世界10カ国の学生、中国貴州省でスタディーツアーに参加

 14日、自ら作ったろうけつ染めの工芸品を掲げる各国の学生。(貴陽=新華社配信)

 【新華社貴陽5月25日】中国貴州省でこのほど12日間にわたるスタディーツアーが実施され、米国やブラジル、ボリビア、ロシア、ペルー、モロッコ、メキシコ、南アフリカ、イタリア、インドの学生19人が省内の名所や施設の見学、少数民族の文化を体験した。

 一行は「中国の鍾乳洞の王」と称される畢節(ひっせつ)市の織金洞を訪問。さまざまな形をした鍾乳石を見学し、自然の驚異と独特の魅力にため息を漏らした。

 14日、500メートル球面電波望遠鏡(FAST、通称「中国天眼」)科学普及拠点で記念撮影する各国の学生。(貴陽=新華社配信)

 安順市では壩陵河大橋に上り、壩陵河貴州橋梁科技館を見学した。市内で建設中の花江峡谷大橋が完成すると世界一高い橋になると知ると、中国のインフラ建設の技術力と同省の交通状況の改善に称賛を送った。

 黔南プイ族ミャオ族自治州平塘県の中国天眼科学普及拠点では、500メートル球面電波望遠鏡(FAST、通称「中国天眼」)FASTの立地選定や設計、建設、施工理念・技術について説明を受けた。

 15日、貴州省安順市の黄果樹(こうかじゅ)瀑布で記念撮影する各国の学生。(貴陽=新華社配信)

 ミャオ族集落、西江千戸苗寨や瑶山古寨も訪れ、伝統的な高床式建築「吊脚楼」でミャオ族の民族衣装を着てろうけつ染めの技術を体験し、地元の村民と伝統舞踊の蘆笙(ろしょう)舞を踊った。

 貴州大学の教員、何守陽(か・しゅよう)さんは、多様なスタディーツアーを実施することで教育と観光の融合による国際交流を推進し、より多くの世界の若者に中国の魅力を感じてもらいたいと強調。「山岳地帯での橋梁架設や貧困脱却の『逆転劇』を目にすることで、世界の持続可能な発展と異文化の融合に新たな解釈を提供する」と述べた。(記者/周宣妮)

 16日、貴州省の壩陵河大橋で記念撮影する各国の学生。(貴陽=新華社配信)