朝ドラ「あんぱん」第9週(5月26日~)のぶ(今田美桜)次郎(中島歩)と結婚へ、寛(竹野内豊)“退場”か…波乱の連続で視聴者悲鳴

連続テレビ小説「あんぱん」の登場人物、柳井寛(竹野内豊)(C)NHK
女優の今田美桜がヒロイン朝田のぶを演じるNHK連続テレビ小説「あんぱん」第9週「絶望の隣は希望」(第41~45回、26日から)の予告が23日、放送され、その衝撃的な内容に視聴者から悲鳴に近い声がSNSに寄せれている。
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昭和14(1939)年10月、教師になって1年半が経ったのぶは、母校で児童に愛国心を教える日々を送っていた。一方、東京高等芸術学校に通うのぶの幼なじみ、柳井嵩(北村匠海)は、のぶへの思いを断ち切れず創作活動に集中することができずにいた。まもなく二十歳になり、世間から「愛国のかがみ」とたたえられるのぶには多くの縁談が舞い込んでいたが、教師の仕事を続けたいのぶはずっと断り続けていた。
ある日、亡き父、結太郎(加瀬亮)のことを知る知人の妻、若松節子(神野三鈴)の勧めで、のぶは彼女の息子の次郎(中島歩)と人生初の見合いをした。当日、2人きりになったのぶは、まだ結婚の意思がないことを正直に告白した。それは次郎も同じで2人は意気投合。仕事のことや結太郎の話題で盛り上がった。
時を同じくして、のぶの妹、蘭子(河合優実)が思いを寄せていた原豪(細田佳央太)の戦死公報が届き、朝田家は深い悲しみに包まれる。蘭子は「立派な死」と称賛されることに反発。のぶとぶつかった。
休暇明け、教育勅語を暗唱する児童の姿に初めて辛さを感じるのぶ。嵩は弟、千尋(中沢元紀)からの手紙で、豪が戦死したこと、のぶに縁談が殺到していることを知る。
一方、次郎は見合い後に気持ちが変わり、のぶに正式な結婚を申し込んだ。のぶは返事を保留したが、祖母のくら(浅田美代子)たちは結婚を後押し。のぶとずっと口を聞いてなかった蘭子は、自分に気兼ねすることなく結婚すればいいとのぶに話しかけ、のぶは子供たちのお手本にならないといけない存在で、自分のせいで行き遅れたら迷惑だと言った。
嵩は学校で時代に逆行するような銀座の華やかな絵を描き上げた。その出来栄えを担任の座間晴斗(山寺宏一)が絶賛。嵩は卒業制作を仕上げた後、のぶに会いに行き、気持ちを伝える決意をした。
12月、柳井家に嵩から手紙が届いた。卒業制作を最高傑作にする決意と、製薬会社に就職が決まったことが記された手紙に、伯父の寛(竹野内豊)は喜んだ。
そのころ、のぶには1カ月前、海に出た次郎から手紙が届いていた。暮れに高知に戻ってくるという。けじめをつけたいのぶは、結婚の申し込みを正式に断るつもりで次郎に会いに行った。結婚しても教師は続けてほしいと言う次郎に、のぶは「私は、子供らあに体操や学ぶことの楽しさ、夢を持つことの大切さを教えとうて教師になりました。けんど…気がついたら、兵隊さんになって、お国にご奉公する子供らあを育てよりました」と自分の思いを口にした。次郎は「そんなに重い荷物を担いでいたら船は沈没しています」と優しく説き、戦争が終わったら世界中の人々をカメラで撮影したいという夢を語った。まだしたいことが思いつかないと話すのぶに、「ゆっくり考えればえいです。のぶさんは足が速いき、すぐ追いつきます」と伝える次郎。それは、のぶが幼いころ結太郎に言われた言葉だった。
のぶは次郎と別れたあと、踵(きびす)を返して走り、次郎に追いついた。そして呼吸を整えて「こんな私でよかったら…不束者ですけんど、よろしゅうお願いいたします!」と言い、次郎との結婚を受け入れた。のぶの決断を家族は祝福。蘭子も「行き遅れんでよかったね」と声をかけた。
第9週「絶望の隣は希望」の予告は、嵩がふて寝しながら「もう何もかも遅かったよ…」と絶望する場面から始まり、その後、嵩が次郎と対面するシーンが続いた。また、結婚式に臨むのぶのカットでは「うちは嵩の一番古い友達やき」というセリフが重なった。一方、不穏な展開もあるようで、陸軍が朝田パンに抗議するところや、母の羽多子(江口のりこ)が国防婦人会に詰め寄られるシーンも。蘭子は相変わらずで「もう戦争なんか関わりとうない」とつぶやき、パン職人の屋村草吉(阿部サダヲ)も戦争にかかわるのを拒絶している。気になるのは涙を見せる寛の妻、千代子(戸田菜穂子)の姿。その意味は? 最後はのぶの妹、メイコ(原菜乃華)が「このままやったら家族がバラバラになってしまう」というセリフで締めくくられていた。

第37回場面写真より。朝田釜次(吉田鋼太郎)、(奥左から)メイコ(原菜乃華)、くら(浅田美代子)、羽多子(江口のり子)(手前)(C)NHK
SNSには「来週何があるん?(汗)」「なんだか不穏な予告」「次週、嵩が絶望」「戦争の時代。何が起こるか分かんない」「のぶの花嫁衣裳がきれいだな」「史実通りなら…この後、チヒロも、寛おじさまも…だよね(涙)」「そろそろ寛おじさん亡くなるよね? 千代子さんが泣いているのは…」などのコメントが寄せられ、今後の展開を多くの視聴者が心配している。
「あんぱん」とは?
人気アニメ「アンパンマン」の原作者として知られるやなせたかしさんと小松暢さんの夫婦をモデルにした朝ドラ。生きる意味も失っていた苦悩の日々と、それでも夢を忘れなかったヒロインとその夫の人生を描く。脚本は中園ミホさん。主題歌「賜物」をRADWIMPSが歌い、「語り」を同局の林田理沙アナウンサーが務める。

(左から)柳井嵩(北村匠海)、辛島健太郎(高橋文哉)(C)NHK