【衆院選2026】愛知7区 大臣を辞任した元議員、議席を守りたい前職、奪い取りたい新人の三つ巴の戦い

▼自民 元職 鈴木淳司氏

中京テレビNEWS ©中京テレビ

「淳司~淳司~♪」

テーマソングとともに、集まってきた人々。

高市総裁とともに登場をしたのは、自民党の元職・鈴木淳司さん。

今回の選挙に強い思いを込めています。

自民(愛知7区)元職 鈴木淳司氏(67):

「前回って特別な選挙だったので、僕にとっては。だから全く何も主張できなかったので、悔しいことに。今回そういう面では喋っているし、みなさん聞いていただけるしありがたいな」

鈴木さんは約2年前、政治資金収支報告書に不記載が発覚し、総務大臣を辞任。10か月後の前回の選挙では、意図的な不記載ではなかったことを説明しましたが、結果は落選。

自民(愛知7区)元職 鈴木淳司氏(67):

「あれほど負けるとは思ってなかったので。本当に自分なりに仕事をしてきたと思っていて、それなりに成果が上がっていると思っています。自負をしていました。もうある面で虚しさを感じながらやってもこんなことか、という」

一時は、引退を考えたこともあったといいますが、これでは終われないと今回も立候補を決断。新しいポスターには「再起動」の文字を入れて思いを込めました。

そして、迎えた総裁の応援。

子ども:「高市総理みたんだーってみんなに(自慢する)」

自民 高市総裁:

「鈴木淳司さんとは長い長い長い、付き合いでございます。私の若い頃も知っています」

“高市人気”で集まってきた人々に向け、一票を呼びかけました。

中京テレビNEWS ©中京テレビ

そして高市総裁退場後は、鈴木さんと写真を撮りたいと列が!

記者:「きょうは(写真撮影も)多いと感じる?」

自民(愛知7区)元職 鈴木淳司氏(67):「そりゃ多いですよ、普通はこんなこと無いですよあんまり」

観客:「最初はただ単に総理のおまけかなと思いましたけど、やってくれるのかなと思いました」

選挙で訴えるのは、エネルギー分野や経済・産業に関わる政策。

 

自民(愛知7区)元職 鈴木淳司氏(67):

「この地域は産業首都圏でもあるので、この地域がしっかり活性化することが日本をひっ張る力になので、そういった面で、一個一個ちゃんと投資もする」

「再起動」を目指す選挙戦です。

▼共産 新人 鈴木弘一氏

中京テレビNEWS ©中京テレビ

こうした自民党の戦い方を批判するのが、共産党の新人・鈴木弘一さん。

 

共産(愛知7区)新人 鈴木弘一氏(51):

「禊が済んだと言って裏金議員をどんどん公認する。使い道説明していないでは、ありませんか。積極財政、それが円安を招いて、輸入品中心に値段が高くなっている。これは政治的な災害でございます」

 

「政治とカネ」問題の追及や、高市政権が掲げる積極財政、労働規制の緩和について強く反対しています。

 

衆院選には2回目の立候補。

この日は30分の休憩の間に、地元の人に教えてもらったという人気の中華そば店へ。

共産(愛知7区)新人 鈴木弘一氏(51):「ダシがきいてる」

     

普段は節制し、弁当が多いそうですが、この日は選挙戦折り返し。ラーメンで気合を入れます。

共産(愛知7区)新人 鈴木弘一氏(51):

「自治体またぐんで、そうすると、昼もうすぐに食べられるもので」

スープまで、のみほし完食。

共産(愛知7区)新人 鈴木弘一氏(51):「本当は(スープを)残した方がいいんでしょうけど・・・」

記者:「おいしすぎて?」

共産(愛知7区)新人 鈴木弘一氏(51):「(大きくうなづく)」

中京テレビNEWS ©中京テレビ

選挙戦で欠かせないというのは、先輩たちの本。この本のおかげで、端的に分かりやすく演説できるようになり、前回よりも手応えを感じているといいます。

共産(愛知7区)新人 鈴木弘一氏(51):

「大金持ちにきちんと課税をして、財源をつくって消費税減税に賃上げ。労働時間は賃上げと一体に1時間減らして、7時間労働で手取りも自由な時間も増やして行く」

街頭では自民党への期待も感じ、攻めづらさもあるようですがー。

共産(愛知7区)新人 鈴木弘一氏(51):

「物価高騰とか自分自身も生活をしていて大変なんですけど、そういう痛みを感じてないなっていうのが高市政権。そこをビシッと正したいという思いです」

▼国民 前職 日野紗里亜氏

一方、政治とカネの問題には言及せず、戦う候補も。

中京テレビNEWS ©中京テレビ

国民(愛知7区) 前職 日野紗里亜氏(38):

「机の上だけでつくられる聞こえのいい選挙公約や、つぎはぎだらけで壁やはざまばかりの現行制度に私は終止符を打ちたい」

玉木代表が応援に入っていたのは、国民民主党の前職・日野紗里亜さん。前回、選挙に初めて挑戦し、鈴木さんを破りました。

日野さん、普段は三つ子を含む4人の子を育てる母。選挙中は毎朝、子どもたちにあるお願いをしています。

国民(愛知7区) 前職 日野紗里亜氏(38):「書いて」

息子:「また?」「毎日じゃん」

国民(愛知7区) 前職 日野紗里亜氏(38):「毎日、ママにラブレター書いて」

寒さ対策のカイロに、子どもたちからママへの応援メッセージ。

記者:「何を書いたの?」

娘:「『大変だけど頑張って』って書いた」

国民(愛知7区) 前職 日野紗里亜氏(38):

「きょうが4日目なのできのうまでの3日間、これをもって走っています」

前回当選してからは、忙しい日々が続いたという日野さん。大きく変化したというのは朝の時間です。

国民(愛知7区) 前職 日野紗里亜氏(38):

「会期中、平日の朝、私が自宅にいないので、その平日の朝を夫で回せるかっていうところで、夫には頑張ってもらってます」

記者:「ママが国会議員になって変わったことは?」

子どもたち:「めっちゃ優しくなったこと。あんまり怒られなくなった」「それは、ママが家にいないからでしょ」

中京テレビNEWS ©中京テレビ

特に会期中、子どもたちといられる時間は短くなりました。それでも二期目を目指すのには、わけがあります。

国民(愛知7区) 前職 日野紗里亜氏(38):

「少子化対策ということがほとんど議論されていない、この現実に驚いております。子育て・介護福祉、現実を知る者が、現場を知る者が声を上げない限り、しっかりと本質的な議論がなされない」

育児と仕事を両立しながら駆け抜けた、1年3か月の短い一期目の中で、実現したいことがまだまだ道半ばだったといいます。

国民(愛知7区) 前職 日野紗里亜氏(38):

「高市早苗さん人気がすごくあるので、それが逆に相手陣営の大きな、大きな追い風となっているなという感覚はあります。ぶれずに私の政策を訴え続けていきたいと思っています」