独身サラリーマンと暮らす“かみさまキツネ”…風邪の看病に徹する健気な姿に「癒された」の声【漫画】

風邪をひいたコタローにおかゆを作ってあげるシロ
コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回は、漫画家・ヤシンさんの作品『かみさまキツネとサラリーマン』をご紹介しよう。
同作は32歳独身サラリーマンのコタローと4柱の“かみさまキツネ”との日常を描いた一作で、2025年6月に書籍化している。以前ヤシンさんのX(旧Twitter)に同作の「風邪っぴきサラリーマン、長命キツネに看病される」が投稿されると、4万以上の「いいね」を獲得。そこで作者のヤシンさんに、同作を描いたきっかけについて話を伺った。
看病する姿が愛おしい“悪疫退散のかみさまキツネ”

『風邪っぴきサラリーマン、長命キツネに看病される』(1/11)
ある日の出勤前、風邪によって38.2度の高熱が出てしまったコタロー。会社に迷惑がかかると思い、在宅で仕事をしようと考えていると、看病していた悪疫退散のかみさまキツネ・シロが涙を流すほどコタローを心配する。
仕方なく安静にしていたところ、商売繁盛を司るリーダー格のベニ、五穀豊穣を司る食いしん坊のキン、開運招福を司る末っ子気質のクロがぞろぞろとやってきてコタローを心配するも、騒がしいため部屋の外に追い出すシロ。その後、少し楽になってきたコタローは、シロに「今すぐ風邪 治したりできないか…?」とお願いすると…。
かみさまキツネたちの様子に対し、読者からは「シロの看病する姿に癒された」「心配するキツネたちが愛おしい」など好評の声が相次いでいた。
誕生のきっかけは落書き?

『風邪っぴきサラリーマン、長命キツネに看病される』(5/11)
――『かみさまキツネとサラリーマン』を創作したきっかけや理由があればお教えください。
仕事の合間になんとなく描いた落書きがきっかけです。もともと特にストーリーなどはなく、おじさんが無邪気なキツネたちに翻弄されている落書きだったのですが、そこからキャラの関係性について想像を膨らませ、現在のキャラクター設定・世界観に落ち着きました。

『かみさまキツネとサラリーマン』が生まれたきっかけとなった落書き
――「風邪っぴきサラリーマン、長命キツネに看病される」を描いたうえで「こだわった点」あるいは「ここに注目してほしい!」というポイントがあれば教えてください。
控えめで無口ながらしっかり看病はするシロの活躍です。このエピソードで活躍するシロは一切セリフがなく、いつも微笑んでいるような顔なので、体の動きや表情で感情が伝わるよう工夫しました。
――『風邪っぴきサラリーマン、長命キツネに看病される』の中で特に気に入っているシーンやセリフがあれば、理由と共に教えてください。
風邪の症状がマシになってきたコタローに、シロが通院をすすめるシーンです。かみさまがいる世界といっても、かみさまも万能ではないので、頼れるときは専門家を頼る、ということを端的に表現できたかな…と思っています。
――作中には可愛らしいキツネたちが登場しますが、デザインはどのような経緯で考えたのでしょうか?
キツネをモチーフにしたキャラクターのビジュアルとしては最初の落書きの時点でざっくり決まっていました。
同じ形状のキャラクターを色と表情で区別する、という点に関しては過去に自身が制作した『ねよこ』『たれみみよんひき』というキャラクターからヒントを得ています。

『ねよこ』の画像

『たれみみよんひき』の画像
もともと「同じ形状をベースに、色や表情の違いでキャラを区別する」コンテンツが好きで、お茶犬やアフロ犬、FROG STYLEなど、2000年代初頭に流行したキャラクターコンテンツから少なからず影響を受けているのかな、と思っています。
――読者へメッセージをお願いします。
いつも応援いただきありがとうございます!念願だった重版も決まり、読者の皆様には心から御礼を申し上げます。楽しんでいただける作品制作をこれからも続けていきたいと思っていますので、引き続き応援いただけますと幸いです!