松本伊代 「1ミリもだまされたと思わなくて…」疑いもせず詐欺被害に遭い続ける妻にヒロミ「特別だから、彼女は」

松本伊代 「1ミリもだまされたと思わなくて…」疑いもせず詐欺被害に遭い続ける妻にヒロミ「特別だから、彼女は」
松本伊代が26日放送の『行列のできる相談所』復活スペシャルに出演。最強弁護士軍団に“デジタル遺産”について相談し、スタジオを驚かせた。
この日、半年ぶりの復活を遂げた『行列』は、スペシャルMCに明石家さんまを迎え、“芸能人事件簿”と題したテーマで、法律相談を次々と展開。そんな中、松本は、ある日携帯に、“未納のものがあります。大至急振り込んでください”というメールが届き、全く身に覚えがないものの、すぐに振り込んでしまったという。このことについて、「1ミリもだまされたと思わなくて、ヒロミさんに“ママみたいな人がそういうのになるから、気をつけなさいよ”っていうふうに言われました」と注意を受けたことを回顧。
しかしその数か月後にも松本は、水道のフィルターの交換業者から、30万円の“筋トレ器具”を勧められ、疑うことなく購入。しかし、ヒロミには“通販番組でもらった”と伝えており、スタッフから事実を知らさたヒロミはインタビューで、「言わないでしょ、それ俺にね。大体、フィルターの交換に来た人が筋トレグッズって、普通わかるでしょ?」と苦笑い。
さらに「どういうつもりなんだろうね?俺が旦那だってこともわかってんだから」と業者への不満も口にしたヒロミは、「それは、“うちの旦那さんはそういうのに詳しいから大丈夫です”と言えば済むことじゃん。言わないんだよね。話を聞くタイプなんだよね」と吐露。
そして、“怒っていないのか?”と聞かれると、ヒロミは「怒ったところでしょうがないし。特別だから、彼女は。皆さんが思うよりスゴい人だからね」と答え、「近所の人とスゴい長い間しゃべっていて、“誰なの?”って聞いたら、“知らない”って言ってるからね。そういうタイプの人だから」とまさかのエピソードを披露。最後に松本に向け、「2度とだまされないようにね。お願いします。あと知らない人とあんまり話さないように」とメッセージを送った。
そんな松本は、「よく“デジタル遺産”とかって言うじゃないですか。もしヒロミさんに万が一のことがあったら困るかなと思って」と、ネット銀行、電子マネー、仮想通貨など、個人がデジタル形式で管理していた財産を総称する“デジタル遺産”を心配していることを告白。

実際、財産を持っている人が亡くなった場合、個人のスマホにアクセスできず、銀行口座や証券口座の情報が確認できないケースが多いといい、「ヒロミさんは秘密主義なので、ネット銀行とかそういうちゃんとした番号とかわからない」と悩ましげな松本。そこで、“夫が急に亡くなり、ネット銀行などのパスワードを確認したくてもできない”。そんな時、財産を確認する方法、対策はあるのかを弁護士軍団に相談した。
この相談に対してさんまが「これは今時のことやからな」と反応すると、松本は、「ヒロミさんが、“僕が死んじゃっても、ママはお金持ちになってるから大丈夫だよ”って言ってくれるんですけど、それでもそのパスワードとかいろんなのがわかんなかったら、それがちょっともうムダに」と心配しているのだという。そこでさんまが「それはだから、ノートに書いといてもらうかやな」と提案するが、松本は「言いづらい」と困惑の表情。
すると太田光代が「ヒロミさんしっかりされてるから、やってるんじゃないかな」と口にすると、さんまは、松本のおっちょこちょいの性格から「(ヒロミは対策を)やってると言ってるのに(松本が)聞いてなかった(んじゃないか)」と推測。長嶋一茂も「(聞いたことを)忘れてるんだよ、伊代ちゃん」と便乗。あり得る話に、松本も「そうかな~」と反応しスタジオは笑いが。

情報を教えてもらえないという松本に、さんまは「ヒロミの財産消えて、誰かに持っていかれたとしても、伊代ちゃんは1人で生きていける」とフォロー。しかし松本は「生きていけない。誰かにだまされちゃうかもしれないですよね、もしかして」と反論したが、さんまは「だましがいがないから返すと思う」と予想し、笑いを誘った。
夫が急に亡くなり、ネット銀行などのパスワードを確認したくてもできない場合、“財産を確認する方法や対策はあるのか?”。弁護士軍団に相談したところ、北村晴男弁護士は“リストアップ化”、橋下徹弁護士は“遺言”、本村健太郎弁護士は“引き継ぎサービス”、森詩絵里弁護士は“パスワード管理アプリ”と見解を提示。

まず北村弁護士は、「お答えの前に、一般論とちょっと1つだけ」と切り出し、「“だまされやすい人がいる”と、これは悪徳業者の間で、その人のリストが回っていますので、一般的には。だから繰り返し来ますから、それは気をつけてください」と警鐘を鳴らすと、一同騒然。それを受けてさんまが、「電話出たらあかんわ」と声を上げると、松本は「電話出ません。電話も出ないし、メールも開きません」と宣言した。
改めて北村弁護士は、「まずどこにどういう資産があって、“パスワードはどうですか?”っていう、これも言いにくいケースもあると」と寄り添い、「であれば、銀行名、支店名、証券会社名、支店名など、それだけをリストアップして“お互いに交換しましょうね”。これなら、そこまで言いにくくないと思うので」と提案。
その真意について、「もしそれがしてあれば、片方亡くなった時に、“相続人だ”ということはすぐに証明できますので」と北村弁護士は説明。「相続人というのは、財産関係については包括承継と言って、その人の人格をそのまま受け継ぎますので、本人になりますから、そこから先はその証券会社が管理しているものであれば通常解除して、資産を示してもらえますから、それが可能になります」とアドバイスした。
続いて森弁護士は、「パスワード管理アプリというのは、いろいろなサイトのIDとかパスワードを一括して、そのアプリで管理しておくというものなんですけど」と切り出し、「そのアプリ自体に入るマスターパスワードだけをご家族に伝えておいたら、何かあった時に家族は、そのアプリに入ってパスワード情報を引き出せるという方法があります」と説明した。

続いて本村弁護士は、「デジタル遺産の引き継ぎサービスっていう。これは民間の業者がビジネスとしてやっている有料のサービスです」と話し始め、「“自分に万が一のことがあったら家族が困るから、その時点で家族に知らせてほしい”というのをあらかじめお願いしておくと。情報を登録しておいて、“万が一のことがあった”っていうことを業者にわかってもらう方法として、定期的に業者さんから安否確認の連絡がくるんですね。亡くなるまでは連絡をとり続けるわけですね」とサービス内容を解説した。
さらに詳しく「安否確認のメールに応答していれば、“まだこの人は元気だな”。だけど、ある時期から応答が来なくなった。“このユーザーさんに万一のことがあったんだな”と。その時点で家族に、“すみません。こういう情報を預かっております”と伝えてもらうという仕組みになっている」と紹介し、スタジオからは感嘆の声が上がった。
最後に橋下弁護士は「遺言が王道なんですけども。確かにやりにくいと。“まだ生きているうちに遺言を交換するのはやりにくい”というのがあるかもわかりませんが、ただ、これからの時代はですね、生前にしっかり遺言を作っておくっていうことが、後のトラブルをなくす、ある意味王道なので」と考えを明かした。

そして森弁護士の提案について、「アプリの危険性はですね、Appleの場合にはAppleを開くパスワード。あれは捜査機関にも絶対に開示しないですよ」と切り込んだ橋下弁護士ただ、このアプリのパスワードよりも、Appleを開く、iPhoneを開くパスワードがまず重要です。それがわからなかったら永久に開けません」と注意喚起した。
さらに本村弁護士が提案した引き継ぎサービスについても、橋下弁護士は危険な場合もあると警鐘を鳴らす。スタジオがザワつくと、さんまも便乗し本村弁護士に「これはあかんて」とツッコみ。北村弁護士も「これは本当にその通りで、いや、全部がじゃないですよ。まれに悪徳業者がいる可能性があって」と補足すると、2人から否定された本村弁護士は肩を落とし、スタジオは大きな笑いに包まれた。

写真提供:(C)日テレ
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