高市総裁会見前「支持率下げてやる」 怒り続々 「マスコミの闇が露呈した瞬間」

公明党との会談後、記者団の取材に応じる自民党の高市早苗総裁と鈴木俊一幹事長 =7日午後、党本部

自民党の高市早苗総裁が7日、党本部で開いた記者会見で、本人が到着する前の準備中に、報道関係者による「支持率下げてやる」「支持率下げるような写真しか出さねえぞ」などの声がマイクに拾われて全国に流れた問題は、ネット上で波紋を広げ続けている。

問題の声は、高市総裁の会見を生中継するNHKや日本テレビの放送を通じて流れた。この部分を切り取った映像が、X(旧ツイッター)などSNS上で拡散。

「どこのメディアの記者か」「カメラマン?」「これだからオールドメディアは」など、有権者から怒りの声が沸き起こっている。

中継映像では、報道陣がマイク周辺にボイスレコーダーを設置する最中、「麻生さんからイヤフォンで指示聞いたりして」「リ、リモコン?」などと高市総裁を揶揄するような笑い声や、「靖国は譲れません」などの声も確認できた。

北村晴男氏、フィフィやゆたぼんも参戦、マスコミ批判が拡大

80万人以上のフォロワーをもつエジプト出身のタレント、フィフィは、「『支持率下げてやる』拡散動画に反応か テレ東名物記者『冗談であれ、許されない言葉がある』」というタイトルのスポーツ紙記事のリンク先を示した上で、「これ↓」と、ひとこと。問題の動画をシェアして反応を示した。

北村晴男参院議員

16歳の冒険家でユーチューバーのゆたぼんは、「これがマスコミの闇です。『支持率下げてやる』って、中立であるべき報道機関がこんな事言って恥ずかしくないんですかね?僕も小学生の時からメディアに取り上げられて、わざと叩かれるような書かれ方をされた事が何度もありました!陰で何を言われて、どう書かれるか、本当わからないんですよね!」と、自身の体験をまじえて批判した。

一方、東京都港区議会議員(無所属)の新藤加菜氏は「オールドメディアが高市総裁の揚げ足を取ればとるほど支持率は上がると思います…。本質の時代が来ましたね」とコメント。かえって、反高市メディアが可視化されたことの意義をポストしている。

さらに、弁護士で日本保守党参院議員の北村晴男氏は「これが左翼メディアの本質。高市さんに対し、ありとあらゆる理不尽な攻撃が続く。その攻撃は日本の民主主義を破壊し、日本そのものを破壊しようとするものである。彼らの攻撃は、石破左翼政権には向けられず、かつて安倍さんに対して向けられたのと同様の極めて悪質なもの。我々保守層は、政治家も国民も一致して、高市さんの様に日本を守ろうとする志を、全力で支える」と、強い調子で批判した。

浜田聡・前参院議員

元参院議員・浜田聡氏「メディアの信頼失墜」と声明

この問題で、自身のXに長文の見解を寄せたのは、論客として知られる医師で前参議院議員(NHKから国民を守る党)の浜田聡氏。

浜田聡氏の声明は次の通り。

マスコミの姿勢に関して

令和7年10月8日

前参議院議員 浜田 聡

私は、長年メディアの役割と責任について考えてまいりました。

昨今、SNS上で拡散されている動画の内容を受けて、マスコミの姿勢について強く懸念を表明し、声明を発表いたします。

該当の動画は、自民党総裁候補である高市早苗氏の記者会見直前に、記者らが「支持率下げてやる」「支持率下げるような写真しか出さねーぞ」などと発言し、笑いながら談笑している様子を捉えたものです。

この音声は、会見の待機中にマイクが拾ったものであり、明らかな偏向と悪意が露呈しています。

記者会見の場は、国民に正確な情報を伝えるためのものであり、こうした行為はジャーナリズムの基本原則を著しく損なうものです。

マスコミは、権力の監視者として、中立・公正な報道を義務づけられています。

しかし、このような発言は、特定の政治家や政党に対する偏見に基づく報道姿勢を示しており、国民の知る権利を侵害するものです。

特に、保守的な政策を掲げる人物に対するこうした扱いは、メディア全体の信頼を失墜させる要因となっています。

私は、NHKをはじめとする公共放送や大手メディアが、しばしば政治的なバイアスをかける問題を指摘してまいりましたが、この事件はそうした問題の氷山の一角に過ぎません。

マスコミのあるべき姿勢とは、以下の通りです:

- 公正性の徹底:事実を基に報道する。個人的な意見や政治的意図を混入させない。

- 透明性の確保:取材過程や情報源を明確にし、誤報や偏向報道が発生した場合、速やかに訂正・謝罪する。

- 倫理規範の遵守:記者クラブ制度の見直しを含め、独占的な取材環境が偏向を生む構造を改革する。

この事件を機に、マスコミ各社は自らの報道姿勢を振り返り、改革に取り組むべきです。

国民は、こうした偏向に気づき始めています。

メディアが信頼を回復するためには、即時の対応が必要です。

私は、引き続きメディアの改革を訴え、公正な情報環境の実現に向けて活動してまいります。

記者会見を待つ間に、仲間同士で交わしたとみられる「軽口」「無駄口」が、多くの有権者、識者を巻き込んで、ただならぬ事態になってきた。

■浜田聡(はまだ・さとし) 1977年5月11日生まれ。京都市出身。東大大学院教育学研究科修士課程修了。京大医学部卒業。放射線科専門医。NHKから国民を守る党の前参議院議員。医師免許を持ち、東京大学教育学部と京都大学医学部を卒業。医療政策、税制改革や公共放送のあり方について発信している。

(zakⅡ編集部・霞蓮刃)

■霞蓮刃(かれん・じん) 芸能・エンタメ記者歴三十ウン年。広くふわっと多方面に取材。Xアカウントは@zakdesk