NHK朝ドラ「ばけばけ」総集編(前編)を1・2に放送 トキ(高石あかり)&ヘブン(トミー・バストウ)の物語、〝折り返し点〟までをギュッと凝縮

「ばけばけ」総集編(前編)から。トキ(高石あかり、左)とヘブン(トミー・バストウ)(C)NHK

女優、高石あかりがヒロインを務める2025年度後期のNHK連続テレビ小説「ばけばけ」(月~土曜前8・0=土曜は振り返り)。同年9月29日の放送開始から年末までのストーリーをまとめた「総集編(前編)」が26年1月2日に放送される。

NHKによると、放送は総合とBSP4Kで行われ、いずれも放送時間は1月2日午前8時30分から9時58分の約1時間半(NHK ONEでの同時配信・見逃し配信<放送後1週間>あり)。

本編の放送は3月下旬まで全125回(全25週)を予定しており、年内で約3カ月の〝折り返し点〟に。今回放送される総集編(前編)は9月29日~12月26日(年内最終回)までの13週・65回分をギュッと凝縮してまとめたものになる。

同ドラマは、松江の没落士族の娘・小泉セツと、ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)夫妻をモデルにし、フィクションで描くオリジナルストーリー。高石演じる松野トキは、アイルランド人英語教師、レフカダ・ヘブン(トミー・バストウ)と出会い、怪談話好きだという共通点から次第に心を通わせていく。脚本はふじきみつ彦氏が手がける。

「ばけばけ」総集編(前編)から。怪談を語るトキ(高石あかり)(C)NHK

★以下ネタバレあり

「ばけばけ」総集編(前編)から。松江にやって来たヘブン(トミー・バストウ)を見物に来たトキ(高石あかり、中央)(C)NHK

これまでの放送では、トキの幼少期に父・司之介(岡部たかし)が〝ウサギビジネス〟失敗により巨額の借金を負い一家が貧乏生活へ没落するさまや、成長して知ることになるトキの出生の秘密と〝親戚〟の雨清水家の人々との特別な交流、松野家へ婿養子に入った夫・銀二郎(寛一郎)との幸せな結婚生活と波乱、心を残しながらの別れが描かれた。

そして第5週第21回(10月27日放送)からはいよいよヘブンが松江に登場。ヘブンの女中となって言葉の分からぬなか奮闘するトキや、〝異人〟であるヘブンの存在をめぐって周囲の人々がドタバタとする様子が描かれた。

さらに、結婚を目指してヘブンに言い寄る島根県知事の娘、江藤リヨ(北香那)の存在や、銀二郎の再登場、ヘブンが憧れていたイライザ・ベルズランド(シャーロット・ケイト・フォックス)も米国からやってきて、視聴者はトキとヘブンのそれぞれの恋愛模様も〝目撃〟。年内最後の放送では、ヘブンとトキがそれぞれの気持ちに気づき、宍道湖のほとりを手を取って歩きだすシーンで終了した。

「ばけばけ」総集編(前編)から。松江の街中を歩くヘブン(トミー・バストウ)(C)NHK

物語には随所にトキの怪談・妖怪好きが分かる場面が登場しており、映像もこれまでの朝ドラとは一線を画した、薄暗くありながらも凝ったもの。

トキがろうそくを前にヘブンに怪談を語る数々の場面や、年内最後の第65回でヘブンとトキが湖畔にたたずむシーンは、特に美しいものとなっている。