女性が主人公になったリメイク&続編映画
『ゴーストバスターズ』(2016年)

全員女性キャストで制作されたリブート版『ゴーストバスターズ』は、受付係にクリス・ヘムズワースを起用するなど、設定を大胆に変更したことで注目を集めました。物語はゴースト退治というテーマを維持しつつ、新たな要素と終末をもたらそうとする敵の登場により、独自の展開を見せています。評価は賛否両論でしたが、製作費を大きく上回る興行収入を記録し、商業的には成功を収めました。
『ベスト・キッド4』(1994年)

本作はシリーズの続編でありながら、新たな視点を加えたリメイク的要素も併せ持つ作品です。ヒラリー・スワンクが演じるジュリー・ピアースは、ミヤギ師の指導のもと、空手を通して怒りや感情を制御する方法を学んでいきます。作品に対する批判も見られましたが、スワンクの才能を示す一作として評価されています。
『オーシャンズ8』(2018年)

『ゴーストバスターズ』や『ベスト・キッド』といったリメイク作品に続き、『オーシャンズ8』は、続編とリメイクが融合した作品です。物語は『オーシャンズ11』の構成を踏襲しながらも、全く新しい展開を取り入れています。刑務所から出所したばかりのデビー・オーシャンが、カジノではなく「メットガラ」で大胆な強盗計画を実行するチームを結成します。本作は、批評家と観客の双方から高い評価を受けています。米『Variety』誌のオーウェン・グレイバーマン氏は、「性別を逆転させた続編は見事に機能しており、その斬新さがほとんど意識されないほど自然だ」と評しました。
『ハート・オブ・マン』(2019年)

ナンシー・マイヤーズ監督作『ホワット・ウーマン・ウォント』に着想を得た本作は、視点を男女逆にしたリメイク作品です。タラジ・P・ヘンソンが演じるのは、男性優位の業界で奮闘するスポーツエージェント、アリ・デイビスです。多様性を重視した本作は、オリジナルよりも深みのある物語構成となっており、映画ファンからの期待も高く、Rotten Tomatoes(ロッテントマト)による「最も期待される映画65選」に選出されました。
『13 ラブ 30 サーティン・ラブ・サーティ』(2004年)

本作は『ビッグ』(1988年)の公式リメイクではないものの、多くの共通点が見られます。13歳の少女ジェナ・リンクは不満を抱える中、魔法の力によって30歳の自分に変身し、まったく異なる人生を経験します。『ビッグ』とは異なり、独自のノスタルジーと軽快さを取り入れた作品として仕上がっています。観客からは高評価を得ており、Rotten Tomatoes(ロッテントマト)では70%の支持を獲得しましたが、批評家の意見は分かれ、アメリカを代表する映画評論のロジャー・イーバート氏は「魔法の描写が曖昧」として2つ星の評価を付けました。
『ラスト・ホリデイ』(2006年)

1950年公開の同名映画を現代風にリメイクした本作では、クイーン・ラティファが主演を務め、原作の物語をユーモアと感動を織り交ぜたコメディとして再構築しています。主人公ジョージア・バードは、余命わずかと誤診され、ヨーロッパで豪華な休暇を楽しもうと決意します。しかし、後に診断が誤りだったことが判明します。オリジナルとは異なり、希望に満ちた明るい結末が描かれています。
『死霊のはらわた』(2013年)

1981年のカルトホラーを再構築した『死霊のはらわた』は、観客の予想を超える展開で話題を呼びました。主人公ミアは薬物依存から立ち直るため、仲間と共に人里離れた小屋で過ごしますが、そこで発見した呪われた書物が地獄の扉を開いてしまいます。オリジナルの皮肉的な要素を排除し、よりリアルでダークな恐怖演出に注力した本作は、批評家・視聴者の双方から高く評価されました。
『オーバーボード』(2018年)

1987年のロマンティック・コメディ『潮風のいたずら(原題:Overboard)』をベースにした本作では、設定を大きく入れ替えています。アンナ・ファリス演じるシングルマザーのケイト・サリバンが、記憶を失った富豪男性に対し、自分がその妻だと信じ込ませるという物語です。批評家からの評価は厳しかったものの、繊細なテーマをコミカルに描いた点が評価され、世界興行収入は9,200万ドルを突破しました。
『バーブ・ワイヤー/ブロンド美女戦記』(1996年)

映画『カサブランカ』を大胆にリメイクした本作は、第二次アメリカ内戦下のディストピアを舞台にしています。パメラ・アンダーソンが演じるのは、バーを経営しながら反乱軍の脱出を支援する主人公です。興行面では苦戦を強いられましたが、独特のキッチュな魅力が一部のファンや批評家の支持を集めました。
こちらの記事もおすすめ

関連記事を読む: ひねりが隠されたキャラクター名