佳子さま「超過密」なブラジル訪問でも常に笑顔! 「ボニータ!」なプリンセスの新境地

秋篠宮家の次女・佳子さまは6月4日からブラジルを公式訪問され、全日程を終え、17日に帰国。今年は日本とブラジルが外交関係樹立の130周年の節目の年にあたるため、ブラジル政府から招待があり、佳子さまの訪問となった。約2週間で8都市を回る過密スケジュールだったが、行く先々で佳子さまはいつも笑顔。そんな佳子さまの笑顔で、ブラジル訪問を振り返る。
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日本からシカゴ経由でブラジル・サンパウロまでの所要時間は、乗り継ぎ時間を含めて約25~28時間。そんな長旅の疲れも見せず、佳子さまはブラジルに到着した6月5日の午後(日本時間6日未明)、サンパウロ市内のイビラプエラ公園を訪れ、「開拓先没者慰霊碑」に献花された。
「開拓先没者慰霊碑」は1975年に建立された日系移民の無縁仏の霊を弔うためのもの。佳子さまは長旅の疲れも見せず、花輪を供え、深々と頭を下げられた。
この日は、白いラインの入った濃紺の帽子に白のジャケットに丈が長めの濃紺のスカート。このときの帽子は、小室眞子さんが過去に着用された帽子と同じデザインと話題になっていた。2018年に小室眞子さんもブラジルを公式訪問されている。
献花の後、同公園内の純和風建築「日本館」へ移動し、敷地内の一角に桜を植樹。庭園の池の錦鯉への餌やりもされた。

■サンパウロでのワンピが話題に
ブラジル・サンパウロに到着した5日から7日まで、「ブラジル日本移民史料館」「文協大講堂」での歓迎行事、「憩の園」「ブラジル日本語センター」「松柏・大志万学院」へ訪問された。訪問先のひとつ、日系人の高齢者が入所する「憩の園」で佳子さまが着用されていたカメリア柄のワンピースに注目が集まった。美しく大胆な柄のワンピは、再々販売予約がされるほどだという。

3日間のサンパウロでのハードスケジュールの後、マリンガに飛行機で移動。今度は、2日間でパラナ州の日系人が多く居住するマリンガ市、ローランジア市、ロンドリーナ市の3都市をさらに過密なスケジュールでご訪問され、現地の方々と触れ合い、温かく迎えられた。
8日午後4時半、「マリンガ文化体育協会」に赤いレースのドレスの装いの佳子さまが到着され、日本とブラジルの国旗を手にしたマリンガ加古川外国語センター日本語コースに通う60人の子どもたちが歓迎。日本とブラジルの外交樹立130周年記念として、ブラジル国花の白イペーの苗木を植樹された。
■スヤスヤ動画が拡散されるハプニング
翌日9日の午前中には、パラナ州ローランジア市にある「パラナ日本移民センター」を訪問し、開拓先没者慰霊碑献花と「移民資料館」視察をされた。
午後には、パラナ州ロンドリーナ市にある「ロンドリーナ文化体育協会」を訪問された。ここでは、野外にも関わらず、500人以上の現地の人たちが佳子さまを歓迎。来場する佳子さまに「ボニータ!」(ポルトガル語で「かわいい」「美しい」)という声が飛び交ったそう。佳子さまは、桜の木の記念植樹をされた。そして、カンポグランデに移動し、日系社会歓迎行事に出席されたり、「ビスコンデ・デ・カエル学校」を訪問された。
カンピーナスからカンボグランデへの移動の国内線機内と思われる、佳子さまの“スヤスヤ動画”がXで拡散された。エコノミークラスの窓側の座席に座られている佳子さまがコクリコクリと寝落ちされる姿だ。無断での撮影には疑問の声があがるが、これだけの過密スケジュール、さらに広い国土で移動の時間も長く、そもそも日本とブラジルとでは時差もある。移動中に眠られるのも当然のことだろう。
■首都・ブラジリアではルーラ大統領と
10日からは首都・ブラジリアに入られた。11日には、佳子さまは淡い水色の振袖をお召しになりった佳子さまは、ブラジル連邦議会に到着し、モッタ下院議長らとにこやかに挨拶を交わされた。、ブラジル政府が主催する日本とブラジル外交関係樹立130周年の記念式典に参加。
議場では、佳子さまがあいさつされた。
「日本とブラジルの人々が、これからも交流をすすめ、寄り添いあう未来を思い描いております。大切な友人、アミーゴとして」
式典後、午餐会に出席し、ポルトガル語で「乾杯」の発声をされた。その後、ブラジリアにある大統領府を訪ね、ルーラ大統領と懇談。ルーラ大統領は、3月25日に国賓として日本を訪れたばかり。佳子さまとの懇談の中で、ルーラ大統領は、「天皇陛下は、非常に親切な方でした。とても愛情深く私たちをよく受け入れてくれました」話したという。

公式式典の他、首都・ブラジリアでは「ブラジリア大学」も訪れ、日本語や日本文学を学ぶ学生らと交流された。同大の日本語・日本文学専攻科では約170人が学んでいるそうで、日本のアニメや音楽などをきっかけに日本語を学び始めた学生も多いという。
■リオでは名残惜しそうに
12日夜、首都・ブラジリアからリオデジャネイロに入った。翌日13日、リオデジャネイロの国立公園で高さ30メートルのキリスト像が立つ「コルコバードの丘」を視察。丘を含む景観は世界文化遺産に登録されている。佳子さまは眼下に広がる海や街並みを見て回った。
コルコバードの丘で、記者に残り僅かとなった滞在について質問されると、名残り惜しそうにこう語った。
「今回それぞれの訪問先で、皆様に本当に温かくお迎えいただいたことを、心からありがたく思っています。また、皆様にお会いできたことを本当に嬉しく思っています。そして、このとてもありがたい滞在が残り僅かになっていることに、少し寂しい気持ちもしています」
そして、佳子さまは「ブラジルでお会いした方々とブラジルでの出来事は、これからもずっと心に残り続けると思っています」と話されている。
リオデジャネイロでは日本人移住の歴史を紹介する「リオデジャネイロ日本人移住資料館」も訪問され、歓迎行事に出席された。
■佳子さまに「胸がいっぱいに」
14日、佳子さまは、最後の訪問先であるブラジル南西部の国境の町フォス・ド・イグアスに移動。98歳の日系1世の中村締さんらと懇談された。70年以上前、家族でアマゾンに移住したという中村さんは、「遠いブラジルまで来てくださって。胸がいっぱいになった」と感激していたそう。
ここでは、日系4世の子どもたちに太鼓パフォーマンスで歓迎され、「動きもあって見ていてとても楽しかったです」と拍手を送られていました。

最後に「イグアス国立公園」を視察。最大落差80メートルの滝で観光名所として知られる「イグアスの滝」では、自然保護の取り組みなどについて説明を受けた。サンパウロで懇談した職人によるアマゾンの天然ゴム素材のネックレスを身につけていたことも話題に。
これほどまでにハードなスケジュールにも関わらず、笑顔を絶やすことなく公式訪問を無事に終えられた佳子さま。その笑顔はたしかに「ボニータ」だった。
(AERA編集部・太田裕子)
