元グラビアクイーン佐藤江梨子”孤高のソロキャンパー”がハマり役…次の”小池栄子”になれそうな予感

俳優として再び注目を集めている”サトエリ”こと佐藤江梨子

“サトエリ”でグラビア界を席巻

“サトエリ”といえば、’90年代から’00年代にかけて、藤原紀香(54)や小池栄子(44)と並び称されたグラビアクイーン、佐藤江梨子(43)のことだ。今、彼女が“俳優”として再び脚光を浴びている。

佐藤は、多くのグラビアアイドルを輩出した伝説の芸能プロダクション『イエローキャブ』に所属し、17歳の時に『日テレジェニック』に選出されている。173センチの長身と、見事なプロポーションで、当時多くの男性を魅了し“サトエリ”の愛称で人気を博した。

グラビア界を席巻した佐藤だが、実はそれより前の1998年、16歳のときに深夜ドラマで俳優デビューを果たしている。それからは順調にドラマ出演を続け、’02年に『サムライガール21』で映画デビュー。翌年公開された『プレイガール』で主演を果たし、以来、これまでに30本近い映画に出演しており、俳優としての足跡をしっかり残している。

「’07年に公開された映画『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』は佐藤さんの転機となった作品でした。女優を目指して上京したものの全く芽が出なかった高ビーな勘違いオンナ、というちょっと自虐的な役を振り切って演じており、これが高評価を得ました。おまけに同作品は第60回カンヌ国際映画祭の批評家週刊部門に選ばれ、佐藤さんもカンヌデビューを果たし、俳優としての箔が着きました」(映画ジャーナリスト・中山治美氏)

結果、横浜映画祭で主演女優賞を獲得し、俳優として前進することができたという。しかしながら、この結果はアドバンテージにはならず、そのうえグラビア映えするスタイルは彼女にとって、かえって仇になったという。

「あの抜群のスタイルだと役が限られてしまうので、かえって”使いにくい”となってしまうのでしょう。市井の人を演じても、明らかに一般人離れした容姿が浮いてしまいますから」(中山氏)

ドラマのコンセプトに合った佐藤の役は?

途中、結婚、出産ということもあり、一時は現場から遠ざかってはいたが、昨年あたりから再び露出が増えてきていた。

そして現在、6月16日から放送が始まったNHK「夜ドラ」の『あおぞらビール』で佐藤が演じているのが、ソロキャンパー・大山千晶だ。

同ドラマは、主人公の窪塚愛流(21)が演じる大学生の森川行男と学友が毎回キャンプに行き、そこで起きるエピソードが描かれている。それだけではただのユルユル青春ドラマで終わってしまうが、このドラマが人気となっているもう1つの理由が毎回登場する“キャンプ飯”だ。

スーパーで購入した食材だけでなく、現地で採集した野草や釣り上げた魚、時には小川で釣り上げたザリガニや磯で見つけたカメノテなど、それって食べられるの、と思われるような“食材”を使って、森川が見事な料理に仕上げる。しかも、そのレシピが紹介され、青春ドラマは突如、料理番組に姿を変える。キャンプ未経験者も楽しめるドラマだ。

このドラマの魅力は他にもある。それが、主要メンバーの脇を固める出演者たちだ。ゲスト出演した研ナオコ(72)や星田英利(ほっしゃん。・53)、竹中直人(69)などの“クセつよ”な俳優たちに加え、最も注目を浴びているのが、レギュラー出演している佐藤だ。NHKの公式ホームページは、千晶のキャラクターをこう記している。

《キャンプ歴5年の上級キャンパー。ふだんは大学病院勤務の医師。給料の大部分をキャンプにつぎ込んでいるため、持っているギアは一級品が多い。ルールやマナーに厳しく、男性キャンパーに対してマウントとりがち。最初は当時の彼氏と一緒に始めたキャンプだが、彼氏以上にのめりこみ、1人ストイックなソロキャンパーに変貌していった。キャンプ友達ができない》

佐藤江梨子の今のハマり役は?

やはり“普通の人”とは一線を画す、ちょっとクセのある佐藤に合ったキャラクターで、ドラマの中では、彼女がプライベートで得意とするヨガシーンも登場する。この役について佐藤は、『マイナビニュース』(’25年6月24日配信)で次のように語っている。

〈お話がとても明るくて、面白くて素敵だなと思いました。料理を作るシーンも出てきますが、料理は私も年中作っているので。あと、2週目ぐらいからヨガのシーンが出てくるのですが、私はヨガを10年ぐらいやっているので、『やったー!』って思いました〉

最近は、巷でも170㎝超えの高身長の女性が増えたこともあり、佐藤が“普通の女性”を演じても違和感を持つこともなくなった。

「彼女のイメージに合う役、ハマリ役が増えたということもありますが、正直、こんなに息の長い女優になるとは当時予想もしませんでした。頑張ったんだなと思います。今まさに、その結果が出ているのでしょう。同じ『イエローキャブ』出身で活躍している小池栄子やMEGUMI(43)同様に自己プロデュースができるようになると、もっと伸びるでしょうね」(中山氏)

グラビア界のカリスマが人気俳優になる日は近い──。

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