万博にデンマーク国王 日本と「相互に尊敬」 会場訪問は参加国で初 式典では特別ライブ

大阪・関西万博でデンマークのナショナルデーの式典に出席したフレデリック国王と2025年日本国際博覧会政府代表の羽田浩二氏=24日、大阪市此花区(山田耕一撮影)

大阪市の人工島・夢洲(ゆめしま)で開催中の2025年大阪・関西万博で24日、ナショナルデーを迎えた北欧のデンマークが式典を開いた。来日したフレデリック国王は万博の意義について「(各国・地域の)相互理解と文化交流を促す場で、国際的な協力のために極めて重要」と語った。

デンマークのナショナルデーの式典で歌声を響かせるミイナ・オカベさん(左)=24日、大阪市此花区(山田耕一撮影)

今回の万博で海外参加国の国王訪問は初めて。式典ではデンマークと日本の両国旗が掲揚され、デンマークの豊かな自然などを映像で紹介した。

フレデリック国王は2005年愛知万博を訪れた思い出に触れ、日本との関係について「相互の尊敬、パートナーシップがある」と強調した。

日本側も2025年日本国際博覧会政府代表の羽田浩二氏が「両国間の友情の基礎は皇室とデンマーク王室の長年の友好関係にある」と歓迎の言葉を述べた。式典には河野太郎元外相も出席した。

デンマークは他の4カ国と共同で北欧パビリオンを出展している。フレデリック国王は「持続可能な地域を目指すデンマークが提供する価値観の一端を感じていただけたら」と語った。

式典では特別ライブも開催。日本にもルーツがあるデンマークの歌手、ミイナ・オカベさんが歌声を響かせ、日本とデンマークの音楽家3人がそろってこの日限りの演奏を披露した。(西川博明)