友人のためにお弁当を作る女子高生、夜間に仕込んでいると背後に気配が…「ハピエンでいてくれ」の声【漫画】

『柊ちゃんと富川ちゃん』が話題
コミックの映像化や、小説のコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回は、pixivで連載中の犬山あむさんが描く『柊ちゃんと富川ちゃん』をピックアップ。
創作百合フェスタ【公式】のXが7月15日に本作を投稿したところ、4,000件を超える「いいね」と共に、多くの反響コメントが寄せられた。本記事では、犬山あむさんにインタビューを行い、創作のきっかけや漫画を描く際のこだわりについて語ってもらった。
友達にお弁当を作っていたら…

『柊ちゃんと富川ちゃん』(6/25)
コミュニケーションが苦手な柊ちゃんは、ある時クレープ屋さんの前で同級生の富川ちゃんと出会う。富川ちゃんは、柊ちゃんとは正反対で明るく社交的。これをきっかけに仲良くなった二人は、少しずつ距離を縮めていく。
ある日、いつもおにぎりを食べている柊ちゃんにお弁当を作ってあげることにした富川ちゃん。食材を買い、家族が寝ている夜に仕込みをする富川ちゃんだったが、背後に気配を感じ…?
作品を読んだ読者からは、「最後流れ変わってきて続き気になるんですが」「うわぁ急にシリアス」「ふたりとも可愛かった」など、反響の声が多く寄せられている。
作者・犬山あむさん「一番注目してほしいのは、彼女たちの過去」

『柊ちゃんと富川ちゃん』(9/25)
――『柊ちゃんと富川ちゃん』は、どのようにして生まれた作品ですか?きっかけや理由などをお教えください。
最初に生まれたのは「柊ちゃん」でした!「内向的でコミュニケーションが苦手。けれど、酷い過去を越えた先の芯がある子」それを描きたい、と思ったのがきっかけです。次に、そんな柊ちゃんの隣にいてほしい存在として、社交的で明るく、周りに流されやすい「富川ちゃん」が生まれました!
――本作を描いたうえで「こだわった点」あるいは「ここに注目してほしい!」というポイントがあればお教えください。
一番注目してほしいのは、彼女たちの過去です。目を背けたくなるような過去が、現在の彼女たちにどのように影響しているのか。「一見まったく違う人生を歩んでいそうな2人が、実は似た過去を持っている」そこに注目してもらえると嬉しいです。
――今回の作品のなかで、特に気に入っているシーンやセリフがあれば、理由と共にお教えください。
台所で富川ちゃんがお弁当を作っている最中、お母さんと会ってしまい、心情が大きく変化するシーンが特に気に入っています。また、最初に「ごめんなさい」と口にすることで、母親を恐ろしい存在として認識していることを伝えたかったのです。その後、母親への歪んだ愛情表現を見せることで、読者の方に「富川ちゃんも何かを抱えている子」として見てもらえるよう意識して描きました。
――登場キャラクターの関係性を描く際に意識していることがございましたらお教えください。
2人をくっつけすぎないように意識しています。「人に対するトラウマ」が共通してあるため、心を開きすぎてしまわないよう、ほのぼの回でも距離感に注意しています。
また、2人はお互いの過去をまだ知らないため、書き手の視点が透けてしまわないよう「2人の視点」を忘れないようにしています。
――犬山あむさんご自身や作品について、今後の展望・目標をお教えください。
今見てくださっている方々に、もっと分かりやすく、見やすい作品を届けられるようになりたいです!
――最後に、作品を楽しみにしている読者やファンの方へ、メッセージをお願いします。
いつも応援ありがとうございます。これからも彼女たちの魅力を引き出せるよう、もっともっと頑張りますので、よろしくお願いします!!