天空へと続く日本最大級の『斜行エレベーター』に乗ってみた → まさかの出会いが頂上で待ち構えていた

天空へと続く日本最大級の『斜行エレベーター』に乗ってみた → まさかの出会いが頂上で待ち構えていた

エレベーターといえば上下に移動する乗り物……だが、世の中にはナナメに走行する「斜行エレベーター」なる珍しいタイプも存在するのだとか。

調べてみたら、山梨県の自然が豊かな土地に超巨大な斜行エレベーターが設置されているらしい。えっと正直……どうしてそんな場所に? そもそも何処へ繋がっているの?

気になって仕方がないので、実際に足を運んで真相を確かめてみることにした。

【写真】頂上で発見した「柿の詰め放題」がなんと500円!

・新宿から中央線に乗ること1時間ちょっと。

遥々やって来たのは、山梨県上野原市にある『四方津駅』。

山々に囲まれた自然豊かでのどかな場所であるのだが……

後ろを振り返ると

ドォォォォォォン!!!

超巨大で近未来的な建造物が、山を切り裂くようにそびえ立っている。

その姿は圧巻。

迫力が凄くてちょっぴり恐ろしくもある。

駅から直結で行けるようなので内部に潜入してみよう。

・約200m

この建物の正式名称は『コモアブリッジ』と言うらしい。

中には果てしなく長いエスカレーターと……

例の斜行エレベーターが設置されている。

無料で乗れるようなので、とりあえず頂上まで行ってみよう。

おぉぉ! 動き始めた。

通常のエレベーターに比べて違和感とかあるのかな? と思いきや結構快適。

振動もほぼないし、重力もかからないので乗り心地が良い。

こちら走行距離は約200m。日本最大級の大きさなのだとか。

なお、頂上までの所要時間は約4分となっている。

さぁ到着。四方津駅から約100mも高い場所に辿り着いた。そんな高所で私を待ち構えていたのは……

まさかの……

住宅街!

・正式名称は『コモアしおつ』

斜行エレベーターの正体は山の上に作られた巨大な住宅街『コモアしおつ』と地上を結ぶための連絡通路だったのだ。

遥か上空に作られたこの街は「天空のニュータウン」や「日本のマチュピチュ」と呼ばれているらしい。

せっかくなので、天空のニュータウンを歩いてみることにしよう。

それにしても景色が最高だな。ベタな感想で申し訳ないが……空気が美味い!

街中も閑静な雰囲気が漂っていてステキ。

外周を歩いてみたところ30分程で1周することができた。距離にすると約3㎞。

ちなみに敷地面積は約80ヘクタール。東京ドームに換算すると約17個分の広さとのことだ。

・いろいろと破格すぎる

そんなコモアしおつを散策していたらオススメしたいお店を発見したので紹介させて頂こう。

まずは、エレベーター乗り場の真正面に現れる「コモアプラザ」。

ご当地スーパーや100円ショップなどが入ったショッピングセンター。残念ながら撮影NGだったのだが、店内はかなりの賑わいを見せていた。

こちらで山梨ではド定番と噂される調味料「ビミサン」をGET。200円と安く手に入れることができた。

お次は、街の北東に軒を構える『彩萌ファーム』。

ここは、地産の野菜が安く買える直売所となっている。

中でも、山梨県笛吹市産の「シャインマスカット&クインニーナ」が2㎏で税込1500円と破格で販売されていてビックリ。

私と同じく他県からのお客さんでいっぱいであった。

西側にはお洒落なカフェもある。

その名も『LiLy’s台湾shop』。

「台湾豆花(税込300円)」&「大根もち(税込350円)」を注文してちょっと休憩。

ふわふわ食感の大根もちはマジで激ウマだったのだが……

台湾豆花が美味すぎてヤバかった!

優しい甘さと、一瞬でトロけて無くなる豆花が最高すぎる。てか、これで300円は安すぎるぞ。

お腹に余裕があったので「台湾ちまき(税込600円)」も追加注文。

めちゃくちゃデカくてビビる。

中身はたっぷりの茹で落花生とトロトロの角煮。味付けが妥協なき本格派で素晴らしい。もちろん激ウマだ。

これほどまでクオリティが高いカフェに出会うことができるとはな。また訪れたいと感じた。

・重要な役割

さぁ、満喫したので駅に戻るとしよう。

下りのエレベーターは迫力とスリルが段違い。アトラクションみたいで楽しい。

ただ、高所恐怖症の人や絶叫マシンが苦手な人にとっては少々辛いかも。

てな感じで、日本最大級の斜行エレベーターの調査は終了。人々の移動手段として無くてはならない重要な役割を担っていた。

にしても『コモアしおつ』都心にも比較的アクセスが良い、自然豊かで閑静、イイ感じのお店アリ……と、なかなか穴場な住宅街であった。いつか私もこんな素敵な場所に住めるように頑張ろう。

参考リンク:LiLy’s台湾shop、彩萌ファーム instagram@ayame_farm

執筆:イナバタクヤ

Photo:RocketNews24