「豊臣兄弟!」色気封印…慶(吉岡里帆)を探せ状態! 出番一瞬セリフなし…寧々(浜辺美波)3週不在、癒し不足に大河ファンブーイング

慶(吉岡里帆)(C)NHK

26日に放送されたNHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」(総合ほか)の第16回は、吉岡里帆演じる慶の出番がわずか20秒あまりで終わり、さらに浜辺美波演じる寧々が登場しないまま放送が終了した。戦国時代を舞台にした骨太の「豊臣兄弟!」は、木下小一郎長秀(仲野太賀)と兄・藤吉郎(池松壮亮)を中心にした群像劇だが、2人の“ヒロイン”を楽しみにしている視聴者も少なくない。ちなみに慶は近々の2話でそれぞれ出番が1シーンのみで、少ないながらも言葉を交わすやりとりがあったが、ついにこの日は吉岡のセリフはなく、寧々に至っては3週連続で出番がないという状態が続いている。男たちのぶつかり合いは見応え十分だが、「癒し」を求める視聴者にとっては不満が残る45分で、SNSに「慶さん、何しに来たんだろうか」「説得パートこそ寧々さんが必要」などの声が寄せられている。

宮部継潤(ドンペイ)、弥助(上川周作)、とも(宮澤エマ)(C)NHK

「豊臣兄弟!」とは?

木下藤吉郎秀吉(池松壮亮)、寧々(浜辺美波)(C)NHK

天下人となる兄・豊臣秀吉(池松壮亮)を補佐役として支えた弟・秀長(仲野)の目線で戦国時代をダイナミックに描く大河。連続テレビ小説「おちょやん」や、「半沢直樹」「下町ロケット」「陸王」(以上、TBS)などのヒット作で知られる八津弘幸さんが脚本を担当する。

比叡山の地獄絵図、光秀や小一郎の苦悩などてんこ盛りの内容も…

この日の放送は、織田信長(小栗旬)による比叡山焼き討ちの顛末が描かれた。信長は、敵対する浅井長政(中島歩)と朝倉義景(鶴見辰吾)を匿い、和睦後も恭順する意向を見せない比叡山延暦寺に対し、「見せしめ」として老若男女問わず皆殺しの受け焼き討ちという非情な報復を敢行。将軍・足利義昭(尾上右近)が送り込んだ明智光秀(要潤)をスパイと疑い、あえて実行役を命じてその忠義心を試した。藤吉郎も自ら志願して光秀とともに仕事に当たるが、その狙いは信長の命に背くことになるのを承知のうえで、女や子供を逃がすことにあった。命令どおりに虐殺を遂行した光秀は信長から高く評価され、城を築く許可をもらう一方、藤吉郎は切腹を命じられてしまった。しかし、小一郎が浅井討伐に欠かせない猛将・宮部継潤(ドンペイ)の調略に成功、藤吉郎の人柄に打たれた継潤が織田に下ることを決意したため。藤吉郎はなんとか切腹を免れた。

比叡山境内での虐殺など衝撃的なシーンや、2人の主君に引き裂かれる光秀の苦悩が色濃く描かれた第16回には、小一郎が継潤調略のために、姉・とも(宮澤エマ)の息子でまだ4歳の万丸(藤田蒼央)を養子に出してほしいと目を潤ませて説得する切ない場面もあり、かなりハードな内容になった。大河ファンにとっては見所満載のエピソードとなったが、豪華な女性陣たちの共演、特に慶と寧々の登場を楽しみにしている視聴者にとっては、不完全燃焼な内容になったようだ。

慶は秀長の正妻で、のちに慈雲院と名乗ることになる。激動の時代を生き抜き、やがて兄嫁の寧々とともに豊臣兄弟を支える存在となる。夫が大和国の統治を任されると、ともに大和郡山城に入り、夫の晩年まで連れ添う。第13回(5日放送)で小一郎のもとに嫁いできたが、前夫を戦で亡くしており、そのきっかけを作った小一郎や、織田家の面々を憎んでいる。また金で男を漁っている女狐とのウワサもあり、新婚早々、小一郎との夫婦関係に暗雲が垂れこめている。第15回(19日放送)では、閉ざした心が揺れ動くような兆しが見られたため、この日の放送でどんな態度を見せるのか期待していた視聴者が多かったようだが、この日の出番は、終盤のたった約20秒のみ。

藤吉郎のもとを訪れた継潤が、ともと弥助(上川周作)夫婦に万丸が健気に過ごしていると近況を伝えているところで屋敷の門のところに現れ、包みを持って物憂げな表情を浮かべたまま、何も言わずに静かに立ち去っていった。SNSには

「慶さん、何しに来たんだろうか」

「なんでお慶さん!?」

「自分の子を人質に出したことあるんかな?」

「慶、最後に数秒出たけどセリフなし」

「慶の包み気になる」

「慶は何しに屋敷に?」

「慶さんにもお子がいたのかな」

などのコメントが続々。BS視聴組が

「20時から見る方は吉岡里帆探しがオススメw」

とイジるほどの謎めいた出番となった。

一方、藤吉郎と相思相愛で結ばれた寧々は、子供がいないこともあって、ずっと恋人同士のような関係を保っている。2人のラブラブぶりは、今作で一服の清涼剤となっており、寧々の出番を楽しみにしている大河ファンは少なくない。そんな寧々は、第13回(5日放送)から実に21日間も不在の状態が続いている。今回は特に小一郎がともを説得する場面で寧々と慶が不在だったため、

「ともさんへの説得パートこそ寧々さんが必要だったでしょう」

「この場に寧々様とお慶さんもいるべきじゃないか…」

「吉岡里帆と浜辺美波が見たい」

などと残念がる視聴者が目立った。不自然な不在に

「スケジュールの都合なのか?」

とツッコむ人もいた。