ジョイフル「600キロカロリーランチ」満足できる?

7種類の600キロカロリー以下主食メニュー, ハンバーグvsヘルシーメニュー, ちゃんぽん・アイス・ヨーグルトのフルコース, 組み合わせ方次第で満腹と健康を両立する食事を堪能

ヘルシーメニューも多いジョイフル、果たしてハンバーグを横目にヘルシー系を頼めるのか……!?(写真:編集部撮影)

食べることが何よりも大好きな筆者が、お得で楽しい食べ放題や大盛りの名店を探訪しつつ、運動やダイエットにも気を配る連載「中たんぺいのまんぷくウェルネス」。ユーモラスかつ真剣に、人間が生きる上で不可欠な「食と健康」に挑みます。連載第1回目はジョイフルでヘルシーメニューにチャレンジ。

正月休みが明け、日常が戻ってきた頃に気になり始めるのが「正月太り」だ。外食やごちそう続きの生活から通常モードに戻ったはずなのに、体重はなかなか元に戻らない。なんとなく体が重い感じに心当たりがある人も多いだろう。

【画像を見る】意外といろいろ食べられる! ジョイフル600キロカロリー台で3品頼んでみた様子

とはいっても、仕事に追われる日々では外食に頼ってしまいがち。そんな時期に活用したいのがチェーン店のヘルシーメニューだ。例えば、全国に663店舗を展開するジョイフルでは野菜たっぷりなメニューを展開している。

7種類の600キロカロリー以下主食メニュー

ジョイフルは大分県で発祥したチェーン店だ。九州に300店舗以上を展開しており、関東や関西のロードサイドにも多数出店している。500円で提供する日替わりランチなど安いメニューが特徴的だ。

他のファミレスチェーンと同様にジョイフルの主力メニューはハンバーグである。しかし、近年は低カロリーの開発にも注力している。2025年には「たんぱく質が摂れる!蒸し豆とグリルチキンのお食事サラダ」の販売を開始。また「バランスレシピ」というラインナップも存在する。

グランドメニューを見ると600キロカロリー未満の主食は7種類あった。タコライスやちゃんぽんもあり、選択肢は豊富だ。

・明太子をたっぷり使ったスパゲティ 445キロカロリー

・野菜たっぷりちゃんぽん 491キロカロリー

・野菜とお豆がたっぷりグリルチキンのトマトスープセット(トースト) 508キロカロリー

・ブリのりゅうきゅう丼 517キロカロリー

・蒸し鶏のゴマだれサラダと釜揚げしらす丼 518キロカロリー

・ねぎトロ丼 526キロカロリー

・大豆ミートとサラダ豆の農園タコライス 561キロカロリー

また、サイドメニューには100キロカロリー未満のヨーグルトやランチ限定のアイスクリームもある。

実際にこれらの単品メニューの満足度は高いのだろうか。店舗で体験してみたところ、組み合わせ方の工夫をすることで低カロリーと満腹感を両立できることがわかった。

ハンバーグvsヘルシーメニュー

ランチのピークタイムにジョイフルを訪れると約8割の席が埋まっていた。メインの客層は60歳以上と見られる男性グループ客と女性グループ客だ。和食系の定食を食べながらゆったりと雑談を楽しんでいた。

7種類の600キロカロリー以下主食メニュー, ハンバーグvsヘルシーメニュー, ちゃんぽん・アイス・ヨーグルトのフルコース, 組み合わせ方次第で満腹と健康を両立する食事を堪能

テーブル席の様子(写真:筆者撮影)

注文はQRコードを読み込むセルフオーダー方式。メニュー表から注文したい料理を探して、その番号を打ち込む必要がある。

さて、メニューを見ていきたい。テーブルに広げられていたのは「お得なグリルランチ」。鉄板焼きのハンバーグの写真が並んでおり、ライスをカレーライスに変更することもできる。ヘルシーとは対極的にあるメニュー構成であり、写真を見ていると理性より先に胃袋が反応し始めるのがわかる。頭の片隅で「今日はいいか」「好きなものを食べればいいじゃないか」という悪魔のささやきが聞こえ始めた……。

7種類の600キロカロリー以下主食メニュー, ハンバーグvsヘルシーメニュー, ちゃんぽん・アイス・ヨーグルトのフルコース, 組み合わせ方次第で満腹と健康を両立する食事を堪能

ジョイフルのハンバーグはおいしそうだ……!(写真:筆者撮影)

これではいけない!と、慌てて低カロリーメニューが掲載されているグランドメニューを手に取ってみる。誘惑に負ける前に「さっさとヘルシーメニューを選ぼう」と思い、ページをめくると登場したのはステーキや唐揚げ。「カロリーを抑えよう」と思っている心がまたもや揺さぶられてしまった。なかなかのストレスである。

気を取り直してメニュー表をたどると、ようやく「バランスレシピ」のページが現れた。大豆ミートや蒸し鶏を使った料理があり、どの定食もさわやかな表情をしている。 

7種類の600キロカロリー以下主食メニュー, ハンバーグvsヘルシーメニュー, ちゃんぽん・アイス・ヨーグルトのフルコース, 組み合わせ方次第で満腹と健康を両立する食事を堪能

バランスレシピ(写真:筆者撮影)

なお、この中にある「彩り野菜と若鶏の黒酢あんかけ定食」は1000キロカロリーを超える。高カロリーのため注意が必要だ。

低カロリーメニューを選ぶなら「バランスレシピ」一択である。しかし、肉料理の写真を浴びた後なので、どうも気が進まない。胃袋が「もっとボリュームのあるものが欲しい!」と主張するのだ。

そこでコッテリ感も味わえそうなメニューを選ぶことに。「ご当地系」のページにある「野菜たっぷりちゃんぽん」を注文した。

7種類の600キロカロリー以下主食メニュー, ハンバーグvsヘルシーメニュー, ちゃんぽん・アイス・ヨーグルトのフルコース, 組み合わせ方次第で満腹と健康を両立する食事を堪能

野菜たっぷりちゃんぽんは税込955円(写真:筆者撮影)

ここで心配になるのがちゃんぽんのボリュームである。他のチェーン店では600キロカロリーを超えるが、ジョイフルのちゃんぽんは500を切っており、なんと491キロカロリー。低カロリーのため、麺の量が少ない可能性がある。

カロリーは抑えたいが、満足感も得たい。「少量かもしれない……」という不安を解消するために、サイドメニューを2つ注文することにした。

1つはフルーツヨーグルトだ。果物がトッピングされていて、華やかな見た目をしている。49キロカロリーとほぼゼロカロリーな点もうれしいポイントだ。

もう1つは、ランチ限定のアイスクリームだ。このアイスクリームはバニラとチョコレートの2種類がある。バニラは106キロカロリー、チョコレートは87キロカロリーだ。今回はカロリーが低いチョコレートアイスを選ぶことにした。

これらの3つを合わせたカロリーは627キロカロリーだ。1000キロカロリー前後の料理が多いファミレスメニューにおいて、なかなかの健康的な数値となっている。

ちゃんぽん・アイス・ヨーグルトのフルコース

注文してから約10分で「野菜たっぷりちゃんぽん」が到着した。届いた鉄鍋の中には、キャベツ・コーンなどが敷き詰められている。

この鉄鍋方式はカロリーを抑えたい人にとってありがたい。一気にすすることができないため、満腹感を得やすいのだ。

7種類の600キロカロリー以下主食メニュー, ハンバーグvsヘルシーメニュー, ちゃんぽん・アイス・ヨーグルトのフルコース, 組み合わせ方次第で満腹と健康を両立する食事を堪能

野菜たっぷりちゃんぽん(写真:筆者撮影)

まずは、キャベツと豚肉を取り皿に盛ってみた。キャベツをひと口食べてみると、ほどよく芯が残った食感が心地いい。優しい甘味が口の中に広がり、空腹感が和らいだ。

7種類の600キロカロリー以下主食メニュー, ハンバーグvsヘルシーメニュー, ちゃんぽん・アイス・ヨーグルトのフルコース, 組み合わせ方次第で満腹と健康を両立する食事を堪能

甘みとほどよい食感が心地いいキャベツ(写真:筆者撮影)

続いて、メインディッシュのちゃんぽんへ。ちゃんぽん麺はスープを吸ってモチモチとしている。塩分が少し強いため、ほどよくコッテリとした味わいだ。すすっていると活力が湧いてくる。

7種類の600キロカロリー以下主食メニュー, ハンバーグvsヘルシーメニュー, ちゃんぽん・アイス・ヨーグルトのフルコース, 組み合わせ方次第で満腹と健康を両立する食事を堪能

ちゃんぽんの麺(写真:筆者撮影)

最後は締めのスープだ。鍋に沈んだコーンを集めて、取り皿に移し、残ったスープを注ぐとコーンスープが完成した。

このちゃんぽんはもともとのカロリーが低いため、罪悪感を抱かずにスープを完飲することができる。レンゲで残ったスープをちびちびと飲み、約15分かけてちゃんぽんを完食した。

7種類の600キロカロリー以下主食メニュー, ハンバーグvsヘルシーメニュー, ちゃんぽん・アイス・ヨーグルトのフルコース, 組み合わせ方次第で満腹と健康を両立する食事を堪能

コーン(写真:筆者撮影)

しかし、予想どおり満腹にはほど遠い。ヨーグルトとチョコレートアイスを持ってきてもらい、デザートタイムに突入した。

7種類の600キロカロリー以下主食メニュー, ハンバーグvsヘルシーメニュー, ちゃんぽん・アイス・ヨーグルトのフルコース, 組み合わせ方次第で満腹と健康を両立する食事を堪能

ランチアイス185円とフルーツヨーグルト218円(写真:筆者撮影)

塩分の強いものを食べた後はガツンとした甘味がほしい。まずは、チョコレートアイスから食べることにした。粘度の高いアイスを口へ運ぶと濃厚な甘さが広がった。100キロカロリー未満とは思えないボリュームがあり、満足度が高い。少食の人はちゃんぽんとアイスだけでお腹いっぱいになりそうだ。

7種類の600キロカロリー以下主食メニュー, ハンバーグvsヘルシーメニュー, ちゃんぽん・アイス・ヨーグルトのフルコース, 組み合わせ方次第で満腹と健康を両立する食事を堪能

チョコが濃厚でおいしい(写真:筆者撮影)

最後は果物と一緒に味わうヨーグルト。アイスの味覚をリセットするために水を飲み、果物を食べてみると上品な果汁が染みわたった。

また、ヨーグルトは無糖でさっぱりとした味わいだ。控えめな酸味が余韻に残り、締めにふさわしい一品だった。

7種類の600キロカロリー以下主食メニュー, ハンバーグvsヘルシーメニュー, ちゃんぽん・アイス・ヨーグルトのフルコース, 組み合わせ方次第で満腹と健康を両立する食事を堪能

果物で栄養を摂取できるのもうれしい(写真:筆者撮影)

組み合わせ方次第で満腹と健康を両立する食事を堪能

ちゃんぽんとデザートを組み合わせたランチの満足度は非常に高かった。野菜や果物で栄養を取れることに加えて、ボリュームも確保できる。

ジョイフルは、野菜たっぷりでたんぱく質も取れる「バランスレシピ」があるだけでなく、野菜たっぷりちゃんぽんやねぎトロ丼などの低カロリーな主食の選択肢もいくつかある。さらにサイドメニューとデザートの選択肢も豊富であるため、これをうまく組み合わせれば、満足感を得ながらも600キロカロリーくらいに抑えることができる。ゲーム感覚で自分なりの「まんぷくコース」を見つけるのも楽しいだろう。

ただ、難点なのはハンバーグの誘惑が強すぎることだ。空腹時に訪れるとダイエットへの決意を覆してコッテリメニューを注文するおそれがあるので、そんな人はお腹がすきすぎないうちに入店するのがおすすめだ。