好きな人のために頑張る元隠キャ…無意識に同級生をドキドキさせる姿に「日浦くん愛らしい」【漫画】

『恋する(おとめ)の作り方』より
コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョンマンガ部」。今回は、「comic POOL」で連載中の『恋する(おとめ)の作り方』(一迅社刊)の1エピソードを紹介する。作者の万丈梓さんが、7月13日にX(旧Twitter)に本作を投稿したところ、2000件を超える「いいね」やコメントが多数寄せられた。本記事では、万丈梓さんにインタビューを行い、創作の裏側やこだわりについて語ってもらった。
陰キャから一転かわいい姿にクラスメイト撃沈

『恋する(おとめ)の作り方』より
文化祭の舞台に向けて、クラス全体が準備に大忙しのある日。日浦は舞台衣装の採寸をされていた。日浦が扮する人魚姫を想像し、衣装担当が賑やかに話している中、ほかのクラスメイトも着々と準備を進めていく。
その様子を見ていた日浦は、自分も役に立ちたいと考え、飲み物を差し入れたり積極的に手伝ったりした。無意識にうちに多くのクラスメイトをドキドキさせていく日浦だったが、その様子を見ていた恋人の御堂は……。
このエピソードを読んだ人たちからは、「日浦くん愛らしい」「天使のような姿」「魅力が詰まっている」「おとつく最高です」など、多くのコメントが寄せられている。
作者・万丈梓さんお気に入りのシーン「精一杯のいじらしいアプローチ」

『恋する(おとめ)の作り方』より
――本作のお話の発想の源はどこだったのでしょうか?。
元々この「恋する(おとめ)の作り方」という漫画は「冴えない陰キャ男子・日浦が好きな人のためにかわいくなろうと頑張る」というお話なので、文化祭という舞台に向けて好きな人に見合う人間になろうと頑張る日浦の姿を描こうと思ったのがきっかけです。
――本作では、日浦くんの人魚姫姿が非常に印象的でした。本作を描いたうえで「こだわった点」あるいは「ここに注目してほしい!」というポイントがあればお教えください。
このあとのお話で本番用に別に2パターン人魚の衣装があるので、それと被らないように、なおかつそれを超えない程度にかわいい衣装というのを念頭に置いてデザインしました。キレイ系とかわいい系でイメージ元のお魚を変えて制作しています。
――特に気に入っているシーンやセリフがあれば、理由と共にお教えください。
「御堂の恋人になれたときに、隣にいて恥ずかしくない僕でいなきゃだめじゃん?」のところでしょうか。ここではすでに日浦から御堂へ告白は済ませていて返事待ちの状態なので、日浦からの精一杯のいじらしいアプローチとしてかわいく見えるように描きました。
――ストーリーを考えるうえで気をつけていることや意識していることなどについてお教えください。
・1話の中、一連のエピソードの中でちゃんとヒロインと相手役の「心の流れ」を丁寧に描くこと
・「ヒロインの行動のかわいさがいかに読者の想像を上回れるか」をちゃんと考えること
・「女装をしているとこんなに嫌なことがあるよ、こんなに偏見の目を向けられるよ」というようなことはなるべく描かないことが特に大事にしている 3つです。
――万丈梓さんの作品は、動きや表情がキャラクターの心情を雄弁に物語っているように感じます。作画の際にこだわっていることや、特に意識していることはありますか?
ありがとうございます。どれだけ時間がなくても決めシーンは納得行くまで直す所と、トーンワークや光の描写にこだわってとにかく丁寧にやる事は意識しています。下描きをちゃんと描いた上で、ペン入れで更にその表情の良さやかわいさかっこよさが上回らないと基本的には没にします。
――今後挑戦してみたいジャンルやテーマがありましたらお教えください。
今のところはまだ何も考えていないです。そのときに描きたいものや求められているものがあれば何でも描くと思います。
――作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします!
作品も 6 年目になりますが、今でも続けて読んでくださったり新しく読み始めてくださる方には心から感謝しています。今後は今までのかわいさをさらにアップデートしつつ、ふたりが付き合い始めたことでこれまでは見られなかった新たな日浦の魅力をたくさん出していきたいと思いますのでぜひ今後も楽しみにしていただけたらと思います!