新築に取り付けたエアコン、悪徳業者の施工内容にゾッとした 専門家は「壁を壊すしかない」

「冷房」としてのエアコン使用のピークが過ぎたいま、エアコンの交換を検討している家庭も多いことだろう。

そんな中X上では、エアコン交換の最中に発見された悪徳業者の「卑劣な手口」が話題となっているのだ。

 

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■エアコン取り付けの穴、よく見ると…

注目を集めているのは、電気関連だけでなく水道、水回りリフォームや塗装など、「お家の事ならなんでも承ります」という埼玉県熊谷市の「おうちサポートつねみ」が投稿したポスト。

■エアコン取り付けの穴、よく見ると…, ■「家を破壊しているようなもの」と話題, ■修理するには「壁を壊すしかない」, ■杜撰な仕事が行われる理由, ■執筆者プロフィール

エアコン取り付けで空いた穴

画像提供:おうちサポートつねみ

「毎年言ってますが、年に数件遭遇します」と綴られた投稿には、厚みのある壁を貫通するほどの穴の写った写真が添えられている。どうやらエアコン交換の際に発見した穴のようなのだが…。

ポスト本文には「エアコン交換工事にて。柱、筋交をぶち抜きされてる案件」「ちなみにこれは新築の時に付けたエアコンらしいです…」「本当に信頼できる業者に依頼しましょ」と、驚きの内容が続いていた。

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■「家を破壊しているようなもの」と話題

ちなみに「筋交」(すじかい)とは、柱と柱の間に入れる部材で、建物の構造体を補強する役割がある。

こちらのショッキングな光景は瞬く間に話題となり、Xユーザーからは「家を破壊しているようなものですね…」「こんなことあり得るのか」「怖すぎる」「素人工事ですね」「耐震強度、大丈夫なのか?」など、驚きの声が多数寄せられていた。

柱に筋交と、重要な部材に穴が空けられたら、果たしてその家はどうなってしまうのだろうか…?

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■修理するには「壁を壊すしかない」

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エアコン取り付けで空いた穴

画像提供:おうちサポートつねみ

当該のポストに写った物件のエアコン交換施工を担当した「おうちサポートつねみ」の担当者は、「このような案件では耐震性の問題はもちろん、こんな工事をする業者では他の場所もどんな施工をしているのか分かりません…」と、苦言を呈す。

通常、配管を通すための穴は雨水が入り込まないよう、外側に空けるのが基本だという。しかし、これが「逆勾配」となっている現場も少なくなく、「雨漏りの原因となります」とも語っていた。

このような状況に遭遇した場合の対応について、担当者は「施主様に状況を確認頂き、ご説明をします。柱や筋交の修理をするには、壁を壊して補修するしかありません」「かなり大がかりな工事になりますし、施主様も夏場の暑い時にエアコンが無いのは困るということもあり、仕方なくそのままエアコンを施行するケースがほとんどです」と、説明している。

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■杜撰な仕事が行われる理由

果たしてなぜ、施行業者はこのような杜撰(ずさん)な仕事をしてしまったのだろうか。

その一因について、「おうちサポートつねみ」の担当者は「量販店などの取り付け業者とは異なり、当社はいわゆる『街の電気屋さん』です」と、自社を例に挙げて説明する。

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エアコン取り付けで空いた穴

画像提供:おうちサポートつねみ

その内容は「量販店等と取り付け業者は基本的に一度付けてしまえばそれっきりなので、悪く言えば『適当な工事をして、そこに地雷が埋まっていたとしてもそれまで』なのです」「しかし、当社では基本的に固定のお客様(リピーターさん)が多いので、基本的には自社で工事したエアコンの取り替え、入れ換えが多いため、十数年前に自分が付けたエアコンを取り替えるなんて現場もよくあります」というものであった。

こうした事情を踏まえ、「ある意味タイムカプセルなので、変な工事は絶対にできません」と、プロとしての矜持を語ってくれた。

物件を購入する際、業者選びにはくれぐれも気をつけてほしい。

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■執筆者プロフィール

秋山はじめ:1989年生まれ。『Sirabee』編集部取材担当サブデスク。

新卒入社した三菱電機グループのIT企業で営業職を経験の後、ブラックすぎる編集プロダクションに入社。生と死の狭間で唯一無二のライティングスキルを会得し、退職後は未払い残業代に利息を乗せて回収に成功。以降はSirabee編集部にて、その企画力・機動力を活かして邁進中。

X(旧・ツイッター)を中心にSNSでバズった投稿に関する深掘り取材記事を、年間400件以上担当。エアコンに関する取材記事を多数担当している。

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