日本で唯一「高級スタバ・1500円朝食」が凄すぎた

スペシャルなスタバ、スターバックス ギンザ ハウスとは?, 日本で1店舗のみ!スターバックス リザーブのモーニングメニュー, スターバックス リザーブ プリンチブレックファスト 1500円, ソーセージと生ハムの二刀流で贅沢に, マグカップで飲むこだわりのコーヒー, 異国情緒漂う空間で食べる朝ごはん

スタバの高級ライン、スターバックスリザーブのモーニング(筆者撮影)

『マツコの知らない世界』(TBS系)にも出演した、チェーン店の外食モーニングをこよなく愛するライターの大木奈ハル子さん。毎週土曜日更新の連載「チェーン店最強のモーニングを探して」では、さまざまなチェーン店のモーニングをご紹介しています。
第127回、ご紹介するのは「スターバックスリザーブ」です。

飲食チェーンが密かにしのぎを削っているジャンル「モーニング」。午前中の集客が弱い時間帯の売り上げを強化すべく、朝の数時間だけ提供される限定メニューの数々は、コスパ抜群かつ店の特色が強く表れ、どれも魅力にあふれています。

【画像26枚】1500円でこのクオリティ…むしろ安い! 「高級版スタバ」の朝食メニューや内観

今週ご紹介するのは「スターバックス」の高級ラインで、希少な豆を選りすぐりの器具で一杯ずつ抽出した、香り高いコーヒーを楽しめる「スターバックス リザーブ(STARBUCKS RESERVE)」の朝メニューです。

通常のスタバとは一線を画す、特別仕様の「選ばれしスタバ」のモーニングは、チェーンでありながらチェーンらしくない、一流ホテルの朝食のような、高級あふれる朝ごはんでした。

今回は写真たっぷりでお届けします。本文ではご紹介しきれなかったため、ぜひ画像ページもご確認ください。

スペシャルなスタバ、スターバックス ギンザ ハウスとは?

「スターバックス」の店舗数は1991店舗(2025年4月1日現在)で、日本のカフェチェーンの店舗数ランキングダントツ1位です(ちなみに2位のドトールコーヒーショップは、1071店舗)。

【画像26枚】1500円でこのクオリティ…むしろ安い! 「高級版スタバ」の朝食メニューや内観

あまたあるスタバのなかで「スターバックス リザーブ」は、わずか64店舗。

さらにモーニングメニューを販売しているのは、今回ご紹介する「スターバックス ギンザ ハウス(STARBUCKS GINZA HOUSE)」2階にある店舗のみです。

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スターバックス ギンザ ハウス。2階がスターバックス リザーブ、1階がスタバ運営のベーカリープリンチ、地下1階はスタバの紅茶専門店ティバーナ(筆者撮影)

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1階プリンチ、オープンキッチン前のフロアガイド。文字は全て英語(筆者撮影)

2025年2月にオープンしたばかりのこの店舗は、スタバが世界中で展開する「リザーブ」ブランドの中でも、特にプレミアムな位置づけを持つ旗艦店です。

お店の雰囲気も絶妙で、店内には開放感と高級感が同居。広々とした1フロアまるごとがカフェエリアで、テーブル席とカウンター席をゆったりと配置した約100席の大型店です。

大きな窓からは朝の光が差し込み、抜け感のある天井現しで配管むき出しの高い天井と、フレンチヘリンボーンや丸タイルを組み合わせて意匠を凝らした床。壁には大きなアートがさりげなく飾られています。

つまりは、いい感じにラフで、リラックスできるのに気分が上がる空間です。

日本で1店舗のみ!スターバックス リザーブのモーニングメニュー

モーニングメニューの販売時間は朝7時の開店から11時まで。2種類のメニューには、どちらにもコーヒーもしくは紅茶が付きます。

注文はセルフサービス。2階のオーダーカウンターで支払いを済ませると、フードコートでお馴染みの呼び出しベルを渡されます。

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日本でここだけ。スターバックス リザーブのモーニングプレートは、プリンチブレックファストフリッタータ1400円とプリンチブレックファスト1500円の2種類(筆者撮影)

出来上がるまで席で待機して、ベルの合図でセルフで取りに行くシステム。

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物販エリアもある、広々としたオーダーカウンター(筆者撮影)

・プリンチブレックファスト 税込1500円

・プリンチブレックファスト フリッタータ 税込1400円

「モーニングが1500円は高すぎる」とか「フルサービスじゃないのに1500円は高い」という声が聞こえてきそうです。

しかし、本スタバは銀座マロニエ通りに面しており、向かいには「ティファニー」と、五つ星ホテルの「東京エディション銀座」、さらに数十歩直進すればブルガリやカルティエ、シャネルなどハイブランドのメゾンがズラリ。

セレブ御用達の、価格設定お高めエリアのため、このあたりの相場感と比較すると安いぐらいの印象です。

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選べるドリンクはコーヒー3種(ショートサイズ)と、紅茶5種(筆者撮影)

そもそも、決してお安くはないスタバの高級ラインということもあり、コーヒーの単品価格はショートサイズでも1杯税込460円、クロワッサン(コルネッティ)は税込380円。

大きなプレートに、パンがはみ出すほどたっぷりとデリやサラダが盛り付けられたモーニングプレートは、味も見た目も高級ホテルで出てくるようなクオリティ。

「560円ないし660円プラスするだけで食べられる、朝食メニューはお得だなぁ」というのが、正直な感想です。

スターバックス リザーブ プリンチブレックファスト 1500円

「プリンチブレックファスト」税込1500円の内容は以下です。

・ソーセージ

・生ハム

・ポーチドエッグ

・サラダ

・パン2種(コルネッティ、バケット)

・コーヒー(ショートサイズ)orティー

写真で見ると、こんな感じ。

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スターバックス ギンザハウスのプリンチブレックファスト1500円。大ぶりの円皿にパンが乗り切らない、ボリューミーなワンプレートモーニング(筆者撮影)

パンは1階のベーカリー「プリンチ(Princi)」のもの。どちらのパンも完成度が高く、何もつけずにそのまま食べても、十分おいしい。

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クラストが厚く、しっかりとした食感のバケット。噛み応えがあって香ばしい(筆者撮影)

バケットは日本の手作りパン屋さんよりも硬め。表面のクープは、唇を切りそうなほどエッジが立っていて、噛むとバリバリと軽快な音がします。

噛めば噛むほどに濃厚な小麦の味が口の中に広がり、おいしいのはもちろんのこと、顎が鍛えられます。

クロワッサンは、たっぷり空気を含んだ大ぶりサイズで、たっぷりとバターを使用したリッチな味わい。表面はさっくり内側はしっとりとした食感のコントラストが楽しい。

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大きめサイズのクロワッサンは、表面はサクッと軽やかで、中はバターたっぷりでしっとりとした味わい(筆者撮影)

ソーセージと生ハムの二刀流で贅沢に

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ソーセージも生ハムも食べられる、豪華な朝食プレート(筆者撮影)

極太ソーセージだけでも嬉しいのに、生ハムまでついてくるなんて、贅沢の極み。プリプリの太いソーセージは、ハーブがほんのり香る上質かつおしゃれな味わいです。

パリッとした食感のあとに、口の中にじゅんわりとおいしい脂が広がります。生ハムは薄くカットされていて、半透明でツヤツヤ。塩気は控えめで、噛むほどに旨みが広がります。

サラダの野菜はシャキシャキでフレッシュ感が際立ちます。リーフレタスがメインで、てっぺんに千切りのニンジンと紫大根をトッピング。

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彩りも美しいボリュームたっぷりのサラダには、コクのあるバルサミコ酢のドレッシングがかかっていました(筆者撮影)

サイドにはカットされたミニトマトが飾られて、彩りも豊かです。甘酸っぱくてコクのあるバルサミコ酢のドレッシングで、味に奥行きがあります。

ポーチドエッグは黄身がとろける程よい半熟具合です。味付けはされていないので、そのまま食べるとそっけないものの、バゲットやソーセージをひたして食べると、濃厚なソースのような役割を果たし味をまろやかに変化させてくれます。

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ポーチドエッグの黄身に、バケットをダンク。パンをまろやかに味変させてくれるディップに早変わり(筆者撮影)

マグカップで飲むこだわりのコーヒー

コーヒーはショートサイズで、マイルドなマイクロブレンド、苦みと深みのあるプリンチブレンド、カフェイン控えめなディカフェの3種類があります。

今回はスタッフの方に1番飲みやすいと教えていただいた、マイクロブレンドをセレクト。

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スターバックス リザーブのロゴ入りマグに、たっぷりと注がれたコーヒー。まろやかで角のない繊細な味わい(筆者撮影)

ロゴの入った黒いマグカップになみなみと注がれた「マイクロブレンド」は、「スターバックス リザーブ」の象徴的な存在です。

スタバのコーヒーというと深煎りで苦めという印象があるのですが、お馴染みのスタバの味わいとは別ベクトルの、高級感のある味わいです。

全ての味のバランスがよくまろやかで、繊細ながら複雑。一口飲むと、香ばしさや酸味、甘味、苦味などさまざまな味と香りが口の中に広がります。

ブラックで飲むと、繊細な味の広がりをより感じられました。

異国情緒漂う空間で食べる朝ごはん

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平日朝7時台、オープン直後の店内。利用客のほとんどが外国人で、まるで海外のカフェにいるよう(筆者撮影)

筆者が「スターバックス ギンザ ハウス」を前回利用したのは、休日の10時半頃。100席近くある大型店ですが、カウンター席、テーブル席ともにほぼ満席でした。

今回は平日の朝7時台だったこともあり、入店時にすでに着席していたのは10人ほど。ただし、時間を追うごとに人は増え、9時前には席の半分以上が埋まっています。

興味深いのが、利用客のほとんどが外国人という点です。お昼に利用した際も店内は半数以上が海外の人たちだったのですが、特に朝はパーセンテージが高い気がします。

白人、黒人、アジア系など人種はまんべんなく、なかには頭にヒジャーブを巻いたイスラムの女性もいました。

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2種類のモーニングメニューのうちのひとつ。スターバックス ギンザ ハウスのプリンチブレックファスト フリッタータ1400円(筆者撮影)

日本のラグジュアリーの象徴である銀座にいながら、店内は人種のるつぼさながら。

ビジネスミーティングをするインバウンド系の関係者に、近隣のホテルから流れてきた富裕層らしき人々。単なるコーヒースポットというよりは、「東京のグローバルラウンジ」といった趣です。

さまざまな言語をBGMに、多国籍な空間で「まるでニューヨークのSOHOに迷い込んだみたい。ここは本当に東京なの?」と、異邦人の気分を楽しみながら、極上のコーヒーをすする朝です。

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編集部注:本記事に登場するメニューの価格は、すべて取材時点のものです。昨今の為替変動、原材料高騰などの影響を受けて価格が改定されている可能性があります。また、店舗によってモーニングの値段・内容は異なる場合があります。