あまりに長い「英語の入試問題」すらすら読める技 英語を読むスピードが遅い…どうすればいい?

(漫画:©︎三田紀房/コルク)
英語の長文化、早く読めない…
「英語を読むスピードが遅いです!どうすればいいですか?」
【漫画で読む】『ドラゴン桜』。英語長文はミュージカルを観るつもりで読めば解ける?
多くの受験生から寄せられることが多い質問です。最近は大学入試でも、英語の資格試験でも、英語の問題は長文化の傾向にあります。リーディング問題は、とにかく「スピード速く」読むことが求められているのです。
では、どのような勉強法を実践すれば、英文を読むスピードが上がるのでしょうか?
僕は「東大の要約問題を解くといいよ」とアドバイスしています。東大では毎年、「この英文を要約しなさい」という問題が出題されます。その問題を解く訓練をすると、自然と英語を読むスピードが上がります。
「えっ!東大?そんな難しい大学の問題はちょっと……」と考える人も多いでしょう。しかし、実は東大の要約問題で出される文章自体はそこまで難しい英語表現が使われていません。大学入試全体の中でも比較的読みやすい文章になっています。
東大の要約問題を解くことで「英文の構造」を理解することができて、英語のリズムにも慣れることができるのです。今回は、「英語を速読するための訓練としての要約」についてみなさんにお伝えしたいと思います。
まずは、英文の構造について語っている『ドラゴン桜』のワンシーンをご覧ください。
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(漫画:©︎三田紀房/コルク)
(漫画:©︎三田紀房/コルク)
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いかがでしょうか?英語の文章はミュージカルのように、流れがわかりやすい場合が多い、という話でしたね。
東大の要約問題は、この「序論・本論・結論という英文の流れ」をちゃんと理解できている人なのかどうかを問う問題です。
「第1段落は、要するにこういうことが言いたいんだな」「第1段落でこういう話をしているから、第2段落はこういう展開になったわけだな」というような、英文の流れがつかめる人であれば、10分以内にパパっと要約することができます。
そして要約の問題に慣れると、英語のリズムに気付くことができるようになります。例えば、英語の文章では、最初の段落で「always」「Most of us」「tend to」といった、「私たちはいつもこうしがちだ」「こう考える人は多い」というようなフレーズがよく出てきます。
そして第2段落では「しかし、実はそれは違うんじゃないか」と新しい問題提起をして、第3段落以降でその話をつなげていく、といったパターンが多いです。
どんな英文でも応用可能
東大の要約問題も大体このような流れの英文が多く、きちんと対策している人であれば「ああ、またこの流れね」「ってことは、第2段落はこんな話になるよね」ということに気づけるようになります。
この流れはどんな英文でも応用可能です。東大の要約問題に慣れていると、「あれ、この英文の流れ、勉強したことがあるぞ」とわかるようになるのです。
東大の入試問題はもちろん難しいです。ですが、難しいだけではなくて、実はすごく「勉強になる」ものでもあったりします。英語のレベルアップを目指すときに、非常に有効活用できる教材でもあるわけです。みなさんもぜひ、参考にしてみてください。