全国で相次ぐクマ被害…タモリ「国レベルでの対策を」 11月7日OA「タモリステーション」で特集

11月7日に放送される「タモリステーション」 (C)テレビ朝日
7日に放送される教育特別番組「タモリステーション」(テレビ朝日系)で、全国で被害が相次ぐ「クマ」が特集される。
今年、クマによる人身被害が過去最多ペースで推移し、都内でも目撃情報が200件に達している。スタジオにはMCを務めるタモリのほか、女優の木村佳乃、酪農学園大学農食環境学群・環境共生学類教授の佐藤喜和教授、北海道猟友会・札幌支部「ヒグマ防除隊」の玉木康雄隊長が登場し、クマと人間の共生可能性を議論する。
人間の生活圏に侵入する“アーバンベア”の急増を、各地で撮影された出没映像とともに検証する。背景として、地球温暖化やドングリ不作など複合的要因に言及し、日本人とクマの関係史を過去事例とともに整理する。1923年に発生し、8人が死傷した「石狩沼田幌新事件」の生存者の肉声テープも公開。また70年に起きた「福岡大学ワンダーフォーゲル同好会ヒグマ事件」の亡くなる直前の学生メモを紹介し、近年の生息域拡大と人里の境界のあいまい化という現状を浮き彫りにする。

11月7日に放送される「タモリステーション」 (C)テレビ朝日
現地取材では、タモリが北海道の「のぼりべつクマ牧場」に赴き、嗅覚や記憶力に関する実験を行い、遭遇時の危険行動を人形を用いて検証する。さらに、ヒグマ高密度生息地である知床の最前線対策を取材。この地区には、個体識別管理、電気柵、クマがあされないゴミ箱が設置されている。さらに外傷治療の医師や被害当事者の証言、ハンターの人員不足と「緊急銃猟」制度の課題なども取り上げる。

11月7日に放送される「タモリステーション」 (C)テレビ朝日
タモリは「牧場にいるクマは野生とは違うと思いますが、間近で見ると迫力がありました。しかも学習能力が高いことに驚きました」と語り「いまや都市部に住んでいるからといって、決して安心ではありません。ぜひこの番組を見て、ひとりひとりがクマ対策について考えてほしいですね。そして、やはり国レベルでの対策を急ぐ時期が来ていると思います」と呼びかけている。

11月7日に放送される「タモリステーション」 (C)テレビ朝日