コーヒーの「薄皮」がアクセント。コーヒーの祭典で見つけた炭酸飲料

Photo: mio
コーヒーともフルーツジュースとも違う。
2025年9月24日(水)〜27日(土)まで東京ビッグサイトにて開催された、コーヒーのイベント『SCAJ』(南1・2ホールは26日まで)で出会ったのは、コーヒーの焙煎時に出る「チャフ」という薄皮を入れた炭酸飲料。発想も味わいもユニークだったのです。
コーヒーロースターとボトリング工場のコラボドリンク

Photo: mio
炭酸飲料「STRANGE TO MEET YOU」は、蔵前にロースタリー&カフェをかまえる「Coffee Wrights」と、清澄白河に誕生した都市型ボトリング工場「CAN-PANY」が出会い作られた缶飲料。

Photo: mio
一般的には缶に充填する前に飲料を高温で殺菌することが多いなか、CAN-PANYの新たなドリンクカテゴリ「Specialty Coffee CAN」は低温殺菌の過程を選ぶことで鮮度を最優先。高温殺菌による味の劣化を最小限にしながら、要冷蔵保管で鮮度を保っているのです。
スペシャルティコーヒー豆を使用し要冷蔵、低温殺菌の缶コーヒーとしては、日本で初めてというまさに最新鋭なドリンクです。
不思議と香ばしい炭酸飲料

Photo: mio
「コーヒー豆のチャフ、木の枝と果実」と謳うこの炭酸飲料。実際に飲んでみると、クラフトコーラのような爽やかな味わい。極浅煎りのコーヒーを飲んだ後に口に残る香ばしさと、リンゴソーダが混ざったような感じで、炭酸飲料と一言でくくれない複雑な風味でした。これが本当に美味しくて、実際にコーヒー粉の抽出液が入っているわけではないのに、香ばしくて不思議な感覚。
そもそもこの「チャフ」は焙煎時に出る薄皮で、イメージ的には栗やピーナッツの薄皮に近い感じ。焙煎した時に、フーッとすると鰹節のように舞い上がるくらい軽い薄皮です。それだけ軽いチャフが加わるだけで、ここまで香ばしさを感じられるとは新しい発見でした。
2026年春に一般販売開始予定

Photo: mio
『SCAJ』のCAN-PANYブースで出会ったこの缶飲料。
他にも、Coffee Wrightsの「Ethiopia Anferara Natural」のスペシャルティコーヒーの缶飲料も。こちらはエチオピア・オロミア州グジに位置するアンフェララ農園のシングルオリジン(単一農園のコーヒー豆を使用)とあって、これまでとはまるで違う缶コーヒーが生まれていました。
なお、Coffee Wrights×CAN-PANYのドリンクの一般販売は2026年春以降。『SCAJ』で、ネットだけでは知り得ない最新情報もキャッチできたのでした。