承子さま 「縦ロール」巻き髪の令嬢コーデが素敵すぎる! プリンセス方がいま、「姫ロール」のワケ 秋の園遊会

空が高く澄み渡った10月28日の秋の園遊会では、天皇、皇后両陛下の長女の愛子さまと秋篠宮家の次女の佳子さまの赤の装いが話題だった。実は、密かに「ゴージャス」「可愛い」と注目を集めていたのが高円宮家の長女、承子さまの「縦ロール」巻き髪の令嬢コーデである。気さくな人柄でファンの多い承子さま。プリンセスによる「令嬢コーデ」とは――。
* * *
「クラシカルな帽子から伸びる縦巻きロール!ゴージャスで素敵」
そんな称賛を受けていたのは、高円宮家の長女、承子さまだ。
スタイリッシュな装いがカッコイイと評判の承子さま。先の春の園遊会では、牡丹柄の訪問着に、お釈迦さまが修行で用いたとされる「糞掃衣(ふんぞうえ)」をイメージしたような帯を合わせ、モダンな着こなしを見せていた。
女性皇族のドレスコードが洋装となったこの秋の園遊会で、承子さまは、紅葉の季節に相応しく、トーンを落としたくすみ系のピンクをお召しであった。
ジャガード織のセットアップと共布の花飾りをつけたクラシカルな帽子。承子さまの黒髪の縦ロールが背中へ向かって優美に流れ落ちるさまは、まさにクラシカルでゴージャス。ピンクの服装に美しく映えていた、と宮田さんは振り返る。

普段は、ロングストレートヘアの印象が強い承子さまだけに、縦巻きの「姫ロール」は新鮮だった。
「実は、令嬢ファッションはトレンドでもあるのです」
そう話すのは、ファッション市場の動向分析に定評のあるジャーナリストの宮田理江さんだ。宮田さんによれば、24年冬からは、ダイアナ妃やジャクリーン・ケネディ(ケネディ夫人)たちのファッションがトレンドに。上流階級に受け継がれる洗練された「オールドマネー」スタイルは、キャサリン英皇太子妃にも愛用されている。
「ANNA SUI(アナ スイ)」の2025-26年秋冬コレクションでも、「令嬢」がキーワードのひとつに。ラグジュアリーさを感じさせつつも、「自己表現」や「自由な選択」を得て生きるいまの時代の女性に着想を得たものだという。

髪型のトレンドは分散する傾向にあるというが、品のある装いと馴染む「縦巻きロール」の人気は根強い。
「エレガンス志向のおしゃれを好む人からの支持は高く、品格と落ち着きを望まれる皇室ファッションとは好相性の髪型と言えるでしょう」
見事なストレートヘアの承子さまだが、たまに宮殿行事で華やかな帽子と縦ロールの巻き髪スタイルを取り入れていることもある。また、妹の守谷絢子さんも、園遊会や行事でたびたび縦ロールの巻き髪を取り入れるなど、当時から令嬢コーデをお気に入りのご様子だった。

実は、愛子さまも、縦ロールの巻き髪で令嬢コーデを取り入れている。「オールドマネー」スタイルが流行るすこし前の2023年の新年用にご一家で撮影した新年用の映像では、品のよい縦ロールの巻き髪スタイルを披露している。
そして、御料牧場で陛下と雅子さまが「ごっつんこ」した2023年6月。隣でご両親を見つめる愛子さまは、やはりふんわり巻き髪スタイル。この9月の新潟県への地方公務でも、白のセットアップにパールのイヤリング、そして長い髪をゆるやかに縦巻き、とまさに正統派の「オールドマネー」スタイルであった。
本物のプリンセス方による令嬢スタイルは、愛子さまのような正統派も、承子さまのようなスタイリッシュ派もどちらも魅力にあふれている。
(AERA 編集部・永井貴子)