「自分の家は自分で片づけない」整理収納のプロがそう語る理由とは?

人の手を借りると、片づけは圧倒的に効率化する, 人数が増えれば、“ひらめき”も増える, 人の目があると、片づけはもっと進む, 片づけ会を成功させるコツとは?, 片づけ会をうまく回すポイント

「自分の家は自分で片づけない」整理収納のプロがそう語る理由とは?

片づけのプロといえば、物の仕分けやラベリング、収納の最適化に長けている存在。だからこそ、「自宅も完璧に整っていて、誰かの手助けなんて必要ないはず」と思われがちですが…実はそうでもありません。

プロであっても、自分の家となると判断が難しく、片づけが思うように進まないことはよくあるそう。整理収納の専門家であるアシュリー・ラ・フォンドさんも「プロだって、時には人の力を借りる必要がある」と語ります。

この記事では、彼女が“自宅は自分で片づけない”と決めている理由、そして「片づけたいのにうまくいかない」「でもプロに頼む余裕はない」という人に向けたヒントを紹介します。まず知っておきたいポイントはこちら。

人の手を借りると、片づけは圧倒的に効率化する

人の手を借りると、片づけは圧倒的に効率化する, 人数が増えれば、“ひらめき”も増える, 人の目があると、片づけはもっと進む, 片づけ会を成功させるコツとは?, 片づけ会をうまく回すポイント

vejaa / Getty Images

ラ・フォンドさんが自宅の片づけを他人に頼む最大の理由は、効率をとことん重視しているからだそう。

「片づけは大好きなんですが、理想の仕上がりにするための時間を、自分ではなかなか取れないんです」と話します。実際、彼女のチームなら数時間で家全体をスムーズに整えてしまうのだとか。

もう1つの理由は、自分の会社のサービスを “利用者の視点” で味わえること。

「チームと一緒に片づけると、自分1人でやるよりも“残す・手放す”の判断が格段にシビアになるんですよ」と言います。

人数が増えれば、“ひらめき”も増える

人の手を借りると、片づけは圧倒的に効率化する, 人数が増えれば、“ひらめき”も増える, 人の目があると、片づけはもっと進む, 片づけ会を成功させるコツとは?, 片づけ会をうまく回すポイント

bojanstory / Getty Images

チームで取り組むもう1つのメリットは、自分とは違う視点からのアイデアが得られることだとラ・フォンドさんはいいます。

「別の人が空間を見てくれると、“こう収納するのが当たり前”という自分の思い込みを超えて、まったく新しい発想が生まれるんです」と彼女。

長年同じ収納方法を続けていると、クリエイティブな解決策を思いつくのが難しくなるもの。彼女自身、家に引っ越した当時につくった収納を「そのままが正解」だと思い込み、見直す発想がなかったそうです。

「引っ越し当時につくったシステムが、唯一の正解ってわけじゃないんですよね。チームは、もっと新しくてクリエイティブなやり方を提案してくれます」と語ります。

人の目があると、片づけはもっと進む

人の手を借りると、片づけは圧倒的に効率化する, 人数が増えれば、“ひらめき”も増える, 人の目があると、片づけはもっと進む, 片づけ会を成功させるコツとは?, 片づけ会をうまく回すポイント

SBenitez / Getty Images

自宅の片づけを誰かと一緒に行うと、手抜きしにくくなるというメリットもあります。

「正直、1人で片づけるとラベルづくりをサボりがちなんです」とラ・フォンドさん。しかし、チームと一緒に地下収納を整えたときは、ホリデー装飾を分類するために、驚くほど細かいラベリングシステムをつくり上げることができたそうです。

さらに、手放せずに溜め込んでいた物を処分する後押しにもなります。

「人がいると、“なんでこれをもっているの?”と質問されるから、自分でも理由を見つめ直すことになるんですよね」と彼女。

自分には言い訳できても、他人には理由を説明しづらい──それが、不要な物を手放すきっかけになるのです。

片づけ会を成功させるコツとは?

今、プロの整理収納サービスを頼めないという場合でも、友達に手伝ってもらい、お互いに助け合う“片づけ会”なら気軽にスタートできます。

ラ・フォンドさんは「いわゆる “片づけバディ方式” は本当に効果的」と話します。

「お金をかけずに、適度なプレッシャー・客観的な視点・気持ちのサポートが得られます。1人だと何週間も先延ばしにしてしまう作業も、友達と一緒だと数時間で一気に進みますし、何より楽しいんです!」

片づけ会をうまく回すポイント

✔ まずは、現実的な目標と終了時間を決める

どのエリアを片づけるか、何時までに終わらせるかを共有。

✔ 意見は“ズバッと、でも優しく”

「これ本当に使ってる?」など、気づきを促す言い方が◎。

✔ 手順はシンプルに

・いったん全部出す

・種類ごとに分ける

・残すもの・手放すものを決める

・戻し方のルールを一緒に考える

✔ 食べ物や飲み物、音楽で“楽しい空間づくり”

お菓子や軽食を用意して、気楽に進められる雰囲気に。

✔ 片づけ終わったら、小さくても“達成感”を共有

「ここまで片づいたね!」と褒め合うことで、次のやる気が出る。

※この記事は一部抄訳しています。

from House Beautiful

Translation : Haruka Sugino

既成概念を覆す斬新な建築で話題。若手建築家アーキペラゴアーキテクツスタジオとは?

【新宿の名建築まとめ】丹下健三や黒川紀章など、巨匠が手掛けた新宿の名建築13選

鏡餅を飾ってはいけない日、知っていますか?飾る期間の正解を専門家に聞いた