日航機墜落事故40年、坂本九さんが未来の娘たちに残した手紙公開 妻・柏木由紀子、黒柳徹子が思い語る テレ朝系「プラチナファミリー」

日航機墜落事故で亡くなった国民的歌手、坂本九さん(C)テレビ朝日

乗客乗員520人が犠牲になった日航ジャンボ機墜落事故から12日で40年。テレビ朝日系「プラチナファミリー 華麗なる一家をのぞき見」(火曜後7・0)ではこの日、同事故で亡くなった歌手、坂本九さん(享年43)の妻で女優、柏木由紀子(77)が出演する。番組MCの小泉孝太郎(47)が柏木と娘たちが暮らす自宅を訪問。坂本さんの軌跡や家族との絆に迫る。また、坂本さんを弟のようにかわいがっていたという番組特別顧問の黒柳徹子(92)が、坂本さんとのエピソードを披露し、思いを語る。

「プラチナファミリー」に出演する、左からMCの小泉孝太郎、特別顧問の黒柳徹子、MCの高嶋ちさ子(C)テレビ朝日

小泉が訪れたのは生前の坂本も暮らした自宅。20年前に建て替えられたが、坂本さんが暮らしていた当時の面影を残し、家の中には、坂本さんが使用していたマイクや「上を向いて歩こう」の各国のレコードジャケットなど、功績や思い出が詰まったミニギャラリーがある。

その一方で、自宅には家族を何よりも大切にしてきた一面が分かる思い出の品々も。娘たちが父の日にプレゼントした曲「パパ大好き」で、当時の娘たちの歌声を聴いた小泉は、「こみ上げてくるものがありますね」と言葉を詰まらせる。

小泉は坂本ファミリーの思い出のアルバムも見せてもらう。毎年訪れていたというハワイ旅行をはじめ、家族でさまざまな場所を訪れていたという坂本さん。小泉は元首相の父、小泉純一郎氏(83)と過ごした幼少期と重なったようで、「僕も父が写真を撮ってくれていて、今でもこういうふうにアルバムに残っています」と語る。今回の訪問で純一郎氏と坂本・柏木夫妻にはある縁があることが判明。柏木は、夫妻と純一郎氏が写った写真を小泉に見せる。

小泉孝太郎(右から2人目)は坂本九さんの思い出のつまった自宅を訪問する(C)テレビ朝日

家族との数々の思い出が披露される中で、坂本さんと柏木の出会いのエピソードも語られる。ドラマ撮影の際、撮影所にある喫茶店で、坂本さんは台本を破って電話番号を書き、柏木さんに渡してきたという。その坂本さんの直筆のメモも公開する。

NHKの伝説のバラエティー番組「夢であいましょう」で黒柳は、坂本さんやコメディアンで俳優、渥美清さん(1996年死去、享年68)ら一時代を築いていく人たちと共演。「上を向いて歩こう」はこの番組の「今月のうた」から誕生し坂本さんが歌ったもので、国内のみならず世界中で大ヒット。長く人々が口ずさむ歌となった。

坂本九さんから娘たちへの思いのこもった手紙に小泉孝太郎が涙する(C)テレビ朝日

坂本さんの生前から家族とも深い親交があった黒柳は、亡くなったあと家族に寄り添い、柏木は黒柳に助けられたと明かす。柏木は「『いつでもいいから、夜中でもいいから、悲しい時は電話してきて』と、おっしゃってくださって。実際に夜中にお電話をしてしまったり、何度もお電話をして話を聞いていただいたりして、すごく支えてもらってます」と語る。

黒柳も「ずいぶん悲しかったと思います。2人でよく話しましたけど、乗り越えてくださって、子供たちも大きく育ってよかった」と今の思いを口にする。

現在シンガーソングライターとして活動する坂本・柏木夫妻の長女、大島花子(51)、元宝塚歌劇団所属の次女、舞子さんも「親戚のおばさまのごとく頼らせていただいて…親身になって寄り添ってくださいました」と感謝しつつ、黒柳とのほほえましいエピソードも明かす。

柏木は、大切に保管している坂本さんや黒柳からの数々の手紙のなかで、亡くなった坂本さんから娘たちに届いた手紙を披露。それは未来の娘たちに宛てた手紙で、亡くなる4カ月前の1985年4月に書かれたもの。時を経て2001年に届いたというその手紙を目にした小泉は、坂本さんが込めた思いを感じて涙を流す。