金の巨大鉱床あらわる:現代中国が始まって以来の大発見
世紀の発見

巨大な金鉱が発見されれば、一国の経済がまったく違うものになる。その国の現代史において類を見ない最大級の鉱脈が掘り当てらるという、世紀の発見がもたらす衝撃を想像できるだろうか。
写真:Unsplash - RC XYZ NFT Gallery
大東溝金鉱

そうした事態が、じっさいに現代の中国で起きたのだ。金資源量1,444トンの大規模金鉱床「大東溝金鉱」が遼寧省で発見されたのである。
中華人民共和国の建国以降最大規模

同国の資源政策を管轄する中国自然資源部によると、この金鉱は中華人民共和国が1949年に成立して以降見つかったものとして最大規模だという。
写真:X - Briding News
金価格の高騰ぶり

現在の金取引の状況を考えると、その発見の重要性はさらに大きなものとなる。金の価格は今年に入ってから過去最高値をたびたび更新しており、1オンスあたり4,138ドル(11月26日)ときわめて高値で推移しているのだ。
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絶好のタイミング

じっさい、2024年4月ごろをさかいに金価格の価格は右肩上がりに上昇しており、このたびの金鉱床発見はまさに絶好のタイミングといえよう。
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金資源量は1,444.49トン

この大東溝金鉱には金鉱石(金を含む鉱石)が25億8,600万トン埋蔵されていることが確認されており、その鉱石1トン中に含まれる平均金量は0.56gで、金資源量は1,444.49トンに達するという。
最初の手がかりは1983年に

『中国経済新聞』が報じるには、この金鉱のありかについての手がかりは1983年に掴めていたという。そして2024年に遼寧省地質探査鉱業集団が自ら資金を調達し15ヶ月にわたって岩を掘り進め、とうとう探査に成功したという。
大がかりな探査作業

探査の作業はきわめて大がかりなものとなり、ピーク時には技術者や作業員らおよそ1,000人が駆り出されたという。
甘粛省でも金鉱が発見

ちなみに中国では甘粛省でも2025年10月に大型金鉱が発見されているが、その資源量は40トンだ。大東溝金鉱はケタ違いの大発見なのである。
“掘り出しもの”

ロイター通信によると、2024年の中国における国内原料による金生産量は377.24トン、輸入原料による生産は156.86トンで、金消費量は985.31トンだったという。これらの数字を大東溝金鉱の金資源量と単純にひき比べることはできないが、国家の金需要も高まるなかで、この金鉱はまさに“掘り出しもの”と言えそうだ。
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