ワークマン「防寒対策ウェア5点」家で着た結果

 部屋も財布もポカポカ? “ワークマン男子”の快適ライフ ,  極寒のトイレ“着るコタツ”で快適空間に様変わり ,  足元の冷気を完全バリア。1280円“ルームブーツ”想定外の実力 ,  ワークマン店長“推し”のインナーと靴下。正直な感想 , ワークマン男子の電気代を公開。驚きの数値

ワークマンの冬用アイテム×暖房を適切に使う“二刀流”で、この冬を賢く乗り切ろうと考えた筆者。5点の冬用アイテムを検証する(写真:筆者撮影)

電気代の高騰がエグイ。筆者は15年ほど前に1人暮らしを始めたが、当時は水光熱費で計1万円を切ることが大学生の中で“普通”だった。もちろん時期によって電気代は上下したが、冬場に電気代のみで1万円以上を使えば“無駄遣い”を疑われていた。

【写真を見る】足元ポカポカで節電効果も! ワークマンの5点のアイテムを屋内で使ってみた様子。

部屋も財布もポカポカ? “ワークマン男子”の快適ライフ

しかし今はどうだろうか。例えば私が契約している楽天でんきの場合、2022年6月頃までは1kWhあたり22.5円(関西電力株式会社の供給地区・同社の「プランS」契約の料金)。これが2025年12月現在は1kWhあたり33.98円。わずか3年半の期間で、電気代は1.5倍以上に値上がりした。

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2022年4月にメールで通達された、楽天でんき料金改定前後の比較表(画像:楽天でんき公式メールより)

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2025年12月時点の電気代は、2022年と比べると全国的に1.4~1.6倍程度に値上がりした(画像:楽天でんき公式サイトより)

私は20代の頃に約3年間、手取り16万円で奨学金480万円の返済を行いながら、極貧生活を過ごしていたことがある。当時は窓ガラスに梱包材を張って冷気を遮断するなど、恥やプライドを捨てて節約(節電)に励んでいた。工夫と努力をしないと本当に生活が回らなかったのだ。昨今の電気代高騰に苦しんでいる人の気持ちが、私は痛いほど理解できる。

その一方で、筋金入りの節約精神が叩き込まれた結果、貧乏男子はだんだんと「お金を使わない生活」に喜びを感じるようになった。現在はヒートショックなど、健康上のリスクについても考慮しながら、攻守のバランスが取れた無理のない節約・節電を心がけている。

そんな私が今大注目しているのが、「高機能低価格」を経営理念に掲げているワークマンだ。私はワークマンで販売されている冬用アイテム×暖房を適切に使う“二刀流”で、この冬を賢く乗り切ろうと考えた。今回使ってみたのが下記5点の冬用アイテムだ。

・ウィンドコアヒーターレディースベスト(税込3500円)
・Heyaルームブーツ(税込1280円)
・マックスホット靴下(3足組で税込980円)
・サーモマックス長袖V首(税込1500円)
・EXTRA+サーモマックスロングタイツ(税込1900円)
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今回検証する5点のアイテムたち(写真:筆者撮影)

本稿ではこれらのアイテムを使用した、“ワークマン男子”の正直な感想をお伝えしたい。

極寒のトイレ“着るコタツ”で快適空間に様変わり

『ウィンドコアヒーターレディースベスト(税込3500円)』は、シリーズ累計130万点以上を販売した大ヒット商品だ。背中と腰の2カ所に電熱ヒーターが内蔵されており、別売りの『ウィンドコアバッテリー(税込4900円)』と接続することで“着るコタツ”として使用できる。

同製品は肌触りの良いフリース素材で作られており、電源を入れて5分で衣類全体をポカポカの状態にしてくれる。サイズは3種類(M・L・LL)カラーも3種類(ネイビー・ダークブラウン・アイボリー)。

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筆者はLLサイズのアイボリー色を選んだ(写真:筆者撮影)

体感には個人差があり、AIの回答によると筆者にはゴキブリレベルの“サバイバル力”があるという前提のうえで……私はこの“着るコタツ”があれば室温15~16℃程度(この時の外気温は5~6℃)なら、エアコンや電子ストーブなどの暖房器具なしで、まずまず快適な状態で過ごせると感じた。

あえて「まずまず」という表現をしたのは、着るコタツだけの使用だと手足の末端や下半身が冷えてくるため、ここに寒さを感じやすいからだ。部屋の中で靴下を履くことに違和感はないし、タイツを着るのもありだと思うが、手袋をするのは何かが違う気がする。よって着るコタツは、秋~初冬までは単体で利用。真冬では暖房器具と上手に組み合わせる使い方がいいだろう。

ここ最近の私は着るコタツを羽織りながら、電子ストーブを強設定→部屋が温まったらストーブを弱設定に切り替えている。家のどこにいても(上半身が)コタツに入ってる感覚は、ポカポカで幸せの極みだ。特に寒すぎるトイレに行くときに助かっている。

これは補足だが、着るコタツは就寝時の着用ができない。なぜなら就寝時は低温火傷の恐れが高まるから。フル充電には約4時間が必要で、連続稼働時間は強モード(8V)の低温(約40℃)なら約16時間。中温(約45℃)なら約6.5時間。高温(約50℃)なら約4.3時間稼働できる。

ちなみに着るコタツは、筆者の計算が正しければ、1円程度でフル充電できる。

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着るコタツに付いてる白色の有線を充電器に接続。電源を入れると、黒色の三角マーク(温度調整スイッチ)が赤色に点滅→服をポカポカにしてくれる(写真:筆者撮影)

足元の冷気を完全バリア。1280円“ルームブーツ”想定外の実力

冷え性の女性の方であればご存じの方も多いであろう、ワークマンの『Heyaルームブーツ(税込1280円)』は、家の中で“靴”を履くというアメリカンスタイルを日本人に提唱している。が、この靴はあくまで室内用であり、“モコモコした靴型のスリッパ”あるいは“不思議な形の靴下”と表現すれば男性陣はイメージしやすいだろうか。

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ワークマンのルームブーツはこんな感じ(画像:ワークマン公式サイトより)

公式サイトの口コミは☆4.4(レビュー373件)。コメント欄には「冬の必需品」「柔らかくて足首まで暖かい」「今年もリピ」など、温かさについては高評価の声ばかり。低評価の声としては「ちょっとサイズ感が小さい」「脱ぎにくい」などの意見があるようだ。

同製品は洗濯機で洗うことができる。サイズは男性フリー(25~27センチ相当)と女性フリー(23~25センチ相当)の2種類。カラーラインナップはそれぞれ3種類ずつ(つまり計6色)展開されている。しかし無知な私は、色によって男性・女性サイズが区分されていることを知らなかった。店舗へ訪れたのが12月だったこともあり、クリスマスカラーっぽい女性用ルームブーツを買ってしまった。

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売り場の光景。ブーツタイプだけでなく、脱ぎ履きしやすいシューズタイプもあるようだ(写真:筆者撮影)

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筆者の足のサイズは25.5センチ。女性用でもギリギリ問題ないサイズ感だった(写真:筆者撮影)

人生で初めてルームブーツを履いてみた、私の素直な感想は……「これ靴下よりも全然温かいわ」「寒いオフィスでスリッパを履きながら、パソコン仕事を頑張っている人は切り替えを検討すべき」「冷気は足元や床にとどまる性質があるけど、家の廊下を歩くときに足裏が寒くない無敵状態いいね」。

靴底にはグリップ力があるため、廊下で滑るなどの不具合は一切なし。ただし素足でルームブーツを履くと、やや蒸れる感じがした。靴下を履いた状態ならこの蒸れ感はなく、温かさもより高まるので、靴下×ルームブーツの“二刀流”での使用を全力でオススメしたい。

ワークマン店長“推し”のインナーと靴下。正直な感想

『マックスホット靴下(3足組で税込980円)』『サーモマックス長袖V首(税込1500円)』『EXTRA+サーモマックスロングタイツ(税込1900円)』の3点は、私が訪れたワークマンの店長が“推し”ていた防寒アイテムだ。

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売り場の光景(写真:筆者撮影)

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売り場の光景(写真:筆者撮影)

結論からお伝えすると、これらの商品は「ちゃんと温かい」「他社製品と比べるとコスパがいい」「ただし着るコタツやルームブーツと比べると、温かさの効果がわかりづらいかも……?」といった印象を受けた。

マックスホット靴下は「遠赤外線放射微粒子練り込み繊維使用紡績糸」が使用されており、生地はかなり厚手で、ふくらはぎの半分くらいまで覆ってくれる長さがある。フワッとした肌感の靴下で、しっかりと温かい。そのうえで、これを単体で履いている状態と、前述したルームブーツを履いている状態を比較すると、後者のほうに軍配が上がった(2つのアイテムを組み合わせると最強レベルで温かい)。

サーモマックスのインナー上下は「遠赤外線保温」と「蓄熱保温」、ダブルの保温力を有している。どちらも生地が厚手で、特にEXTRA+のほうは、ユニクロの極暖より分厚そうだ。伸縮性は高く、着心地はいい。汗をかくとビチョッと感が出るのは弱みだが、温かさについては十分に満足できるレベル。アパレル業界の覇者であるユニクロと、真っ向から勝負できるクオリティだと感じた。

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裏地は起毛タイプで、肌触りがいい(写真:筆者撮影)

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生地は厚めだが、伸縮性は非常に良好(写真:筆者撮影)

ワークマン男子の電気代を公開。驚きの数値

最後に、ワークマン男子として1人暮らしをしている、筆者の電気代を公開したい。

2025年12月分(11月21日~12月18日まで)の使用電気量は119kWh。契約している楽天でんきの単価(プランS)は1kWhあたり33.98円のため、基本料金は4043円。ここに再エネ発電促進賦課金473円が加わり、請求額は4516円。

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筆者の12月請求分の電気代(画像:楽天でんき公式サイトより)

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日別使用量グラフ(画像:楽天でんき公式サイトより)

2026年1月分の請求はまだ来ていないが、12月19日~12月31日まで、私は電子ストーブやエアコンを一度も付けなかった(ただし浴室乾燥機は2~3回使用した)。この期間の合計が66.3kWh。1日あたり約5.1kWh。

暖房機器を使い始めた2026年1月1日以降は、1日あたり6~8kWhで推移している。政府の物価高対策「電気・ガス料金支援」が1~2月使用分の計2カ月間、1kWhあたり4.5円値引きされることを計算に入れると……おそらく1月請求分は6000〜7000円くらいで着地する予想だ。

電気代が大なり小なり節約できることを考えると、本記事で紹介した冬用グッズは実質、販売価格より安く手に入る計算が立つ。体感温度の感じ方や健康上のリスクなど、人それぞれ違いがあるという前提のうえで、快適な屋内ライフを過ごしたい方は参考にしてほしい。