中森明菜、大分でフェスに初降臨「明菜だー!生きてたぞ!」 16年ぶりライブにファン熱狂

ジゴロック2025で熱唱する中森明菜=大分スポーツ公園(撮影・渋井君夫)
歌手、中森明菜(59)が19日、大分市の大分スポーツ公園で開幕した大型野外音楽フェスティバル「ジゴロック2025」に出演した。来月1日にデビュー43周年を迎える明菜だが、フェスに出演するのは初めてで、ライブも自身の公演以来16年ぶり。完全復活した姿に観客は大興奮だ。
明菜が魅せた!
2009年以来16年ぶりのライブ。だが、歳月をまるで感じさせない圧巻のパフォーマンスだ。
桜の季節が過ぎ去り、すっかり緑に囲まれた野外ステージ。午後5時半。日が傾き、涼しくなった会場に歌姫が舞い降りた。
ひと際大きな歓声が響き、場内は一気に熱くなる。髪をアップにした明菜は「DESIRE-情熱-」を歌い終えると、「盛り上がってますか~! 明菜だ~! 生きてたぞ~!」と第一声。
「だけど、オープニングから、つけ爪が外れた」と明かし、しゃがみこんで拾うと、「投げるぞ~」と会場に向かってポイッ。のっけから〝明菜節〟全開だ。
明菜にとって初めてのフェス。きっかけは過去に「愛撫(あいぶ)」(1994年)などの楽曲提供を受けた音楽プロデューサー、小室哲哉(66)から声をかけられたことだった。
体調不良から復帰し、昨年はファンクラブイベントを開催するなど本格的に音楽活動を再開させ始めていた明菜は「小室さんが一緒に舞台にいてくださるのなら…」と快諾。同フェスの特別企画「TK LEGENDARY WORKS」への出演が決まった。
ステージでは「7月になったら還暦だぞ~。あと10年くらい前だったら、もうちょっと踊れたかもしれない」と自虐ネタで笑わせつつ、「愛撫」や同じく小室から提供された「MOONLIGHT SHADOW-月に吠えろ」(96年)、さらに「TATTOO」と全4曲を披露。時折、投げキッスも交えて観客を喜ばせた。
会場からは「(復活を)待ってたー!!」の声が飛び、小室が「このジゴロックを機に(改めて)スタートしていただきたい」と期待すると、明菜は「はい」とうなずき、最後は同企画に参加したアーティストたち全員で、小室の所属ユニット、TM NETWORKの代表曲「Get Wild」を熱唱。明菜は「また来るよー。待っててくれるかな?」と再会を約束した。
■チケット完売
「ジゴロック」は今年で2回目。主催のTOSテレビ大分によると、昨年12月に明菜の出演が発表されるや大反響を呼び、19日のチケットは完売。昨年以上の盛り上がりを見せている。19日の「TK LEGENDARY-」のコーナーには明菜や氷川きよし(47)、鈴木亜美(43)らが出演し、ほかにもウルフルズ、スキマスイッチらが登場。20日も同所で開催され、電気グルーヴ、ORANGE RANGEらが出演。明菜も再び同企画に登場する。

ジゴロック2025で熱唱する中森明菜=大分スポーツ公園(撮影・渋井君夫)