朝ドラ「あんぱん」第8週(5月19日~)のぶ(今田美桜)に縁談、揺れる嵩(北村匠海)らの心、視聴者は戦争激化で豪ちゃん(細田佳央太)心配

連続テレビ小説「あんぱん」の登場人物、原豪(細田佳央太)(C)NHK

女優の今田美桜が主人公の朝田のぶを演じるNHK連続テレビ小説「あんぱん」(総合など)第8週「めぐりあい わかれゆく」(第36~40回)の予告が16日、放送された。次週ではのぶがお見合いを。彼女に思いを寄せる柳井嵩(北村匠海)と千尋(中沢元紀)兄弟の心が大きく揺れるものと思われ、SNSにも大きな反響が寄せられている。

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戦地の兵隊のために慰問袋作りや献金活動を行い「愛国のかがみ」とたたえられるようになったのぶは、東京生活を満喫する幼なじみの嵩に声を荒らげてしまったことを後悔していた。

夏休みになり、嵩が東京高等芸術学校のクラスメイト、辛島健太郎(高橋文哉)を連れて帰省。のぶの妹、メイコ(原菜乃華)と健太郎の計らいで海へ行き、2人はわだかまりを解消した。健太郎の「嵩は天才」という言葉を受け、のぶも嵩の絵を「見た人がやさしい気持ちになる」と絶賛。その言葉が嵩にはとにかくうれしかった。帰京前、嵩はのぶに銀座で買った赤いハンドバッグを渡そうとするが、のぶは「こんなぜいたくなもん、もらうわけにはいかん」「戦地の兵隊さんのこと考えてみいや」と受け取りを拒否。嵩は「美しい物を、美しいと思ってもいけないなんて…そんなのおかしいよ。そんなの…。のぶちゃんが先生になったら、子供たちにそんなふうに教えるの? そんな先生、僕はヤダな」と反論し、2人は口論になってしまった。

(中央)朝田のぶ(今田美桜)(C)NHK

嵩は結局、東京土産をのぶに渡せないまま帰京することに。のぶも嵩を傷つけてしまったことを後悔していた。そんな姉にメイコは、嵩が今日の最終列車で帰京することを教えた。のぶは急いで駅に向かうが、嵩は1本前の汽車に乗り、健太郎と東京に向かっていた。駅舎には往診から帰った嵩の伯父、寛(竹野内豊)がおり、のぶは、寛と話をするなかで、嵩とは考えや進む道が違ってしまったと吐露。寛は「のぶちゃんは、信じる道を正直に走っていけばえい」と励まし、嵩も自由に自分の道を歩んでいると語った。そして、今は平行線でも、いつか道が交わる日が来るかもしれないと伝えた。さらに、嵩とのぶが出会い、共に泣き、支え合ってきたことへの感謝を述べ、「ほんとに…ありがとにゃ。のぶちゃん」と伝えた。その言葉をのぶは泣きながら聞いた。

昭和13(1938)年1月。朝田石材店で働いていた石工、原豪(細田佳央太)の出征か数カ月が経った。のぶが卒業を控えるなか、担任の黒井雪子(瀧内公美)は、のぶが偽名「柳井嵩子」を使う男性と文通していることを知り、その手紙を見せるように迫った。のぶは5通の手紙を見せながら、自分がいかに嵩に救われ、元気づけられてきたかを改めて思い知った。そして「けど…もう手紙がくることはないと思います」というのぶ。黒井は「あなたはやっぱり弱い」とし、教師になるのではなく結婚して家庭に入ることを勧めた。

のぶは卒業後、地元に戻ることを希望していた。ほどなくして、のぶの御免与尋常小学校への配属が決まった。同級生の小川うさ子(志田彩良)は黒井のもとで後輩の指導にあたることになった。卒業式の日、のぶは黒井にこれまでの指導を感謝。黒井は「朝田さん、愛国の…かがみたれ!」という言葉でのぶを送り出した。同年4月、母校の教壇に立ったのぶは、新米教師としての第一歩を踏み出した。

予告によると、第8週でのぶに縁談が舞い込み、商船学校を卒業し一等機関士として働く若松次郎(中島歩)とお見合い。若松から「生涯の伴侶となっていただけますか?」と頼まれるシーンがあった。メイコたちは「お姉ちゃんには心に決めた人がおると思うちょうた」。また、のぶに思いを寄せる嵩と千尋のシーンに「気持ちを伝えられんままでよかと?」という言葉が重なり、最後にのぶが「正直な気持ちはまだ何もお話ししてません」と伝える場面で締められていた。

SNSには「のぶがお見合いかぁ」「来週の予告に中島歩さん!」「お見合い相手がまさかの…(『不適切にもほどがある!』出演者が)3人そろった!」「嵩には誰がのぶがお見合いすることになったと伝えるんだろう」などの声。また、この日の放送で朝田家の次女、蘭子(河合優実)が愛する原豪(細田佳央太)のはんてんを触りながら帰ってくるのを待つ短いシーンがあったことから「豪ちゃん蘭子のためにも帰ってきてね」「来週は戦争激しくなるのか? 蘭子が豪の服を触るシーンあったけど、彼は生きているのか?」といったコメントもあった。

朝田のぶ(今田美桜)、黒井雪子(瀧内公美)(C)NHK

「あんぱん」とは?

人気アニメ「アンパンマン」の原作者として知られるやなせたかしさんと小松暢さんの夫婦をモデルにした朝ドラ。生きる意味も失っていた苦悩の日々と、それでも夢を忘れなかったヒロインとその夫の人生を描く。脚本は中園ミホさん。主題歌「賜物」をRADWIMPSが歌い、「語り」を同局の林田理沙アナウンサーが務める。