ビデオ:ウクライナ、クリミアでのドローン攻撃で希少な防空システム Tor-M2DT を破壊

Tor-M2DT. Photo: Wikimedia
ウクライナ軍は、占領下クリミアのベルベク空軍基地近くで行われたドローン攻撃中に、北極圏での運用向けに特化した希少な防空システム「Tor-M2DT」を破壊した。
この情報はウクライナ軍自身によって発表され、同軍は今回の作戦を「半島内のロシア軍事インフラに対する最近の最も複雑な作戦の一つ」と評価している。
キーウによれば、この攻撃は無人システム軍の部隊によって実施され、ロシア側が管理する飛行場の周辺に配備されていた同システムを攻撃ドローンで狙ったという。
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Tor-M2DT
Tor-M2DT は、2連節車両 DT-30PM-T1 に搭載されたモデルで、極寒環境での運用を想定して設計されている。通常は北極圏の軍事施設や戦略拠点の防衛に使用されるが、ロシアはウクライナの長距離攻撃による損失が続いたことを受け、防空強化を目的にクリミアへ同システムを移動させていた。
このモデルを運用していたのはロシア北方艦隊所属の第80自動車化狙撃旅団のみだった。2020年時点でロシアは12基を保有していたが、破壊が確認されたのはこれまでに2件のみで、どちらも2023年にヘルソン地域で記録されている。
クリミアでの複合攻撃、サキでロシア無人機倉庫を破壊
ベルベクでのTor-M2DT破壊と並行して、ウクライナ海軍は特殊部隊と協力し、占領下クリミア内のロシア軍目標に対して複合攻撃を実施した。
作戦は FPV ドローンによって開始され、サキ空軍基地を防護していた Tor-M2 や Pantsir-S1 などの防空システムを無力化。その後、攻撃用ドローンがロシア無人機倉庫に進撃した。
ウクライナ海軍が公開した作戦映像には以下の破壊が映されている:
- 同空軍基地におけるロシア航空司令・管制センター
- オリオンおよびフォルポスト無人機の倉庫
- 防空施設
- ウクライナのドローンを迎撃しようとしたKamAZトラック搭載 ZU-23-2 対空砲

ZU-23-2
軍事アナリストによれば、FPV ドローンがクリミアに到達した方法として、海上ドローンと長距離発射の無人航空機を組み合わせた可能性が指摘されているが、作戦の詳細は機密のままである。
映像では、カメラと直接通信チャンネルを備えた攻撃ドローンが、基地内の重要インフラに対してミリ単位の精密攻撃を行う様子も確認できる。
+ 運転手が小さな引っ越しトラックで家全体を運ぶ姿が目撃される
出典と画像:Militarnyi | Telegram @ukrainian_navy. 本コンテンツは AI の支援を受け、編集チームによって校正されています。