中国最大の海洋ガス田「深海1号」が完成 年産45億立方メートル

「深海1号」の海上プラットフォーム。(資料写真、海口=新華社配信)

 【新華社海口6月26日】中国石油大手の中国海洋石油集団(CNOOC)は25日、南中国海で開発していた大型深海ガス田「深海1号」の第2期プロジェクトが本格稼働に入ったと発表した。中国最大の海洋ガス田が完成した。

 「深海1号」は2期に分けて開発され、第1期は2021年6月に稼働を開始。天然ガスの確認埋蔵量は1500億立方メートルを超え、最大作業水深は1500メートル以上、掘削深度は5千メートル以上に達する。中国が独自開発した深海ガス田としては、作業水深が最も深く、地層の温度と圧力が最も高く、探査・開発の難度も最大級とされる。

「深海1号」の海上プラットフォーム。(資料写真、海口=新華社配信)

 「深海1号」は既に設計生産能力の上限に達しており、年産量は45億立方メートルを超える見込み。生産された天然ガスは、香港や三亜(海南省)、珠海(広東省)などを経由し、粤港澳大湾区(広東・香港・マカオグレーターベイエリア)や海南省に送られ、全国の天然ガスパイプライン網を通じて供給される。

プラットフォームの水中構造物を検査する潜水作業員。(資料写真、海口=新華社配信)

「深海1号」海上プラットフォームの夜景。(資料写真、海口=新華社配信)