歌劇団の娘役は爪の先まで意識。男役を引き立てる技術は想像以上!/吉祥寺少年歌劇(4)

歌劇団の娘役は爪の先まで意識。男役を引き立てる技術は想像以上!
男子のみで構成される伝統の歌劇団「吉祥寺少年歌劇」。入団するには、上下関係、礼節、作法、すべてに厳しい付属の音楽学校への入学が必須。倍率27倍の難関を突破して入学した進藤瑞穂は、憧れの男役を目指してレッスンに励むつもりが…適正面談でまさかの「娘役」と告げられます。ショックを隠しきれず、首席候補の白井寿に娘役への不満をこぼすと、「じゃあ早くやめろ」と冷たく言い放たれてしまって――。
憧れと現実の間で葛藤しながら、己のすべてを懸けて夢の舞台を目指す少年たちの青春輪舞曲『吉祥寺少年歌劇』を7回連載でお送りします。今回は第4回です。
※本記事は町田粥著の書籍『吉祥寺少年歌劇』から一部抜粋・編集しました。

女優のようで女優じゃない

どうやって折り合いをつければいいんだろう?

すごい顔で寮に戻ったと思ったら...それは話した相手が悪かったなあ

「娘役は男役に魔法をかける」

ニコニコと微笑みながらね...

サワ、娘役にならねえの?

好きだからこそ自分が娘役っていうのは選べないかな...

まだちょっと悩んでるけど...

パンパンパン

日舞もバレエもできんのかーい

あなたね、自分の背が高いのが嫌だとか思ってるんじゃない?
著=町田粥/『吉祥寺少年歌劇』