【料理家・栗原はるみの人生を変えたレシピ】40年作り続ける「揚げ鶏のねぎソース」誕生秘話

75歳でレシピやライフスタイルを紹介する雑誌『栗原はるみ』を創刊。

号を重ねながら、雑誌の企画で挑戦したギターが新しい趣味になったり、猫を飼いはじめたり……。料理はもちろん、自分らしくひとりでも楽しく暮らすためのヒントを発信し続けている料理家の栗原はるみさん。

そんな栗原さんが、誌面だけではどうしても伝えきれない料理のコツ、そして何より料理を作ることの楽しさ、丁寧な暮らしのエッセンスをお届けするオンライン料理教室をスタートさせました。

【料理家・栗原はるみの人生を変えたレシピ】40年作り続ける「揚げ鶏のねぎソース」誕生秘話

10月のメニューは、あんかけ焼きそばとえびの春巻き。展開料理もあります。雑誌の公式アカウントでは、会員の皆さんの料理投稿もご紹介しています!

今回は、 栗原さんが専業主婦だった頃から40年以上作り続けている、「揚げ鶏のねぎソース」のレシピをご紹介します。

   

人生を変えたレシピ「揚げ鷄のねぎソース」

 

私の代表作『ごちそうさまが、ききたくて。』。

この本がなかったら、きっと私は今日のように料理家という仕事をしていることもなかったと思います。

実はこのタイトル、はじめは反対されたのです。

結果的に、たくさんの人に、長く愛してもらえるレシピ本になりましたが、出版する前は、この本がまさか自分の人生を変えるとは思いもしませんでした。

続編の『もう一度、ごちそうさまがききたくて。』の中で、「うちで人気のおかずトップテン」の1位に選んだのが、この揚げ鶏のねぎソース。

夕ご飯を食べながら、家族会議をして順位を決めた日を懐かしく思い出します。 

専業主婦だった頃から40年以上、数えきれないほど作ってきた料理ですが、鶏肉が苦手だった父も、これはおいしいと言って、よく食べてくれました。

みんなが喜んでくれるレシピで、ファンの方からも、「 これがいちばん好きです」というメッセージをよくいただきます。

自分の好きな料理を、みんなも好きになってくれるのは、とても幸せです。

毎回、新鮮な気持ちで作るのですが、そのたびに料理家として、おいしく仕上がる理由を見つけ出してきました。 

鶏肉は、必ず常温に戻してください。二度揚げして余熱で火を通し、やわらかな食感に仕上げます。

ねぎは炒めすぎないこと。シンプルな揚げ物ですが、ちょっとしたコツで、ぐんとおいしくなります。そして、ぜひ熱々のうちに食べてください。

 

揚げ鷄のねぎソース

 

 作り方 

鶏もも肉...2枚

酒・しょうゆ...各大さじ 1⁄2

片栗粉...適量

ねぎソース

|長ねぎ...1本

|サラダ油...大さじ 1⁄2〜1

|赤唐辛子(小口切り)...1〜2本分

A

|しょうゆ...カップ 1⁄2

|酢...大さじ2

|酒...大さじ1

|砂糖...大さじ1 1⁄2

揚げ油...適量

 

 作り方 

1 長ねぎはみじん切りにする。

2 鶏肉は皮目をところどころフォークなどで刺して半分に切り、バットなどに入れて酒、しょうゆを加え、充分吸わせて下味をつける。

3  2の鶏肉に片栗粉をたっぷりとまぶし、180°Cに熱した油で2〜3分揚げる。網に取り、約4分おいて余熱で火を通す。鶏肉を戻し入れ、再び強火でカリッとするまで1〜2分揚げ、油をよくきる。

4  鶏肉を揚げている間にねぎソースを作る。ボウルにAの調味料を混ぜ合わせる。小鍋にサラダ油を熱し、1の長ねぎ、赤唐辛子の小口切りを軽く炒め、混ぜ合わせたAを加えて温まったらすぐに火を止める。

5  揚げたての鶏肉を食べやすく切って器に盛り、ねぎソースをかけていただく。