HARIOの「魔法のドリッパー」。プロ級のおいしいコーヒーが、コツいらずで淹れられる

Photo: アンザイ サヤ
ROOMIE 2025年10月6日掲載の記事より転載
恥ずかしながら、私ドリップケトルを持ってないんです……。
たまにしかコーヒーを淹れる機会がないので、わざわざ買う必要はないかな、と大きい計量カップや小鍋で代用しています。
それでも、やっぱりちゃんとコーヒーを淹れたい! と思っていたら、画期的なアイテムを発見したんです。
穴が空いたカップ、これは一体?

コーヒー器具を幅広く展開しているHARIOの「V60 Drip-Assist Set」です。
円錐型のドリッパーと、ペーパーフィルターと、不思議な形のアイテムが入っています。

なんの変哲もないカップのようですが、パッと見ただけでは用途がわかりません。
実はこれ、コーヒードリップ初心者にうれしい仕掛けがあるんです。さっそく、使ってみましょう!
まずは、水を注いでみた

本来はお湯を注いで使うのですが、試しに水を注いでみたところ、

穴からシャワーのように水が落ちていきました。
なんと、電気ケトルや小鍋から直せるお湯を注いでも、均一な速度でお湯をまんべんなく落とすことができる画期的なアイテムなんです。
まさに「ドリップアシスト」という商品名どおり。
小鍋からお湯を注いでも、本当に大丈夫?

コーヒーを淹れるためには、まずドリッパーにペーパーフィルターをセットします。

お湯を注いでドリッパーを温め、コーヒー粉15gをセットして、表面をならします。

傾かないように、ドリッパーの上にドリップアシストをセットします。

準備完了!

まずは、蒸らしです。中央のくぼみにお湯を少量注ぎます。
中央の3つの穴は少し大きめ。お湯が落ちるスピードが早くなり、その水流でコーヒー粉全体にお湯が行き届くようになっているようです。

外してみると、中央が窪んでいます。触ってみたところ、全体がしっとりしていました。

蒸らし終えたら、外側のくぼみにお湯を流し入れます。10個の穴からポタポタとゆっくりお湯が落ちていきます。

何度か淹れていると、蒸らしから抽出までを250〜280mlのお湯で行うとおいしく淹れられることがわかったので、この量を4〜5回に分けて注ぐようにしています。

抽出後、ドリップアシストを外してみるとコーヒー粉の表面が平らになっていました。
この状態がきちんとコーヒーが抽出できている証拠なのだそう。

飲んでみると、コクや酸味がまろやかで飲みやすい! 冷めてきても、苦みを感じにくいのでおいしく飲み切ることができました。
ドリップアシストを使わずに淹れてみたら……

今度は、同量のコーヒー粉とお湯を使ってドリップアシストなしで淹れてみました。
当たり前ですが、小鍋では湯量が安定しません。コーヒー豆をいじめているような気持ちになります……。

抽出後、コーヒーベッドを見てみると、壁が崩れているところがありました。
飲んでみると、同じコーヒー豆かと疑いたくなるほどの差が。苦い、酸っぱい、渋い。
よく言えば、コーヒー豆の個性を感じられるのですが、最後まで飲み干したくなる味かと問われると……。あまりの違いにびっくりしました。
他社のドリッパーでも使えたよ

カリタのドリッパー102にも安定して載せることができました。
透明ではないので、中の様子は分からないのですが、何度か淹れているうちに感覚が掴めました。

今までは、小鍋からお湯を注いでいるということもあり、「ちゃんと淹れられている気がしない」「味に満足感がない」という悩みがありました。
ただドリップアシストを使うようになってから、満足度がアップ。もっと早く出合いたかったなぁ。
ちなみに、今回はドリッパーのセットを買いましたが、ドリップアシスト単品でも購入できますよ!
Photo: アンザイ サヤ