鉱石と原石…優秀な弟にコンプレックスを抱く兄の話が「兄弟の越えられない壁に共感しました」と話題に【漫画】

『ショコラ・フレール』より
コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョンマンガ部」。今回は、「サンデーうぇぶり」で掲載中の読切漫画『ショコラ・フレール』(小学館)を紹介する。作者の蚊っさんさんが、4月26日にX(旧Twitter)に本作を投稿したところ、7.3万件を超える「いいね」やコメントが多数寄せられた。本記事では、蚊っさんさんにインタビューを行い、創作の裏側やこだわりについて語ってもらった。
自分より出来の良い弟妹への思い

『ショコラ・フレール』より
世界で活躍するパティシエを夢見ていた名取には、自分より優れた弟がいる。しかし弟が褒められているのを見た彼はコック帽を脱いでしまった。そんな彼は、ある日近い境遇と思われる高桃に声をかけられる。
突然声をかけられ嬉しい気持ちを持ちつつ話を聞くと、彼女から「ケーキ作るの手伝ってくれない?」と突拍子もなく言われた名取。驚いている彼に高桃は、フランスで活躍する弟の記事を見せるが、名取は「そんな奴知らないから」とその場を去ってしまう。
彼女がケーキ作りをお願いした理由は“妹の誕生日だから”だった。水泳の強化選手に選ばれた妹と仲が良いことを知り、「羨ましい」と呟く名取。彼の言葉に対し、高桃は“妹は初めっから光る鉱石”と表現した。さらに自分たちのことを“磨けば光る原石”と考える彼女に名取は…。
この作品を読んだ人たちからは、「兄弟の越えられない壁に共感しました」「連載してほしい」「鉱石と原石、どちらも素敵」「いい話だ…」など、多くのコメントが寄せられている。
鉱石と原石、どちらも輝ける存在

『ショコラ・フレール』より
――『ショコラ・フレール』を創作したきっかけや理由があればお教えください。
兄弟・姉妹がいる方には1度抱いたことがあるかもしれない劣等感を表現したくて、挑戦してみました。
――本作では、高桃が「もう一回!」と挑戦する姿を見て、名取の頑なだった気持ちが動いたシーンが非常に印象的でした。本作を描いたうえで「こだわった点」あるいは「ここに注目してほしい!」というポイントがあればお教えください。
名取くんの弟への気持ちが少し解けた時の「おめでとうくらい言えばよかった。」という言葉です。
――特に気に入っているシーンやセリフがあれば、理由と共にお教えください。
高桃さんが自分たちを「原石」と言い切ったところです。理由は、私自身も「鉱石」ではないからです。
――ストーリーを考えるうえで気をつけていることや意識していることなどについてお教えください。
読者の方たちが共感してくれるといいな〜と思いながら作ってます。
――蚊っさんさんの作品は、表情が豊かで登場人物の感情がすごく伝わってきます。作画の際にこだわっていることや、特に意識していることはありますか?
目と髪の毛を、なるべく丁寧に描いてる気がします。
――今後の展望や目標をお教えください。
読者の方たちが喜んでくれるような、そんな作品をお届けできるように頑張ります。
――作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします!
私の作品を読んで下さりありがとうございます。これからも描き続けるので、のんびり待っていただけると嬉しいです。