週刊脳トレ|できるだけ素早く正確にカウントしてください「ブロック数え」
全国的にやっと肌寒さから脱してきたようです。外で体を動かすにもいい季節ですが、脳も同じように働かせましょう。手軽にできる「脳トレ」(認知症予防医・ひろかわクリニック院長の広川慶裕先生監修)はオススメです。
今回のトレーニングは「ブロック数え」。物体の大きさや角度、距離などの情報を把握するための「空間認識」機能をが関係します。
落ち着いて数えれば大丈夫
立方体のブロックを積んだものです。何個使っているかブロックの数を答えてください。をブロックはすき間なく並べられているので、隠れているところにも存在すると考えてください。
Q1、Q2、2問とも回答するまでの制限時間は30秒。

週刊脳トレ|できるだけ素早く正確にカウントしてください「ブロック数え」
Q1は12個、Q2は11個でした。次も頑張ってみましょう。
回答方法は1問目と同じです。積み方や色が変わっていますが、混乱しないようにうまく数えてください。
制限時間は30秒。

正解はQ3が10個、Q4は13個でした。時間内に答えられましたか?
10個前後の個数を数えるのは簡単…と思っていても、時間制限を設けていざ始めてみると、うっかり同じ場所を数えてしまったり何個目までいったか忘れてしまったりすることがあります。人間の脳はとても優秀ですが、ときに錯覚や勘違いを起こす点が興味深いところです。試験問題で、トランプをどこまで配ったかわからなくなってしまう、回答欄を一つずつズレて書いてしまったといったミスを経験した人もいることでしょう。ミスが続いてしまったからといって心配することはありません。その経験を踏まえて次に活かすことができるのも、人間の脳が高機能であるからこそ。元気な脳を維持するために、色々な課題やトレーニングに挑戦していきましょう。
■監修:広川慶裕(ひろかわよしひろ)

1984年、京都大学医学部卒業。精神科医として、認知症予防/治療やうつ病などの精神疾患治療に専念。2014年より、ひろかわクリニック院長。精神保健指定医、日本精神神経学会精神科専門医・指導医、日本医師会認定産業医。毎週水曜と隔週土曜に、クリニックにて運動と思考力を鍛える「認トレ教室」を開催している。著書に『認知症予防トレーニング 認トレ 一生ボケない! 38の方法』(すばる舎)、『あなたの認知症は40歳からわかる!!! 早期発見で発症、進行を抑える』(悟空出版)など。