〝ジャングリア、オープン2日目でスパ・アトラクションのほとんどが利用不可に!〟 返金も不可、200件以上の星1コメントに不自然な星5レビュー連続投下の闇【林直人】

沖縄県今帰仁村に開業したジャングリア沖縄のキャストたち(2025年7月25日)
■ジャングリア、史上最悪の意識高い系テーマパーク
「沖縄から世界へ」。そんなスローガンを掲げて誕生した超大型テーマパーク「ジャングリア」。総工費700億円。プロデュースは日本屈指のマーケティング企業「刀」。開業前からSNSを中心に強烈なプロモーションが打たれ、インフルエンサーを多数招待し、CGと空撮で美化された動画が拡散された。
しかし、開業2日目にして、現地を訪れた人々の怒りの声がネットを炎上させている。
「ジャングリアはテーマパークではなかった。あれは幻想だった」
「これは〝広告の勝利、現場の敗北〟の典型例だ」
「ディズニーやUSJのつもりで行ったら、地域の文化祭レベルだった」
口コミ評価は急降下し、Googleには星1レビューが大量に投稿された。その数、開園2日間で優に200件を超える。そんな中、逆に “空気を読まない” 星5レビューが連続して投稿されていることが、逆に不信感を高めている。

【テーマパーク「JUNGLIA OKINAWA(ジャングリア沖縄)」記者会見】質疑応答に臨む株式会社刀の森岡毅CEO(2025年1月28日)
■台風でスパ・アトラクションのほとんどが利用不可に
沖縄に位置するジャングリア。開業初日から悪天候に見舞われ、スコール、雷雨、そして強風。これにより、屋外アトラクションのほとんどが「安全のため中止」となった。
特に目玉として宣伝されていたダイナソーサファリやインフィニティ温泉は、いずれも利用不能。2時間以上並んで乗る直前に雷で中止になる例も多発し、「並んだ時間は無効。再度並び直してください」との運営側の案内に、現地ではブーイングが起きた。

日本中の銭湯にある椅子と机がないため、利用者は床に直接座るという原始時代型の体験を強いられる。これが
ある利用者は語る。
「スパに入っても帰りのシャトルバスが来ない。湯冷めして風邪を引きました。なぜこんな基本動線が成り立たないのか…」
口コミでは「ジャングリア=災害級のテーマパーク」「台風の避難施設として使ったほうがいい」と皮肉られる事態に発展している。

【テーマパーク「JUNGLIA OKINAWA(ジャングリア沖縄)」記者会見】フォトセッションに臨む(左から)ジャパンエンターテイメントの森崎菜穂美CMO、株式会社刀の森岡毅CEO、石破茂首相、ジャパンエンターテイメントの加藤健史CEO(2025年1月28日)
■利用者にケンカを売り始める悪質なスタッフたち
ジャングリアの運営で最も非難されているのが、スタッフ対応だ。口コミの中には「高圧的」「客を見下している」「アプリの使い方を聞いたら “自分で調べてください” と言われた」などの声が溢れる。
とくに整理券アプリを巡るトラブルが集中。「アプリが重すぎてログインできない」「整理券が全く取れない」というトラブルが多数発生。これに対し、現地スタッフはまともな説明をせず、「それはお客様のスマホの問題ですね」と責任転嫁する様子が報告されている。
「テーマパークに来てまで、人間関係でストレスを抱えたくない」という声は極めて多く、観光業としての “ホスピタリティの崩壊” が強く印象づけられた。
■スパ・アトラクションの大半が利用不可能なのに返金がない
特筆すべきは「返金対応が一切ない」ことだ。プレミアムパスや1dayパスを購入していても、整理券が取れなければ何も乗れない。雷雨でアトラクションが中止されても、代替チケットもなければ返金もなし。再入場すら不可能。
「1万円近く払って、炎天下で2時間並んで、何も乗れずに終わり。これが “新しい観光”だと?」
「星ゼロにしたい。星1ですら甘すぎる」
「返金を求めたら “利用規約をご確認ください” と一言。企業体質が透けて見える」
SNSやGoogleレビューには、こうした声が溢れている。
さらに、一部では「星5レビューの水増し投稿」や「YouTuberの提灯動画」への批判も。
「良いものを作って広告を打つのは戦略。でも悪いものを誇張して売るのは詐欺だ」とのコメントには共感が集まっている。
【まとめ】
ジャングリアの現状は、期待値と現実の乖離があまりにも大きすぎた。広告の華々しさ、インフルエンサーの絶賛動画、その裏で利用者が体験しているのは「何もできない」「待つだけ」「濡れるだけ」「怒られるだけ」のテーマパーク地獄。
夢と希望を背負って開園した施設が、初日・二日目でこれほどまでに酷評される例は前代未聞だ。
沖縄の美しい自然を破壊し、700億円を投じて作られたこの「意識高い系の瓦礫」は、果たして復活できるのか。それともこのまま、日本最大級の「廃墟テーマパーク」へと変貌するのか。
いずれにしても、“夢を売る”はずのテーマパークが、“失望と怒り”を量産してしまった罪は、決して軽くない。
文:林直人