完全予約制の専門店も!南アジアの炊き込みご飯「ビリヤニ」が熱い

完全予約制の専門店も!南アジアの炊き込みご飯「ビリヤニ」が熱い
2026年にブームの予感「ビリヤニ」とは?
スパイスカレーブームの次なる主役として、「ビリヤニ」が日本の食卓に本格上陸しようとしています。
ビリヤニは、インドやパキスタンなど南アジアの炊き込みご飯。肉や魚、野菜をヨーグルトでマリネし、バスマティライスと交互に重ねて炊き上げる、手間と愛情がたっぷり詰まった料理です。
外食シーンで巻き起こるビリヤニ旋風
ビリヤニ人気の高まりは、外食シーンの変化に顕著に表れています。
すでにスパイス・カレー専門店では定番メニューとなり、ビリヤニ専門店も続々とオープン。中には完全予約制の専門店も登場するなど、その人気ぶりは目を見張るものがあります。
また、元々ビリヤニをメニューに持たなかったインド料理店が、こぞってビリヤニメニューを追加し始めているのです。
ビリヤニ人気を象徴するのが、百貨店で開催されるカレーイベントです。「伊勢丹カレーフェス2025」では、ビリヤニ店に長蛇の列ができる光景が見られました。
さらに、2025年の大阪・関西万博でも、ビリヤニブースには連日行列ができるほどの人気ぶり。もはやビリヤニは、カレーと並ぶスパイス料理の代表格として認知されつつあります。
料理家によるブームの牽引も
このビリヤニブームを牽引しているのが、カレー&スパイス専門家の印度カリー子さんや、東京の人気店「ビリヤニ大澤」のオーナーシェフ・大澤孝将さんといった専門家たちです。書籍やSNS、メディア出演を通じて、ビリヤニの魅力を熱心に発信し続けています。
大澤さんはクックパッドのポッドキャスト番組「ぼくらはみんな食べている」にも出演。ビリヤニに対する熱い思いを語ってくださいました。
(___MAGE_RL_ttps://news.cookpad.com/feeds/data:image/svg+xml;base64,PD94bWwgdmVyc2lvbj0iMS4wIiBlbmNvZGluZz0idXRmLTgiPz4KPHN2ZyB4 bWxucz0iaHR0cDovL3d3dy53My5vcmcvMjAwMC9zdmciIHZlcnNpb249IjEu MSIgd2lkdGg9IjM3NiIgaGVpZ2h0PSIyMTYiPgogIDxyZWN0IHg9IjAiIHk9 IjAiIHdpZHRoPSIzNzYiIGhlaWdodD0iMjE2IiBmaWxsPSIjZjBmMGYwIiAv Pgo8L3N2Zz4K NORDOT__){width=376 microsoft_redit=""}
「次はもっとおいしく作れると毎回感じる」 「ビリヤニ大澤」のオーナーシェフ・大澤孝将さんが感じる“ビリヤニ”の最大の魅力 2025年10月20日
日本ビリヤニ協会 会長のビリヤニ太郎さんは「SNSでの投稿やメディア露出が急増しています。直近で認知度が急伸した背景には、万博でビリヤニが提供され幅広い層へのおいしさが認知されたことや、乃木坂46の最新シングルタイトルに「ビリヤニ」が採用されたという影響もあります。」と分析。
こうした動きもビリヤニという料理の認知度を押し上げ、今日のブームの土台を築いたといえます。
食体験を豊かにする「香り」の力
近年、料理に「香り」を求める傾向が強まっています。
レモングラス、パクチー、スパイス全般など、香りで食欲を刺激し、食事体験を豊かにする料理が支持される中、ビリヤニはまさにその頂点に立つ存在です。
炊き上がった時の複雑なスパイスの香り、蓋を開けた瞬間にふわりと広がる香りは、食卓を特別な空間に変えてくれます。数種類のスパイスが織りなす香りこそが、ビリヤニの大きな魅力なのです。
視覚、味覚だけでなく、嗅覚まで総動員して楽しむビリヤニは、まさに「食事体験」そのものを格上げしてくれる料理といえるでしょう。
外食から家庭へ。広がるビリヤニの輪
2026年は、ビリヤニがさらに身近に感じられる年になりそうです。
今年は市販のビリヤニキットが各社から発売され、家庭でも本格的なビリヤニ作りに挑戦できる環境が整いつつあります。
フライパンや炊飯器で作れる簡単レシピ、日本人の舌に合うようなアレンジレシピも登場し、「ビリヤニはお店で食べるもの」という固定観念が崩れ始めています。
「作ってみたいけど、スパイスを揃えるのが大変」「手順が複雑そう」といったハードルが一気に下がり、より多くの人がビリヤニ作りに挑戦できるようになりました。
炊き込みご飯という形式も、日本人には馴染み深く受け入れやすいポイントです。主食とおかずが一つになった料理という点で、日本の炊き込みご飯やパエリアと共通する要素があり、「特別な日のごちそうご飯」として自然に受け入れられていくでしょう。
これからは、週末のちょっとしたパーティーや記念日のディナーの選択肢に「ビリヤニ」が登場する機会が増えそうです。
炊飯器、レンジでも炊ける。クックパッドの「ビリヤニ」レシピ
クックパッドにも多数のビリヤニレシピが投稿されています。フライパンで炊き上げるもののほか、電子レンジや炊飯器で作るアイデアたっぷりのレシピも。炊きたてのビリヤニのおいしさを、ご家庭で楽しんでみてはいかがでしょうか。
▼フライパンで本格派◎チキンビリヤニ
フライパンで簡単に作れるチキンビリヤニのレシピ。スパイスを炒めて香りを出したら鶏もも肉を加え、ゆでたバスマティライスをのせて炊き上げます。ひとつのフライパンで順番に作業することで、使う道具を最小限におさえているから、後片付けもラク。家庭で簡単に本格的な味わいを楽しめます。

▼目からウロコ!レンジで作るシーフードビリヤニ
火を使わず、電子レンジで作れるという目からウロコのビリヤニレシピ。魚介類はシーフードミックスを活用し、下ごしらえの時間と手間をカット。使うスパイスはガラムマサラ、チリパウダー、ターメリックのみで、スパイスを常備していない方でも揃えやすいラインナップです。

▼炊飯器におまかせ◎ビリヤニ風ご飯
バスマティライスのかわりに日本米を使い、火加減は炊飯器におまかせできる気軽なビリヤニ風ご飯のレシピ。フライパンで香味野菜と米、スパイスを炒めたら、下味をつけた鶏手羽肉と一緒に炊飯器に入れて炊き上げます。ビリヤニを作ってみたいけれど、うまく炊けるか心配…という方は、炊飯器でまず試してみませんか?

カレーの次はビリヤニ。新たな食文化の幕開け
日本の外食シーンにスパイスカレーブームが定着してからずいぶん経ちますが、その勢いは衰えることなく、今度はビリヤニという新たなスターが登場しました。
専門店での本格体験から、家庭での気軽な挑戦まで、楽しみ方の幅が広がるビリヤニ。その香り高い世界に、一度足を踏み入れてみませんか。
(TEXT:菱路子)
食トレンド大賞2025・食トレンド予測2026を発表!

クックパッドでは毎年、その年を象徴する料理・食材のトレンドおよび翌年の流行の兆しがある料理・食材を選出する、「食トレンド大賞2025・食トレンド予測2026」を発表しています。
選ばれた料理や食材がなぜ注目されたのか、ブームのきっかけや今後のトレンド動向について解説しています。
「食トレンド大賞2025・食トレンド予測2026」の特設ページはこちら