中国クルーズ会社が新航路 日本が主な寄港地

天津国際クルーズ母港に停泊する「愛達・地中海」。(天津=新華社配信)
【新華社天津6月12日】中国の天津国際クルーズ母港で8日、大型クルーズ船「愛達・地中海(アドラ・メディテラニア)」が約2千人の乗客を乗せ、日本に向けて出航した。天津で今夏のクルーズシーズンが幕開けした。
家族と一緒に乗船した劉麗莉(りゅう・れいり)さんは「日本は家族旅行向きで、福岡は買い物や食事が魅力。佐世保の九十九島や青い海も楽しみにしている」と語った。

「愛達・地中海」の船内。(天津=新華社配信)
愛達・地中海は天津を母港にするのは半年ぶりで、福岡や佐世保などの人気観光地を巡る5泊6日のコースを十数本運航する。8月7日からは福岡-函館-小樽-長崎を巡る11泊12日の「夏の北海道クルーズ」も開始し、夏休みの家族旅行に多彩な選択肢を提供する。

天津国際クルーズ母港に停泊する「愛達・地中海」。(天津=新華社配信)
同船を運航する愛達郵輪(アドラクルーズ)の国佳(こく・か)事業開発ディレクターは、愛達・地中海は2023年9月に中国市場に投入されて以降、これまでに130回の航海を行い、国内外の旅客約25万人が乗船したと紹介。同船のほか、中国初の国産大型クルーズ船「愛達・魔都(アドラ・マジック・シティー)」も27年の天津配備を予定しており、京津冀(北京・天津・河北2市1省)地域を中心とした北方市場での戦略的な展開を強化していくと語った。天津発のクルーズでは、日本や韓国が主な寄港地になるという。(記者/張宇琪)

天津東疆辺防検査站(出入境検査所)の出入境審査場。(天津=新華社配信)

天津国際クルーズ母港に停泊する「愛達・地中海」。(天津=新華社配信)