「水を飲めば安心」は間違い?夏の水分補給で“選ぶべき飲み物・避けるべき飲み物”とは

引用:ウィキフーディ
蒸し暑い夏、外に一歩出れば汗だくになる。気温が上がれば汗も増え、体内の水分はどんどん失われていく。そんな時こそ「何を飲むか」が大事だ。ただ量をたくさん飲めば良いわけではない。実は、同じ量でも体内に長くとどまる飲み物がある。
26日、韓国メディア『ヘルス朝鮮』は、英国ラフバラー大学のロナルド・J・モーガン教授率いる研究チームが行った実験結果を紹介した。2023年に実施されたこの実験では、水、コーヒー、炭酸飲料、ビール、ジュースなど13種類の飲料(各1リットル)を72人に飲ませ、4時間後の尿量を比較。2時間体内に留まった水分量、つまり「BHI(飲料水分補給指数)」を分析した結果、「牛乳」と「スポーツドリンク」が最も水分保持に優れていることが分かった。
水よりも長く体に残る牛乳とスポーツドリンク
引用:ウィキフーディ
水は体内に素早く吸収される一方、排出されるのも早い。それに比べ、牛乳やスポーツドリンクは胃や腸に長くとどまりやすい。特に牛乳は乳糖、たんぱく質、脂肪、ナトリウムなどを含んでおり、吸収速度がゆるやか。結果的に尿の排出量が減り、水分が長く体に残るというわけだ。スポーツドリンクも同様の効果があるとされた。
逆に、ジュースや炭酸飲料のように糖分が多い飲み物は、体内の水分を腸に引き寄せる「浸透圧」の影響で、かえって脱水状態を招く可能性がある。
コーヒーは量と飲み方次第
引用:ウィキフーディ
コーヒーに含まれるカフェインにも注意が必要だ。1〜2杯程度なら問題ないが、1日4杯以上(カフェイン300mg超)になると、利尿作用が活発になり水分が排出されやすくなる。一方、コーヒーに牛乳を加えれば話は別。牛乳の作用で水分保持力が高まり、長く体内にとどまりやすくなる。
アルコールも飲料の種類によって体内の水分保持力が異なった。ウイスキーなどアルコール度数の高い酒は脱水作用が顕著だが、ビールは比較的軽度で、ウイスキーよりは体に水分が残りやすいとされた。

引用:ウィキフーディ
夏場に牛乳を水分補給として飲むなら、保存方法にも気を配る必要がある。牛乳は消費期限が短く、通常は9〜14日程度。傷みやすいため、少量の塩を加えると雑菌の繁殖を抑えられるという。ただし、味の変化が気になる場合は冷蔵庫内の保管位置を工夫するのがおすすめだ。
一般的にドア側のポケットに入れがちだが、ここは温度変化が激しく消費期限が縮まる恐れがある。冷蔵庫の中段や下段の棚など、温度が安定した場所に保管するのが望ましい。適正温度は0〜4℃とされている。
水分補給は夏の健康を左右する。単に水を飲むだけでなく、体内にゆっくり吸収され、長く残る飲み物を選ぶことが重要だ。暑さに負けず夏を乗り切るには、「どう飲むか」にも戦略が必要だ。結局、夏を制するのは「上手に飲める人」なのだ。

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