JR仙石線の新型車両「E131系」デビュー 車両老朽化に伴い…約80年ぶりに導入へ 宮城
JR仙石線の新型車両が約80年ぶりに、12月1日デビューしました。仙台市内の駅ではデビューを祝うセレモニーが行われました。
石橋幸典記者
「朝5時半過ぎのあおば通駅には、真新しい仙石線の新型車両がお目見えしました」
こちらが、きょう導入された「E131系」です。仙石線専用として初めて製造された車両で、沿線の海をイメージした車内には、広くなった座席とフリースペースが設けられているほか、新たに大型モニターや防犯カメラも備えられ安全性や快適性が向上しています。

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鉄道ファンの男性
「新しい感じがして、すごくワクワクしています」
利用者
「ベビーカーのスペースができたということで子連れにはとてもいいなと思いました。みなさんに愛される電車になってほしいと思います」
JR仙石線の陸前原ノ町駅近くのはんこ店「仙章堂」
庄子喜隆さん(68)は中学生の頃から50年以上仙石線を利用し、その姿を写真に収めてきました。

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仙章堂 庄子喜隆さん
「地下化されたり変化も随分あっ た仙石線なので、今回新型車両でまた一つの歴史を今日という日に迎えることになるんだなと感慨深い」
仙石線は今から100年前の1925年に「宮城電気鉄道」として開業。1944年に国有化され、これと同時に仙石線という路線の名称も制定されました。

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2011年の東日本大震災では、多くの区間が津波で大きな被害を受けましたが、内陸側にルートを移すなどして再建。震災から4年あまりをかけ、全線再開を果たしました。
これまでの多くは、首都圏で使われていた車両を再利用してきましたが、車両の老朽化などが課題となり、およそ80年ぶりとなる新型車両の導入が決まったのです。
仙章堂 庄子喜隆さん
Q半世紀以上仙石線を見てきてこれからの期待は?
「私にとっては「ついに新型が入ってくるのか」とただそれだけ。仙石線はなくなるわけじゃなくずっと存続していくわけだからどんどん進化して色々な賑わいをこの電車に乗って味わってほしい」

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そしてきょう―。新たな歴史の1ページを目に焼き付けようと多くの鉄道ファンが集まりました。
佐藤孝 仙台駅長
「出発進行!」
石橋幸典記者
「午前6時28分。新型車両が石巻へ向けてゆっくりと走り出しました。行ってらっしゃい」
仙台から石巻へ。通勤通学の利用者や仙石線を愛するファンの思いを乗せて、最初の車両が走り出しました。

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JR東日本 東北本部 モビリティ・サービスユニット大東誠 マネージャー
「沿線にお住まいのお客様をはじめ、仙石線(停車駅)は観光等で宮城を代表する場所がたくさんあります。多くのお客様にご利用いただけたらと考えております」

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開業から100年、街なかをそして海沿いを走り抜ける仙石線。新しい車両が、新たな歴史を紡いでいきます。