社民・福島党首の「自民総裁阻止」発言に三崎優太氏が異論 共感広がる

三崎優太氏
元青汁王子こと実業家の三崎優太氏が11日、自身のX(旧ツイッター)を更新。社民党の福島瑞穂党首による首班指名をめぐるX投稿をシェアして「誰かを蹴落とすために力を合わせるのではなく、国民のために力を合わせてください」と返した。この投稿は約4時間133万回の表示を記録し、関心の高さがうかがえる。
福島党首は10日夜、「自民党総裁を総理大臣にしないために、力を合わせたい」と投稿していた。これに対する三崎氏の反応は、政治家の姿勢を問う内容として注目を集めた。
自民党総裁阻止をめぐる福島党首発言に三崎氏が反論
背景には、公明党の連立政権からの離脱表明により高市早苗自民党総裁の首相就任に黄信号が灯る中、国民民主党の玉木雄一郎代表らが首相指名選挙に向けて動き出している政局がある。
玉木代表は10日、自身のX投稿で次のように意思表示していた。
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私には内閣総理大臣を務める覚悟があります。だからこそ、政権を共にする政党には、安全保障を軸とした基本政策の一致を求めています。
立憲民主党には、首班指名の対象として私の名前を出していただき、身が引き締まる思いです。であれば、憲法違反としてきた平和安全法制の扱いなど安全保障に関する基本認識や、原子力発電を認めるのかなど、曖昧にしてきた基本政策について、立憲民主党の皆さんが、国民民主党の政策に沿って一致結束した行動を取れるのか、ぜひ、党内調整と機関決定をしていただきたいと思います。
政権を担うとは、我が国に起こるすべてのことに責任負うことです。物価高騰対策はするけど、安全保障政策は脇に置いてお休みです、とはいかないからです。トランプ大統領も今月末には日本にやって来ます。
私は内閣総理大臣を務める覚悟があります。だからこそ、曖昧にしてはならない国家運営の基本政策の一致を求めているのです。
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この玉木氏の投稿をシェアして立憲民主党の米山隆一衆院議員は11日、「仮に私に総理大臣の打診が来たら、私はやります」と表明。「理念も基本政策も違って構わない」と連立相手に柔軟な姿勢を示すなど、与野党とも混沌とした状況になっている。

社民党の福島瑞穂党首
国民のための政治とは?三崎氏の問いかけが投げかけた波紋
三崎氏の投稿に対し、ネットユーザーからは「人の足引っ張ることしか考えてない奴に政治してもらいたくない。切実に」「力合わせるとこ間違ってるんよ。その力って誰の為にあるんよ?」といった声が相次いだ。
また、「国民の為に働かず、自分の感情の為に行動や発言をする議員はもういらない」「ストレートで理解しやすい。誰のために何の為に政治してるのか?何に力を使えばいいのかを間違ってる奴に政治をさせてはいけない」と政治家の本来の役割を問う意見も多く見られた。

立憲民主党の米山隆一衆院議員(左)と国民民主党の玉木雄一郎代表
政局が流動化する中、政治家の姿勢や政治の根本的な目的に関する議論が広がりを見せている。国民のための政治とは何か。三崎氏の投稿をきっかけに、そんな根本的な問いかけがSNS上で交わされている。
■福島瑞穂(ふくしま・みずほ)社民党党首。参議院議員(比例代表)。1955年12月24日生まれ。神奈川県出身。東京大学法学部卒。弁護士として選択的夫婦別姓や人権問題などに取り組み、1998年に初当選。2009年には内閣府特命担当大臣を務めた。平和や男女平等、脱原発などを訴える。
高市早苗・自民党総裁が誕生した際には、自身のXで、「自民党初の女性総裁ですが、まったく!嬉しくありません!極めて残念です」と投稿していた。
(zakⅡ編集部 圭拓海)
■圭拓海(けい・たくみ) さまざまなリサーチやネットの海を泳いで情報をキャッチするのが得意。ネット記者歴3年。