタジー

本作は、2020年より刊行され多くの読者から支持されたクレハ氏の小説を原作としている。同原作は、2021年より電子雑誌「noicomi」にて富樫じゅん氏作画によるコミカライズとしてスタートし、「コミックシーモア年間ランキング 2022・2023」少女コミック編で2年連続1位を獲得。その後、シリーズ累計発行部数650万部を突破し、数々のランキングを席巻した和風恋愛ファンタジー「鬼の花嫁」が、永瀬廉と吉川愛のダブル主演により実写映画化された。

本作は、「優れた容姿と能力で人々を魅了するあやかしたちは、時に人間の中から花嫁を選ぶ」「あやかしにとって花嫁は唯一無二の存在であり、一度見初めたら生涯その花嫁だけに愛を捧げる」という世界線のストーリー。家族から虐げられてきた柚子(吉川愛)が出会ったのは、あやかしの頂点に立つ「鬼」の一族の次期当主・玲夜(永瀬廉)だった。この出会いをきっかけに、2人の運命は大きく動き出していく。

一途な愛を描く和風ファンタジー, 永瀬廉が思い出の地・八尾に凱旋, 永瀬廉と伊藤健太郎の6年ぶりの共演, 関西弁での名セリフ披露に歓声, 映画「鬼の花嫁」あらすじ

映画「鬼の花嫁」ポスター

永瀬廉が思い出の地・八尾に凱旋

同日行われた、舞台挨拶に登壇したのは、鬼の一族の次期当主・鬼龍院玲夜役の永瀬と、妖狐のあやかし・狐月瑶太役の伊藤。永瀬は「僕の覚えている“最古の映画鑑賞”の場所」「何度も映画を観に来た」と、会場であるMOVIX八尾への想いを語った。

永瀬にとって同会場は、かつて客として映画を観に来ていた原点ともいえる場所。学生時代の思い出が詰まった場所で主演作を携えての凱旋に、「まさか八尾で舞台挨拶をする日が来るとは思っていなかった。懐かしい気持ち」と感慨を口にする。

一方、同会場について伊藤は「僕の地元でもある八尾で(笑)」と切り出すと、永瀬がすかさず「違うよね(笑)」と突っ込みを入れる。2人の仲睦まじいやり取りが披露され、会場は笑いに包まれた。

永瀬廉と伊藤健太郎の6年ぶりの共演

永瀬と伊藤は、映画「弱虫ペダル」(2020年)以来6年ぶりの共演となる。劇中では一人の花嫁を巡り激しく対立する2人だが、久々の再会について永瀬は、「2人で舞台挨拶に回ることがなかったので、『健太郎くんこんなボケツッコミしてくれる人だったんだ』と印象が変わりました」と、宣伝活動を通じて知った伊藤の意外な一面に驚いた様子を見せた。

一方の伊藤は、永瀬を「相変わらずかっこいいですね」「八尾が生んだスター」と称賛。それに対して永瀬は「自称・八尾の神です!」と冗談を飛ばす場面もあり、空白期間を感じさせない息の合った掛け合いで会場を沸かせた。

公開後の反響について、永瀬は関西ジュニアの後輩から演技を褒められたエピソードを紹介。「いつか一緒にお芝居をできたら…」と、次世代への想いを語った。また、伊藤も自身の家族が作品の世界観を楽しんでいたことを明かし、「僕もいつか親と一緒に仕事ができたらと思っています」と、ユーモアを交えて作品の手応えを語った。

一途な愛を描く和風ファンタジー, 永瀬廉が思い出の地・八尾に凱旋, 永瀬廉と伊藤健太郎の6年ぶりの共演, 関西弁での名セリフ披露に歓声, 映画「鬼の花嫁」あらすじ

映画「鬼の花嫁」大阪舞台挨拶より

関西弁での名セリフ披露に歓声

大阪でのイベントに合わせ、劇中の印象的なセリフを関西弁で実演する企画が実施された。永瀬は物語を象徴するフレーズ「見つけた、俺の花嫁」を「見つけたで、わいの花嫁」とアレンジして披露。これには会場からも歓声が上がった。

その後、永瀬が演じるあやかしの頂点に立つ“鬼”にちなみ、関西人と他の地域の人を比べて「鬼やな!」と感じたエピソードトークへ進行。永瀬はジュニア時代に舞台で漫才をこなしたという経験を挙げた。「当時の自分にとっては苦行であった」と語りながらも「この経験は『関西ジュニアの強みだな』と思った」「自分が書いたネタが想像以上にウケた」などと当時を明るく振り返った。

続いて伊藤は、舞台での経験を披露。「東京公演でウケたシーンを大阪でもやったときに驚くほど“シーン”となった」という、土地によるリアクションの違いを語った。

最後は会場一体となって「八尾ー!」と叫び大きな拍手が送られると、永瀬は「僕の小さい頃を育てていただいた八尾に、自分の主演映画を引っ提げて来れたことを非常に嬉しい」「自分にとってもより特別な映画になった」と締めくくった。

映画「鬼の花嫁」あらすじ

あやかしと人間が共存する世界。特にあやかしの中でも最も強く美しい“鬼”の花嫁に選ばれることは、最高の名誉と言えた。妖狐の花嫁である妹と比較され、家族から愛されず虐げられてきた柚子(吉川)が出会ったのは、あやかしの頂点に立つ“鬼”だった。

「見つけた、俺の花嫁――」

鬼の一族の次期当主・玲夜(永瀬)に花嫁として見出され、戸惑いながらも彼の誠実さに惹かれていく柚子。生まれながらに一族の行末を背負い、孤独を抱えていた玲夜もまた、柚子によって癒やされていく。

次第に互いの愛を確信していく2人があやかしの世界に巻き込まれる不安や運命に翻弄されながらも、真実の愛を掴もうとする姿を描く。