「月収3万、貯金5万」の30歳が"1000万貯める"方法

収入は少ないものの、浪費はしていないという藤井さん(写真:YouTube「倹者の流儀」より)
“貯金5万”を1000万に増やす「3つのロードマップ」
くらま:藤井さんの生活、一通り見させてもらいました。
【写真】「無職なんですよね?」思わずツッコんだ、《おかしすぎる1カ月の支出》
藤井:どうでした? 賞味期限切れのタバスコが大量にあったり、ポテンシャルもクソもなかったでしょ。
くらま:いや、ポテンシャルの塊ですよ! 僕が藤井さんだったら、3000万円は貯められますね。
藤井:さんぜんまん!? いやいやいや! 僕なんて100万円ですら想像つかないですよ!
くらま:大丈夫です。今から藤井さんがすべきことを3つ、提案します。

自炊らしい自炊はしていないように見えた藤井さんのキッチン(写真:YouTube「倹者の流儀」より)
くらま: まず一番大事なこと。それは「プライドを捨てる」ことです。医学部受験で4浪して、横国を中退して30歳。ここまで来たんだから、ある程度の結果を出さなければと思っていませんか?
藤井:思ってます、めっちゃ思ってますよ。医師は諦めましたが、今は公認会計士みたいな国家資格をとりたいと思っていて……。
くらま:気持ちはわかりますよ。親の目とか、友だちや周りの目とか気になるし、見返してやりたいみたいな気持ちがありますよね。
僕も無職時代に公務員受験浪人をしたんで、落ちるたびに目標値が上がっていくんです。みんなから「すごい」って思われる場所に行かなくちゃって思ってました。これは“無職あるある”で、見栄とプライドからきています。

今回も、くらまが藤井さんにインタビューします(写真:YouTube「倹者の流儀」より)
藤井:……。
くらま:藤井さんは優秀な人だと思うんです。横国も受かったし。でも、医学部に受かるポテンシャルはなかった。それを認めたほうがいい。そして周りの人の目が気になるなら、一旦そういう人たちと距離を置くこと。
藤井:おお、なるほど……。人間関係をリセットするということですね……。
くらま:誰とも比べずに、がむしゃらにやってみる1〜2年って必要なんじゃないかなって思います。
藤井:先月タイミーに行ったんですよ。誰も僕のことを知らなくて、もちろん「4浪4留」なんてことも知られていなくて、のびのびできる感はありました。
くらま:それなんですよ!
藤井:まずは父親に1〜2年頑張ってみるから放っておいてくれ、と言ってみます。

仕送りの他にも米も送ってくれていた両親(写真:YouTube「倹者の流儀」より)
「地道な会社員はお金が貯まらない」は間違い
くらま:次にやることはシンプルです。「とにかく“就職できる場所”で働く」こと。月に20万円稼げれば、安定した生活が送れます。でも、藤井さん、名の知れた企業や大企業に入りたいって思っていませんか?
藤井:それっぽいところには行きたいと思ってはいます。
くらま:では藤井さんは何のためにレベルの高い高校に行き、医学部を目指したんですか?
藤井:医師になるため……そして安定した収入を得て、社会的ステータスを得るため……?

あまりに皮肉なメッセージをパソコンの壁紙にしている藤井さん(写真:YouTube「倹者の流儀」より)
くらま:医師になるかは別として、皆そう考えて頑張っていますよね。いいお給料をもらって人生を安定させたい。つまり「お金」のため。藤井さん、宝くじで3億円当たったらどうします?
藤井:絶対仕事辞めます。ずっとスマブラします!
くらま:ですよね。すべてお金持ちになれば解決するんです。コンプレックスも。3億円あったらコンプレックスも関係なくなりませんか? だから働くんです。どこの会社でもいいから働くんです。収入を得て、収入を上げる。これがお金持ちになるために一番重要なんです。
藤井:30歳未経験でも大丈夫なんですかね。
くらま:人手不足だったり、未経験を歓迎していたりする会社は今はたくさんあります! どこでもいいんです。
気にするポイントとすれば、福利厚生が充実しているところ、副業可のところがいいですね。たとえ年収が350万でも、今の仕事を副業として続けて50万稼げたら計400万。副業でさらに稼げるようになったらもっと伸びます。そっちが爆発的に伸びたら、会社を辞めればいい。
藤井:なるほど……今まで難しく考えていたかもしれないです。それに会社員で地道に働いてもお金が貯まらないイメージしかなくて。
くらま:それが大きな間違いです。会社員という安定した柱があるだけでお金は貯まります。藤井さんだったらあまりお金も使わないし、年間100万円は貯金できます。あっという間に1000万円を超えると思いますよ。
藤井:視野が狭かったかもしれないです。「医師になれば一発逆転できる」としか考えてこなかったので……。まずは働いて貯金を始めます!

自身のYouTube配信をしたり、たまに単発で動画編集の仕事が入るため、パソコン機器は一通り揃えている(写真:YouTube「倹者の流儀」より)
自分の持っている「手札」をどう生かすか
くらま:最後にお伝えしたいのは、節約に自分の強みを生かせていない人が多いということです。たとえば僕は家賃が5000円なんですが、それを「ズルい」という人がいる。「みんなができる節約じゃない」と言われるんですが、それは僕の手札(強み)なんです。
節約や資産形成って、自分の持っている手札を切っていかに最善を尽くすかです。皆、持っているカードは違う。僕は会社の制度を利用して家賃を下げて、極端な節約ができたということ。
藤井さんの「強み」は何だと思いますか?
藤井:欠点しか思いつかないんですが……。

部屋を片付けるのは苦手という藤井さん。ストック類に無駄が見られた(写真:YouTube「倹者の流儀」より)
くらま:たくさんありますよ! まず、「実家に帰る選択肢があること」。受け入れてくれる親御さんの理解もありますし、地元に帰って就職して、しばらく実家暮らしをさせてもらえれば、あっという間にお金は貯まりますよ。
藤井:今までまったく考えてこなかったけど、よく考えたらそれもアリですね。
くらま:あとは、「家賃9万円を払ってくれていること」。世の中不平等かもしれないけれど、それをしてくれる親がいるってすごいことですよ。「俺、頑張って生活基盤を作るから、3年間だけ家賃を払ってくれ!」と土下座してお願いする。東京は給料が高いけど家賃が高い。でも、藤井さんは家賃がかからないので、その分お金を貯めることができます。
藤井:支出を抑えるスキームがある……納得しました。

散らかってはいるが、居心地のよい部屋に住む藤井さん(写真:YouTube「倹者の流儀」より)
くらま:そしてこれが3つ目の強み。藤井さんは見栄にお金を使ってない。藤井さんは、お酒はちょっとだけ嗜むそうですが、タバコ、ギャンブル、女性、どれもお金をかけていない?
藤井:やってないです。
くらま:ですよね、これ「貧乏四種の神器」なんで。藤井さんには「節約の素養」があります。部屋の中を見渡してもブランドものもない。
藤井:はい、洋服もほとんどユニクロです。なんかできる気がしてきた!
くらま:収入さえ得たらもうほぼ節約生活状態なんです。すぐ貯まりますよ!
藤井:勝手に節約できてるんだ! ただ収入がないだけ……。とにかく求人を見てみようという気になりました。

家賃はやや高めだが、娯楽費は交通費込みで3万5000円とそれほど多くはない(写真:YouTube「倹者の流儀」より)
「とりあえず、就活します」
くらま:いかがでしたか? 参考になりましたか。
藤井:……なんか、できる気がしてきました。大学を中退してから「人生終わった」って本気で思ってましたけど、30歳なんて、まだこれからなんですね。
くらま:当たり前ですよ!
藤井:僕、とりあえず就活します。 そして働いてみます。
くらま:おお!
藤井:そして、意思表明として、まず100万円貯金してみせます!
くらま:いいですね! 100万なんてすぐですよ。僕のチャンネルをみたら、気づいたら貯金額がインフレして、1000万円も夢じゃなくなりますよ。ドラゴンボールみたいに。
藤井: ありがとうございます! 本当に、なんだかやれる気がしてきました!
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