“洗い物ほぼゼロ”を目指す! フライパンひとつで完成する「ガリバタチキン」「豚キムチクリーム」パスタ

忙しい現代人にとって、料理より面倒なのはその後の“片付け”である。皿や鍋がシンクに積み上がるだけで、やる気は一気にゼロ。そんな悩みを、発想の転換で本格料理に変えたのが「ワンパンパスタ」だ。フライパンひとつでパスタをゆで、具材を炒め、ソースまで仕上げる。目指すは洗い物ほぼゼロ。

このスタイルを徹底するのが、SNS総フォロワー数30万人超の料理家かずきさん。新刊『このワンパンパスタが食べたい。』(扶桑社)には、お店レベルの仕上がりのパスタが数多く紹介されている。「誰でも、簡単に、おいしく作れる」をモットーに、難しいテクニックは不要、工程は最小限。スーパーで買える身近な食材で作れるレシピは、忙しいビジネスパーソンや料理に自信のない人でも気軽に試せると評判だ。

『このワンパンパスタが食べたい。』(扶桑社)

◆ゆで鍋もザルも不要

「ワンパンなら、ゆで鍋やザルが不要なので、洗い物は最小限で済みます。器に盛りつけるのが面倒な場合は、フライパンのまま食卓にのせて食べるのもひとつの手です!」

“洗い物を減らしたい”という素朴な願いから生まれた、手軽な時短パスタ。ここから、フライパンひとつで作れるおすすめレシピを2品紹介する。

◆【おすすめレシピ①】フォーク1本で筋肉チャージ! 「ガリバタチキンパスタ」

「鶏肉×ブロッコリーを組み合わせた、筋肉も喜ぶガッツリ系パスタです。バターしょうゆの風味があと引くおいしさ。たっぷり粗びき黒こしょうをふって、パンチを効かせるのがおすすめです」

【材料(1人分)】

・スパゲッティ(1.4mm)…100g 

・鶏もも肉(ひと口大に切る)… 80~90g

・ブロッコリー(冷凍・小房に分けたもの)… 30g

・オリーブオイル… 大さじ1

・塩、こしょう… 各少々

・にんにく(粗みじん切り)… 1かけ ※チューブなら2㎝

・A[水300~350mL、酒大さじ1、顆粒コンソメ小さじ1/2、塩小さじ1/3]

・B[バター8~10g、しょうゆ小さじ1]

・粗びき黒こしょう(好みで)… 適量

【作り方】

(1) フライパンにオリーブオイル、鶏肉を入れて塩、こしょうをふり、中火にかける。2~3分焼いたらにんにくを加えてさらに1分ほど炒める。。

(2) Aを加え、煮立ったらスパゲッティを加え、ときどき混ぜながら袋の表示時間通りにゆでる。ブロッコリーを加え、さらに1分ゆでる。

(3) お玉1.5杯分ほどの水分を残し、Bを加え、ソースにとろみがつくまで全体を混ぜる。器に盛り、粗びき黒こしょうをふる。

◆【おすすめレシピ②】やみつきになる味わい! 「豚キムチクリームパスタ」

「キムチと乳製品の組み合わせが最高のパスタです。クリームパスタですが、生クリームは使わず、牛乳で作ることができます。ピリ辛で濃厚な味わいがたまりません!」

【材料(1人分)】

・スパゲッティ(1.6mm)…100g 

・豚バラ薄切り肉(5㎝長さに切る)… 70~80g

・白菜キムチ… 50g

・サラダ油… 大さじ1/2

・にんにく(粗みじん切り)… 1かけ ※チューブなら2㎝

・塩、こしょう… 各少々

・A[水300~350mL、酒大さじ1、白だし小さじ1]

・牛乳…80mL

・B[粉チーズ大さじ2、しょうゆ小さじ1、ラー油(好みで)適量]

・刻みのり(好みで)… 適量

【作り方】

(1) フライパンにサラダ油、にんにくを入れて弱火にかける。香りが立ったら豚肉を加えて塩、こしょうをふり、中火で2~3分炒める。キムチを加えてさらに1~2分炒める。

(2) Aを加え、煮立ったらスパゲッティを加え、ときどき混ぜながら袋の表示時間通りにゆでる。

(3) 牛乳を加え、混ぜながら1~2分加熱したら火を止める。Bを加えて全体を混ぜる。器に盛り、刻みのりをのせる。

フライパンひとつで作れば、洗い物が少なくて済む分、食後の憂鬱感もぐっと軽くなる。忙しい日でも、気持ちよく食事を終えられるのが何よりもうれしい。

かずき

【かずき】

大学院修了後、会社員として働きながら、SNSでオリジナルレシピの発信をスタート。「フライパンひとつで作れる、本格的なお店の味」をテーマにしたパスタレシピが人気を呼び、SNS総フォロワー数は30万人を突破(2025年11月現在)。現在はSNSでのレシピ投稿に加え、企業のレシピ開発など多方面で活躍している。