藤あや子、スイーツ店を探すも“車を衝動買い” 最後に乗りたい車「マセでしょ!」
演歌歌手の藤あや子さん(64)が、初めての愛車についてや初恋の人とのエピソードなどを振り返りました。
藤さんは1989年にデビューし、1992年に楽曲『こころ酒』がヒット。これまで『紅白歌合戦』には21回出演しており、多数の座長公演も務めています。
■初の愛車は、18歳の時に父親から譲り受けたトヨタ『クラウン』

藤あや子さんにとって初の愛車トヨタ『クラウン』 日テレNEWS NNN
藤さんが初めて乗った愛車はトヨタ『クラウン』(5代目)。1974年に“美しい日本のクラウン”をキャッチフレーズとして登場。オーバードライブ付き4速ATや車速感応パワーステアリングなど高級車にふさわしい装備が搭載されており、発売後は月間1万台を超える販売記録を達成しました。
トヨタ『クラウン』は藤さんが父親から譲り受けた車だったそうで、「父が買って数か月後に入院しちゃったんですね、体調を崩して。父が入院したのはちょっとかわいそうだったんですけど、クラウン乗れる(笑)」と当時喜んだことを明かしました。
18歳の高校生の時に免許を取得したという藤さん。「女子校だったので同級生の女の子を乗せて、秋田の田沢湖とか行った。免許取りたてで8月8日に交付だったので、取ってすぐに湖に泳ぎに行ったんですよ。でも秋田の8月8日は水も冷たいし、大風邪ひいて(笑)」と思い出を語りました。
初の愛車を手にした頃は“演歌に興味がなかった”そうで、「子供の頃から民謡の手踊りという踊り子だったんですよ。歌は山口百恵さんが好きだったから、演歌なんか聴いたことなくって、だから演歌歌手になるっていう未来予想図は“ひとかけらもなかった”です」と意外な一面を告白。
続けて、「21歳の時に民謡も歌わないと“踊り子だけではなかなか呼んでもらえない”ということが分かって、そこから自力でこぶしを作って、“どうやったらこぶしできるんだ”って練習してて、“あ、なんか回った?”とかいう感じで、そこからちょっとずつ歌えるようになって、秋田の地元の民謡の先生についてレッスンを受けて、(演歌は)全然興味なかったです」と演歌を学ぶきっかけを語りました。
■スズキ『アルト』に乗って、民謡の歌のレッスンへ
1981年に2代目の愛車となったのが、『ミニクーパー MK-3』。「実は初恋の彼が…」と前置きし、「私が17歳の時に彼が19歳で、同級生のお兄さんだったんですけど、そのお兄さんとお付き合いすることになって、その彼が乗ってた車が『ミニクーパー』だった」と話しました。その後、男性と20歳で結婚し、子供も誕生したということです。
1984年にはスズキ『アルト』を父親に買ってもらったという藤さん。長い時間、乗っていたようで「民謡の歌を習い始めた時に、自宅から1時間半くらいかけて秋田市の奥の方に先生のご自宅があって、往復3時間かけて民謡のこぶしを習いに行きました」と思い出を語りました。
当時、子育てもしていて、「夜は乳頭温泉って秋田にあるんですけど、そこのアトラクションで歌って踊ってってやってまして。レッスンもあるし、ほんとに寝る時間がなかったですね、20代は。でもね、楽しくてしょうがなかった」と懐古しました。
■目的はスイーツだったのに…プジョー『306 カブリオレ』を衝動買い

デビュー後に初めて購入した愛車プジョー『306 カブリオレ』 日テレNEWS NNN
デビュー後に初めて購入した愛車は、“エレガントなコンパクト・オープン”が特徴的なプジョー『306 カブリオレ』。1994年に登場し、イタリアのカロッツェリアの名門・ピニンファリーナが手掛けています。オープン時にフードを完全に収納できるスペースを持ちながら、大人4人の乗車を可能にする実用性の高い車です。
1997年、デビューから8年後に購入した車で、出会いは突然だったといい、「たまたま、目黒通りのいっぱい車屋さんがある通りに“間違って降りちゃって”、娘と二人で、タクシーで。スイーツか何かのお店を探していたのに行き着けなくって」と回想。
続けて、「そこでちょうど『プジョー』が展示してあって。この色がね、ちょうど小豆色。シートはアプリコットカラー。それ見た瞬間、外から見て“うわ! キレイ!!”で、娘もいるのに“ちょっとちょっとママあれ見たいから入っていい?”って」と興奮気味に話し、「(娘が)スイーツ買うんじゃないんかい! みたいな感じで。で入ってディーラーさんからお話を伺ったら買います!! って言っちゃって。衝動買い!」と言い切りました。
■思わずスタイリストとおそろいにしたジープ『チェロキー』
そして、40歳でサーブ『900 カブリオレ』を購入した藤さん。八ヶ岳の別荘へ行っていたそうで、「サーブだとやっぱりね、山には不向きでこれ四駆だな」と感じ、同じ40歳の年に、四輪駆動のジープ『チェロキー』を購入。「『ジープ』って男性的なイメージがあるんですけど、『チェロキー』ってどこかかわいらしさがあるじゃないですか、あれだったら女子が乗っても違和感ないしと思って」と理由を明かしました。
44歳になった年にも新型の『チェロキー』を購入し、2台乗り継いだことについて「スタイリストの方が新型の『チェロキー』を、もうちょっと丸みを帯びたそれを乗ってきたんですね。何コレ! とかって言って駐車場で大騒ぎです、私が。“私もマネっこして買っていい?”って言って、そのスタイリストの方から“どうぞいいですよ”みたいになって、すぐ買いに行ったんですね」とエピソードを語りました。
■最後に乗りたい車 「“マセ”でしょ!」

マセラティ『レヴァンテ トロフェオ』 日テレNEWS NNN
藤さんの現在の愛車は、マセラティ『レヴァンテ トロフェオ』。2018年に登場し、『SUVレヴァンテシリーズ』の最上位モデルです。エンジンはフェラーリ製V8ターボを搭載、580馬力の最高出力を誇るハイパフォーマンスモデルです。
『マセラティ』は1年置きに、3台も乗り継いできた藤さん。「『レヴァンテ トロフェオ』を最初見たときに、大きすぎてこれ無理だなと、それで1年後に『グレカーレ トロフェオ』という物が出ますと、今予約したら1年後には『グレカーレ』に乗れますと、じゃあその間に『レヴァンテ モデナ』乗っときましょかと」と“モデナ”がつなぎの車だったことを語りました。
そして、現在の愛車に乗り換えようと決めたときには生産が終了。藤さんは、「日本中探してもなくって、世界中探して1台だけあったんです」と明かし、「亡くなった父が“最後はクラウンに乗りたい”って言ったことを思い出して、“私も最後に何乗りたいんだろう? マセでしょ!”」と力強くコメントしました。
■憧れと青春が詰まった車は、トヨタ『セリカ 1600GTV』

歴代の愛車や思い出を振り返った藤あや子さん 日テレNEWS NNN
最後に、藤さんにとって“青春の思い出”で憧れの車・トヨタ『セリカ 1600GTV』が登場。走りを追求したスポーティーグレードを追加。快適装備を廃止し徹底的に軽量化が図られ、サスペンションは専用のハードタイプを装備しています。
17歳の頃から憧れているという藤さんは、「初恋の彼が(“ミニクーパー”の前に)乗っていた車なんです。最初がこれだったんです。色もネイビーのメタリックで」と助手席に乗っていた時を懐かしみました。「形がやっぱり、ビジュです男前! (初恋の彼が)大事にしてましたよ、ピカピカにしてました。目がいいんだよね」と憧れていたポイントなどを語りました。
■藤あや子にとって車とは…「“ロック”です」
最後に、“藤あや子さんにとって車とは?”と聞かれると「“ロック”です。私そもそもロック人間なんですけど、ロックって聴いて燃えるじゃないですか? 体中。車もそうなんですよ、車に乗ると気持ちがロックになって、わくわくするし元気になるし、“自分をアップさせてくれる”」と車への思いを語り、「全然演歌じゃなかった!」と元気よく答えました。
(1月31日放送のBS日テレ『おぎやはぎの愛車遍歴』を再構成)