悪い映画をよくする才能ある俳優たち

すべての映画がオスカーを獲得できるわけではない。時に私たちは、心を揺さぶられたり涙を流したりせず、ただ楽しくて馬鹿馬鹿しいものを見たいと思うことがある。ありがたいことに、優しいエンターテイメントと最悪のちょうど間の良いところを突いている映画がたくさんある。ストーリー展開が欠けていることもよくあるが、常にストーリーを盛り上げて笑いを誘う方法を知っている素晴らしい俳優が何人かいる。彼らがほぼすべての映画で印象に残るような楽しい演技をできることは、俳優のスキルと彼ら自身の性格が何か特別だと言うことは確かだ。
このギャラリーは、毎日雑誌の表紙に登場するわけではないかもしれないが、特別な魅力と一貫したパフォーマンスで称賛に値する人々を、敬意を表して掲載している。悪い映画を耐えられるものにした魔法の才能を持つトップ俳優たちを見ていこう。
メリッサ・マッカーシー

メリッサ・マッカーシーは、「ギルモア・ガールズ」のシェフ・スキー役としての初期から、受賞歴のある「サタデー・ナイト・ライブ」の描写まで、あらゆる作品で楽しませてくれる。彼女は数多くの安っぽいロマンティック・コメディで面白い友人や隣人を演じており、かなり退屈な脚本にも常にユーモアを注入することができるのである。
クリストファー・ウォーケン

クリストファー・ウォーケンはとても風変わりなスタイルをもつ興味深い俳優で、どんな役を演じても観るのが楽しい。彼は明らかに素晴らしい才能を持っているが、「ジーリ」や「カンガルー・ジャック」など、あらゆる種類の奇妙な映画に出演している。
ジョン・グッドマン

ジョン・グッドマンはあらゆる種類の役柄でその才能を証明してきた。彼はコーエン兄弟のお気に入りで、「赤ちゃん泥棒」や「ビッグ・リボウスキ」に出演している。しかし、「ステラ」や「ブルース・ブラザーズ2000」のような悲惨なリブート版でも、彼の陽気なパフォーマンスは依然として楽しいものだ。
レベル・ウィルソン

レベル・ウィルソンはどの映画でも絶対的に面白い人物である。彼女のオーストラリア訛りにはちょっとしたアクセントとなり、完璧である。彼女の2019年の映画「ザ・ハッスル」は評論家から酷評されたが、彼女の演技がかつてないほど面白かったことは誰も否定できなかった。
サミュエル・L・ジャクソン

「スネーク・フライト」は「シャークネード」レベルの惨事になるはずだったが、サミュエル・L・ジャクソンはこれを史上最も話題にされる映画の一つに変えた。退屈なサミュエル・L・ジャクソンの映画を想像するのは難しい。
ジェニファー・クーリッジ

ジェニファー・クーリッジは、素晴らしいと言われる映画にほとんど出演していないが、それでも彼女自身は毎回素晴らしいのだ。彼女はどの映画でもほぼ自分自身を演じているよう見える。長年の彼女のファンは、彼女が人気テレビシリーズ「ホワイト・ロータス/諸事情だらけのリゾート」でスポットライトを浴びるのを見て大喜びした。
モーガン・フリーマン

モーガン・フリーマンは多くの評判の高い映画に出演し、尊敬される俳優だが、たとえ失敗作であっても、心安らぐ魅力的な存在である。
ダニー・デヴィート

ダニー・デヴィートは、「L.A.コンフィデンシャル」や「カッコーの巣の上で」などの映画での役割で評論家から高い評価を受けた。そして「フェラデルフィアは今日も晴れ」でのコメディ作品が彼のキャリアを決定づけた。ただし、常に大ヒット作に出演しているわけではない。1988年の映画「ツインズ」での彼の役はそのわかりやすい例だが、彼はいつ見ても楽しい人物である。
ウィレム・デフォー

ウィレム・デフォーは非常に表情豊かであり、役に身を投じて全力を尽くすことを恐れない。彼は、悲劇的にひどい「スピード」の続編「スピード2」で悪役を演じたときでさえ、どんな役でもこなすことが出来るのだ。
ヘレン・ミレン

ヘレン・ミレンは非常に尊敬されている女優であり、悪い映画にはあまり出演していないが、出演するときは、最高の役を演じる時と同じ優雅さと気品をもたらすのだ。
オクタヴィア・スペンサー

2019年の映画「Ma(マー:サイコパスの狂気の地下室)」はストーリーが支離滅裂であると批判され、B級映画というレッテルを貼られた。しかし、オクタヴィア・スペンサーの信じられないほど不気味な演技は広く賞賛された。
マヤ・ルドルフ

マヤ・ルドルフは「サタデー・ナイト・ライブ」で名声を博し、脚本の良し悪しに関わらず、どんな描写も面白くする能力を見せた。「ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン」のスターである彼女は、アダム・サンドラーの恐ろしい映画シリーズ「アダルトボーイズ青春白書」を良い映画にすることさえ成し遂げたのだ。
ロビン・ウィリアムズ

ロビン・ウィリアムズは史上最も愛された俳優の一人だったが、彼の代表作の多くが評論家から不評だったことを知るのは驚きである。「パッチ・アダムス トゥルー・ストーリー」、「フック」、「ジュマンジ」はいずれも悪い評価を受けた。しかしロビン・ウィリアムズはとても素晴らしかったので、その映画が悪かったことさえ気づかないだろう。
サム・ロックウェル

サム・ロックウェルは、非常にエンターテインメント性の高いサイコパスのエネルギーを常に届けることが出来ることでよく知られ、愛されている俳優である。彼は「チャーリーズ・エンジェル」の悪役や「銀河ヒッチハイク・ガイド」の自己中心的なエイリアン役にぴったりである。特に素晴らしい映画ということもないが・・・
フィリップ・シーモア・ホフマン

故フィリップ・シーモア・ホフマンは比べる相手がいない人物であった。彼の独特な演技は一貫して素晴らしく「パイレーツ・ロック」や「ポリーmy love」のような重大な失敗作でさえも彼のキャリアに役立った。
ロバート・ダウニージュニア

ロバート・ダウニ・ジュニアは世界で最も人気のある俳優の一人だが、常に成功した映画に出演しているわけではない。それにもかかわらず、彼は強い個性と多くのエネルギーを持っておりそれが常に役柄に現れるのだ。「歌う大捜査線」は評論家からは賞賛されなかったが、ダウニー・ジュニアは確実に独特で面白い演技を見せた。
ロン・パールマン

ロン・パールマンはどんな映画でも印象的な存在感を示す。彼の低い声と高い身長は、シーンに危機感を与えるのに最適だ。「スコーピオン・キング3」や最悪だった「コナン・ザ・グレート」のリメイク版でも、彼は物語にさらなる深みをもたらした。
ミーガン・ムラーリー

ミーガン・ムラーリーは、シリーズ「ふたりは友達?ウィル&グレイス」のカレン・ウォーカー役で最もよく知られている。さらに、「ウェディング・バトル アウトな男たち」や「トム・グリーンのマネー・クレイジー スコット大作戦」のような比較的退屈なコメディにもスパイスを加えた。
ニック・オファーマン

ニック・オファーマンは、何を演じてもニック・オファーマンである。彼の無表情な話し方と象徴的なひげは常に人気を集めている。しかし彼は、「なんちゃって家族」で活発なDEA捜査官を演じることでガラリとイメージを変え、楽しませてくれた。
J・K・シモンズ

J・K・シモンズはとにかく素晴らしい俳優である。彼はいくつかの優れた映画に出演しており、オスカーでもそのスキルが認められている。最悪の映画でさえ彼は非常に素晴らしかった。たとえば、失敗に終わったスティーブ・ジョブズの伝記映画「スティーブ・ジョブズ」やくだらないコメディ「オールナイター」にも出演した。
スティーブ・ブシェミ

スティーブ・ブシェミはハリウッドで最も過小評価されている俳優の一人である。彼は、実質的にすべてのコーエン兄弟映画で常に並外れた演技を披露し、HBOシリーズ「ボードウォーク・エンパイア 欲望の街」に主演した。彼は、アダム・サンドラー監督の映画「Mr.ディーズ」のクレイジー・アイズのような、怪しい映画で風変わりな役を演じることを決して恐れなかった。
アレックス・ボースタイン

アレックス・ボースタインは、典型的な失礼でうるさいコメディアンである。彼女は「ファミリー・ガイ」ではロイス・グリフィンの声を、「マーベラス・ミセス・メイゼル」では無愛想なエージェントのスージー・マイヤーソンの声を担当している。彼女は「奇人たちの晩餐会 USA」や「荒野はつらいよ〜アリゾナより愛を込めて〜」などのいくつかのコメディ作品に出演しており、彼女の演技は常に笑いを起こす。
ジョン・レグイザモ

ジョン・レグイザモは、俳優、劇作家、スタンドアップコメディアン、プロデューサー、脚本家としての地位を確立した才能ある男性である。そうは言っても、彼の才能は常に良く評価されてきたわけではない。1993年に公開された映画「スーパーマリオブラザーズ」は最悪だったが、それでも彼はルイージ役として観客を楽しませることができた。
キャスリン・ハーン

キャスリン・ハーンは、今日最も面白い現役女優の一人である。彼女は最近だと「バッド・ママ」とHBOシリーズ「ミセス・フレッチャー」での役柄で当然の評価を得ている。彼女はコメディの天才であり、「最後の恋に勝つルール」や「幸せの始まりは」など、いくつかの陰気なロマンティックコメディを成功へ導いたのだ。
スティーブン・トボロウスキー

スティーブン・トボロウスキーは、ハリウッドの中でも最も陽気な振る舞いの男性である。そんな男性を好きにならないなんて無理だ。味のある俳優として、彼はさまざまな作品に出演し、愛らしい振る舞いをしている。
パメラ・アドロン

パメラ・アドロンは、実力のある女優、作家、プロデューサーである。彼女はアニメシリーズ「キング・オブ・ザ・ヒル」でボビーヒルの声を務め、「ベター・シングス」という自身のFXシリーズでプロデュースし、主演を務めた。彼女は両方で賞を獲得しているが、彼女はすべてのプロジェクトに同じユーモアとパワーをもたらし、1997年に制作した「プランプ・フィクション」と呼ばれる聞くだけで恐ろしい「パルプ・フィクション」のパロディでもそうである。
スティーヴン・ルート

スティーヴン・ルートは誰もが知っている俳優だが、名前を言える人はほとんどいない。彼は何十年もコメディの脇役を演じてきたが、それを見事に活かしている。「リストラ・マン」での彼は素晴らしく、最近ではヒットシリーズ「バリー」でその腕前を披露する機会を得た。彼の風変わりな役のいくつかは「ロボコップ3」や「エディ・マーフィの劇的1週間」などの映画に貢献した。
出典: (Mental Floss) (Ranker)