高市さんは石破さんの17倍に! 党首SNSの「注目度」ダントツ 2位は玉木さんでも神谷さんでもなく…
選挙結果を左右するようになったインターネットの交流サイト(SNS)。衆院選でも各党の代表らトップたちはX(旧ツイッター)などで発信しているが、反応の集まり方には差がある。2025年の参院選と比べると誰が存在感があるのかは大きく様変わりし、X上で目立つ顔触れも変わった。(吉田通夫)
◆反応がメチャあったのは「あの投稿」
SNS分析ツール「メルトウォーター」のデータを基に、衆院選が公示された1月27日から2月3日までの1週間に各党トップの公式アカウントから発信された投稿について、「いいね」や引用投稿などの「エンゲージメント(反応)」総数を4日夕に計測し、投稿数で割って1投稿あたりの反応量を算出。前回参院選の同時期とも比較した。

右手の指にテープを巻いて応援演説する自民党総裁の高市早苗首相=2月1日、愛知県で
今回の衆院選で最も注目を集めているのは高市早苗首相(自民党総裁)で、45920とほかを圧倒した。投稿件数は57件と少ないが、それぞれ反応は多い。最も反響が多かったのは、2月1日のテレビ討論番組を欠席した際の「握手した際、手を強く引っ張られて痛めてしまいました」とする投稿だった。
投稿1件あたりの注目度は、2025年の参院選で総裁を務めていた石破茂前首相と比べると約17倍に飛躍した。
◆斉藤さんは投稿の数は少ないが…
2番手は中道改革連合の斉藤鉄夫共同代表。投稿件数は少ないものの、子どもから手紙を受け取ったとの投稿などが反響を集めた。

中道改革連合の斉藤鉄夫共同代表=1月25日、潟沼義樹撮影
3番目に多いれいわ新選組の大石晃子共同代表は、参院選時の山本太郎代表より注目度が2倍以上高かった。テレビ討論を欠席した高市氏を批判した投稿が注目を集めた。
◆「挙がった名前」では大石さんが健闘
一方、前回の参院選でほかを圧倒した参政党の神谷宗幣代表は4番手。注目度はほぼ半減した。参院選で2番手だった国民民主党の玉木雄一郎代表もほぼ半減し、順位を大きく落とした。「ネットの風」の移ろいやすさを反映しているとみられる。

国民民主党の玉木雄一郎代表(左)と参政党の神谷宗幣代表=いずれも資料写真
一方、一般の投稿の中で名前が挙がった各政党トップは、やはり高市氏が圧倒的に多く500万件を超えた。ただ、2番目に多かったのはれいわの大石氏で142万件、3番手は中道の野田佳彦共同代表の87万件だった。4番手は参政党の神谷氏だったが、件数は半減した。各氏のフルネームと、名字と肩書で調べた。

反響や言及数には批判も含まれるため、必ずしも情勢や支持動向を示すとは限らない。

高市早苗首相(右、2月1日撮影)と石破茂前首相(資料写真)
【関連記事】"報道される「衆院選の争点」とSNSの話題の間に大きなズレ 外国人政策、物価…「関心の度合い」を比べたら
【関連記事】"ニセ情報の発信源を探ると…SNSに溶けこむ「情報工作」、衆院選で活動激化? ディープフェイクに騙されるな
【関連記事】"就職氷河期で職を転々、自公政権不信で野党を応援してきたのに…元与党と合流なんて「裏切り」じゃないか