クレーム客に新人が神対応…デパコス美容部員のお仕事コメディに「心あったかくなった」の声【漫画】

『デパコスカウンターは今日も修羅場です~BA下剋上物語~』が話題

コミックの映像化や、小説のコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回は、レタスクラブやダ・ヴィンチWebで連載中の、ユキミさんが描く『デパコスカウンターは今日も修羅場です ~BA下剋上物語~』より第5話をピックアップ。

ユキミさんが4月4日にX(旧Twitter)でを投稿したところ、1.7万件を超える「いいね」と共に、多くの反響コメントが寄せられた。本記事では、ユキミさんにインタビューを行い、創作のきっかけや漫画を描く際のこだわりについて語ってもらった。

返品したいというお客さんを新人美容部員が接客

『デパコスカウンターは今日も修羅場です~BA下剋上物語~』第5話(1/20)

ある日、開封済みのリップを返品したいという客が来店。その場にいた新人美容部員の花巻が対応することになった。返品の訳を聞くと、先輩美容部員である桜城がカウンターで接客した際、強い勧めもあって勢いで購入してしまったのだと言う。後日自身で使用すると、鏡に映った自分の顔に違和感を感じてしまったのだと悲しそうに説明する客。

花巻はその客を丁寧に接客。購入したリップの色味とお客さんの肌の色を見て、どうにか購入済みのリップを活かせないかと、別のリップを使用して自分なりの提案をする。

結果、その提案を気にいった客は、新たに別のリップを購入。新人の花巻に感謝の言葉を述べて、気持ちよく帰って行ったのだった。

作品を読んだ読者からは、「接客とは何かを思い出させてくれるような漫画」「こういうbaさんに出会いたい」「続き気になりすぎる」など、反響の声が多く寄せられている。

作者・ユキミさん「キャラの個性を大事に描けるよう頑張りました」

『デパコスカウンターは今日も修羅場です~BA下剋上物語~』第5話(4/20)

――『デパコスカウンターは今日も修羅場です ~BA下剋上物語~』は、どのようにして生まれた作品ですか?きっかけや理由などをお教えください。

いつもお世話になっている編集担当さんの前職エピソードから生まれました。

私もコスメが大好きなので「実は私前職、某ブランドのBAでして…」と聞いたときは大変胸アツでした。

当時Xで某デパコスカウンターが「BAが怖い」「あのカウンターのBAたちは軍隊」というpostが盛り上がっていたのもあり、そこから担当さんの過去話など2人で話しを広げて生まれた作品です。

――今作を描くうえで、特に心がけているところ、大切にしていることなどをお教えください。

クセ強BAお嬢に新人梨帆、他にもたくさんのBAや人物が登場するので、読者の方に「このキャラいいな!」と共感や愛着をもっていただけるよう、キャラの個性を大事に描けるよう頑張りました。

キャラクター1人1人が際立つように、本編には描いていない細かいところまで設定を考えてたので(好きな食べ物や休日の過ごし方など)作者である私も登場キャラたちに非常に愛着があります。

ちなみにお嬢の好きな食べ物はみかん(ビタミンが豊富だから)。主な休日の過ごし方はコスメショップパトロール、買うというより他ブランドのBAの接客を「甘いわね~」などと、ジャッジすることが生きがいなようです。

――第5話のなかで、特に気に入っているシーンやセリフがあれば、理由と共にお教えください。

お客さんがリップを手にしょんぼりしている姿を見て「キレイになるためのアイテムなのに悲しすぎる…」という新人BA梨帆の一言が印象に残っています。

私もコスメはついトレンドや世間のおすすめを「買わなきゃ!」と焦るように手に取ることがあり、いざ使ってみると「なんだか身の丈に合わずに使いこなせない…」とモヤモヤ。

いつしか買ったコスメを楽しみながら使ういうよりは「トレンドのこれを使いこなすことがゴール!」という、いつのまにかメイクの時間が修行になっていた経験がありました…。

この5話の梨帆をきっかけに、自分がご機嫌でいられる楽しいコスメ選びをしよう!と改めて思えるようになりました。

――X(旧Twitter)の投稿には多くのいいねやコメントが寄せられましたが、特に印象に残っているコメントなどはありますか?

同じ漫画ブロガーさんたちからいただいたコメントはとても嬉しかったです。

他には「百貨店の売り場で一番キツいのは化粧品売り場」とコメントくださった方がいて、やっぱりこの修羅場はどこのカウンターも同じなのか…!と、今も現場の最前線で働いているBAさんたちのすごさを改めて知りました。

――ユキミさんご自身や作品について、今後の展望・目標をお教えください。

『デパコスカウンターは今日も修羅場です ~BA下剋上物語~』の海袋クレシアンBAたちのサイドストーリーを描きたい、というのが夢の1つです。

おねえBAのJUNが美容の道を目指したきっかけ、家庭とBA二足のわらじを履く洋子さんの1日、お嬢のその後などなど、「デパコス」第2弾が描けたらとっても嬉しいです!(夢は大きく!!)

他には、普段は小学生息子との育児エッセイを描いているのですが、老若男女問わず愉快な人間を描くのが大好きなので、今作のように誰かのお仕事や人生の漫画を作画をしたいです。

――最後に、作品を楽しみにしている読者やファンの方へ、メッセージをお願いします。

この度は『デパコスカウンターは今日も修羅場です ~BA下剋上物語~』を読んでくださり、ありがとうございます!

応援したくなるキャラはいましたか?

またはこいつだけは許さん!!と怒りを感じたキャラはいましたか?

お気に入りのデパコスカウンターと重なる点はありましたか?

はたまた、これを機にデパコスカウンターへ行ってみたい!って思った方はいますか?

読んだ方とそんな話で盛り上がれたら嬉しいな、と思いながら描きました。

細く長くをモットーに、これからも漫画界隈の末席に気合いを入れてしがみつきますので、どうかこれからも見守ってください。

そして今作を手に取ってくださった方、是非レビューの投稿をしていただけるととっても嬉しいです!